2006年04月28日

どっちにしようか検証用ヘッドホン

 最近ポータブルオーディオプレーヤーづいている俺だが、仕事用&趣味用にヘッドホンを新調しようかと思いまして。

 ステレオイヤホンはいろいろと使っていて、例えばSHUREのE5cE4cをはじめ多々持っているが、室内で使ったりポータブルオーディオプレーヤーの音質を比べたりする場合は、ん~、ヘッドホンの方が“使いやすい”とか感じる。音質云々以前に、耳への装着がラクなので聴き比べの際に疲れない。

 さておき、ハテ、どういうヘッドホンがいいかなぁとか考えてみたところ、というか手持ちのヘッドホン(主にAKGとパナソニック)を考えるにつけて、今度は別方向のものを、と思った。メーカーや機種によってけっこー音質変わるんで、なるべくいろいろなメーカーのを試したいなぁ、と。

 で、結局候補に挙げたのが、ソニーの2機種。ひとつは最近発売になったMDR-Z900HD。もうひとつはオーディオファンにも評価の高いMDR-SA5000。両機種とも、どちらかと言えばSACDやDVD-Audio向け、あるいはスタジオ等業務向けヘッドホンだが、音質の評価も高いし興味津々。

 ナマの耳には聞こえるわきゃねぇと思われる80kHzとか110kHzとかが再生できるってどーゆー感じなの? という興味とともにSACDにも手を出そうと思ったが、しかし、これらヘッドホン、どちらもけっこーなお値段である。一瞬、両方のヘッドホン化ってSACD環境も構築して聴き比べっ!! などと思ったものの、そーゆーコトは全然本業でもないので無理無理無理無理あり得なぁ~い(金額的にも装置的にも)と思った。

 さておき、どちらかを買ってみたいフィーリングであり、今後もーちょっと悩む予定だ。で、どちらか買ったあかつきには、ケンウッドのアレと東芝のソレとアップルのコレの音質を聴き比べて疲れてどーでも良くなったりしていきたい!!

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2006年04月26日

焦ってポチった残念感とOptimus mini three

 キーボード好きや有機液晶好きやヘンな周辺機器好きや珍しモノ好きやキレイなもの好き等々いろんな人から注目を浴びているOptimus mini three。ロシアのデザイン会社ことArt.Lebedev Studioが発売しようとしている、非常に珍しくも美しくも便利そうな3ボタンキーボードですな。

 これ以前にOptimus keyboardが発表されていた(2006年末の発売予定)のだが、これよりも先にOptimus mini threeの発売が決まった(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0202/lebedev.htm)。ので、拙者、ロシアのサイトにて速攻予約ですよええ!! 妙に親近感のある国のサーバにおける通販予約なので、なんか安心しつつ注文したってのは半分冗談だが、もちろん!! シルバーとブラックを予約ですよええ!! でも発売が延びてガックリですよ(悲)。

 まあいいや、とか思っていたら、今度はこのOptimus mini threeの日本国内予約が始まったとか。予約受付を行なうのは、GDEXTWOTOPShopUの各オンラインショップ。キーボード野郎にはShopUあたり、おなじみですな。

 各ショップとも、ロシアのサイトでの先行予約価格よりは少々値が高くなっているが、ん~、なんかこう、この国内販売が決まってから国内のオンラインショップで注文すれば良かったカモとか思ったりして。別にArt.Lebedev Studio関連を信頼していないわけではないが、会話において英語もロシア語もてんでダメというより日本語オンリーな拙者ゆえ、万が一の時に電話して日本語でやりとりできる安心感は大きい。正直、海外通販で非有名どころを使うとき、やっぱり品物が届くまでけっこー不安ですからねえ。

 でもまあ、日本でも手軽に買えるようになる雰囲気が出てきた。よろしいよろしい。だからみんなでガンガン買おう!! そしてArt.Lebedev Studioに大儲けさせるのダ!! すると本命であるOptimus keyboardが安くなるかもヨ!! と思ったが、売り手側が「へぇ~売れるねぇ、じゃあOptimus keyboardはガーンと強気な価格で行きましょう!!」となるかもしれないような気がしてきて不安です。

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2006年04月24日

東芝gigabeat S60Vをポチっ!!

