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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT西日本、5.2GHz帯を利用した最大36Mbpsの無線LANシステム

 NTT西日本は、5.2GHz帯を利用した無線LANシステム「WL-36」を10月7日より発売する。標準価格はアクセスポイント本体が14万円、ステーションカードが3万8000円。

 WL-36は、最大36Mbpsの通信がHiSWANa(High Speed Wireless Access Network type a)に世界で初めて対応した無線LANシステム。NTT東日本では9月30日に販売を開始している。クライアントごとに帯域の設定が可能なため、同時アクセスの際にもユーザー同士が帯域を圧迫することがなく、1台のアクセスポイントにつき最大50台までクライアントを接続できるため、大規模な無線LANネットワークが容易に構築できるという。また、5.2GHz帯を使用するため、2.4GHz帯を利用する電子レンジや医療機器への干渉も少ない。セキュリティ面ではDESを採用、従来の無線LANシステムよりも強固なセキュリティを確保できるとしている。

 アクセスポイント本体の標準価格は14万円、ステーションカードは3万8000円で、NTT西日本は年間にアクセスポイントを1000台、ステーションカードを1万台販売する予定。なお、10月1日より幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2002」では、松下電器産業の展示ブースにWL-36が出展されている。


□ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0210/021004.html
□関連記事:松下、IEEE 802.11a対応の画像伝送デモやネット家電など
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/10/01/pana.htm
□NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/

甲斐祐樹
2002/10/04 17:52

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