 ケンウッドのHDD型ポータブルオーディオプレーヤーことHD30GA9の音に驚いて悩んみ、くわッ!! と思わず購入した拙者なんですけど、まだ箱開けてないんですけど、箱がコンパクトで驚いたんですけど、さておき、今度は東芝からgigabeat Sシリーズが発売になるとのこと。

 ポータブルオーディオプレーヤーというと、MP3を始めとする圧縮音声を再生する音楽プレイヤーとなりますな。で、ケンウッドのHD30GA9や東芝のgigabeat Sシリーズにおいて、ひとつの大きな“売り”となっているのが、この圧縮音声をより高音質(だと感じられるように)再生する機能だ。

 例えばMP3の場合、最近とくによく言われていることだが、原音からMP3へと音声を変換(エンコード)するときに、高音部分を大幅に減らしてしまう。人間の耳では判断しづらい高音部分の情報を減らすことにより、原音をなるべく損なわずに音声をよりコンパクトに圧縮しているらしい。……ただ、やはり高音部分の情報が減らされてしまうので、例えば同じ曲を音楽CD(非圧縮状態)とMP3(非可逆圧縮状態)でよく聴き比べると、その違いがわかってしまう。

 ケンウッドのHD30GA9や東芝のgigabeat Sの場合、その方法は違うが、前述の“MP3へのエンコード時に失われてしまった高音部分を補う機能”を持っている。どういうシクミだかよく知らないっスけど、主に大幅削減されてしまった高音部分を元のそれに近づけるカタチで復活させる。

 ケンウッドのHD30GA9に限って言えば、この高音部分復活が、けっこー驚けてしまうレベルで行われている。MP3、高音復活状態のMP3、音楽CD、と聴き比べると、あらまホント!! MP3<高音復活状態のMP3≒音楽CD、みたいな感じで音質が良くなっているフィーリング。単なるイコライザとは違う、自然な音質復元(!?)が行なわれている感じなのだ。ま、曲や元のMP3データによっても“効き”が違うんですけどネ。

 でまあ、そういう驚きを体験してケンウッドのHD30GA9を買った俺なんですけど、まだ箱開けてないんですけど、箱がコンパ(以下同文)、さておき、こうなるとやっぱりiPodとケンウッドのHD30GA9を聴き比べてみるに決まってるじゃないですか。さらに東芝のgigabeat Sシリーズの音も聴いてみたいじゃないですか!! ってコトで東芝のgigabeat S60Vを「ポチッ!!」とするじゃないですか!! でしょ!? ね!? そうしますよね!! ……しねぇか普通は。

 てな感じでポータブルオーディオプレーヤーづいている最近の拙者なのであった。

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2006年04月21日

ケンウッドのHD30GA9には驚いた

 ケンウッドのショールームへ行ってきた。某編集部の某編集者が拙者との打ち合わせの後、ケンウッドへ取材に行くというので編集者に寄生するカタチで付いて行ったのだが、ソコでいくつか衝撃を受けたりして。なお、もしかすると個人だと(取材とかじゃないと)入れない場所だったかもしれないので、誰でも下記のような機材に触れられるかどうかは知りませんが、悪しからず。

 で、主にカーオーディオとカーナビの取材のようだったが、まずひとつ、急激に欲しまってしまったのが、カーナビ(HDDタイプ)のHDV-770。OSとしてMicrosoft Windows Automotive 4.2を搭載したカーナビなんですけど、内容はフツーのカーナビ。しかし、そのインターフェースが非常に使いやすかった。タッチパネルのみでサクサクと各種機能を使えちゃった。もちろん初めて触れるナビだったが、タッチパネル式のナビでここまでスムーズに操作できた製品は初めてであった。

 ふぅ~んケンウッドのナビって使いやすいじゃぁ~んと思っていたら、iPodの接続デモを見せてもらえた。iPod対応ナビとかカーオーディオってまあ流行中なんで、それ自体は珍しくないが、HDV-770の場合は操作感がよくて高速であった。タッチパネルを操作した後の反応が良いので、操作時点で遅いという印象がない。また、他の機種のような(CDチェンジャー等用インターフェイスを使った)iPodインターフェイスとは違って、iPod内のファイル名等データを高速でナビが読む=リスト表示等も非常に速い。

 拙者とかiPodユーザーなんですけど、前述のタッチパネル(およびそのインターフェイス)の使いやすさと、このiPodとの連携性の良さでカーナビの買い換えを考えちゃったりした。が、ナビって使い始めると、ナビ内に登録地点等々の設定データがたまるし、またクルマに装着するんで交換の手間&交換費用もかかるゆえ、どうにか物欲を抑えることができた。

 あとこのナビ、音がかな~りイイのかもしれない。愛車には5.1chのスピーカーを載せ、音質等調整も比較的にシッカリしていると思うのだが、そのナビっつーかHDV-770に比較的に安価系のスピーカーをつないだセットから出ている音を聴いたら、ん~むむむ、2chでここまで鳴っているのは、HDV-770がイイのかウチのがイマイチなのか……とちょっとイヤな疑問が生じてしまった。

 音質と言えば、話のついでに見せてもらったポータブルオーディオプレーヤーのHD30GA9(←音が出るページなのでプチ注意してネ!!)。これには、かなり、強く、驚いた。

 HD30GA9体験の結末から言えば、全く同じMP3ファイルを再生しているのに、某林檎社製の大人気製品とHD30GA9では、まったく音が違うのである。明らかに違う。何ソレってほど違う。そのショールームにあるチョイと高級なスピーカーにつないでもらったりすると、イヤになっちゃうほど違うのである。

 説明ではSupreme(サプリーム)と呼ばれる独自技術(MP3等の圧縮音声で失われる高音部分を補間するもの)やプレーヤー本体の回路周辺技術によるものなンだそうだが、そういう細かいことはこの際どうでもよく、非常に非常に鋭く緻密だが乱暴でなくむしろエロティックな音が出てくる。ジャズギターやジャズドラムの(弱い)シンバル、そういう楽器特有の脳味噌ん中に染み込んでくるような高音の広がりが全然違った。わりあい短時間の聴取だったのでイマイチ細かいところまでは判断できなかったが、ソレっぽく言えば、空気感があるような自然な音だろうか? クラシックなんかを聴けばもっとよくわかったかも。

 ちなみに、各ポータブルオーディオプレイヤーでMP3/320kbpsで聞き比べた後、同じ曲をCDでも聴かせてもらったが、HD30GA9(MP3/320kbps)とCDの音質は、ん~どっちがどっちかナてなくらい近い気がした。高音域とかイコライザ的に持ち上げてるのかなぁと思ったが、実際の出音には、そういう印象っていうか違和感がなかった。よく聴いている曲を聴き比べないとわかんないかも……特に取材という特殊な雰囲気の中では判断つかないっす。ともあれ、なくなったハズのMP3の高音域を補間しちゃうSupremeって……と驚かされた。

 実はこの日の取材の目玉は、U717という1DINのカーオーディオ。U717はUSBフラッシュメモリ上のMP3を再生できるヘッドユニットであり、その製品についての説明が最も長かったような気がするが、衝撃度はHD30GA9が最強な感じであった。

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2006年04月19日

ドット絵表示もできるUSBメモリ

 ぬぬぬ!! コレは欲しいよええ欲しいですとも!! とか思ったのがBroadBand Watchの『気になる! itemズ』で紹介されていたUSBメモリ

 USBフラッシュメモリユーザーなら誰もがちょっと気になるのは、メモリ残量を本体内蔵の液晶に表示可能なタイプ。ソコに紹介されていたのもそういうタイプなのだが、プラスαの魅力として、ていうか俺が大きな魅力と感じた要素として、液晶上にオリジナルの画像を設定できるという点。液晶に好きなドット絵を描けちゃうんだヨ!! という容量残量表示液晶付きのUSBフラッシュメモリなのであった。なお、製品としては、ソリッドアライアンスのELEVE LI 1000である。

 LI 1000の機能は、フツーのUSBフラッシュメモリであり、本体内蔵の液晶(モノクロ)にメモリ残量やUSBメモリデバイスのボリュームラベルやUSBメモリをPCから取り外した時刻の表示ができる。これに加え、付属ユーティリティLCmonitorで作成(ドット絵を描いたりする)した24×80ドットのグラフィックをその液晶上に表示させることができる。

 こりゃ楽しそう!! と思って速攻購入モードに入ったが、その直後に購入停止モードにも入った。というのは、LI 1000の液晶にドット絵を表示した状態だと、USBフラッシュメモリ残量を表示する等ができないという仕様っぽいから。表示の切り替えは前述のユーティリティLCmonitorを使わないといけない=表示切替にはパソコンが必要となる。

 あー惜しい!! これで表示が自動切り替えだったりしたら速攻購入だったのに~。でもそのうち自動切り替えバージョンが出て……くるのかしら!? ともかくそーゆー新型を期待したい。

 ……ああっ!! とビックリしたのは、この物欲記事を書いている方が、またもや“kizukiさん”であったことだ。2006年04月05日のエントリでも書いたが、この著者さん、非常に頻繁に“ピンポイントで俺のハートに突き刺さる製品を採り上げまくる人”なのであった。なんか、サーバーの彼方にいる物欲仲間というキモチ、かも。

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2006年04月17日

DVIでUSBマウスでPS/2キーボードなPC切替機

 ラトックシステムから多機能マウス対応PC切替器が発表になった。そのニュースを読んだ俺の場合、「あぁ以前だったら予約買いしてたなァ」と思った。

 一昔前はデスクトップでノートPCを使っていた拙者。最大の理由は、ディスプレイとPCがデジタル接続だからだ。っていうかノートPCはみんなそうなんですけど、デスクトップPCをディスプレイと繋ぐ場合、PC側もディスプレイ側も、多くはアナログの入出力インターフェイスしかなかったんですな。

 インターフェイスがアナログである場合、ビデオカードやケーブルやディスプレイの回路性能により、画質が変わる。滲んだりノイズが入ったりしがち。高品位なビデオカードと高品位なケーブルと高品位な(回路を実装した)ディスプレイを使わないと、きれいな表示を望みにくかった。またこれらのアナログ的相性問題もあったりする。こだわるほどにお金がかかったので、最初からノートPCでいいやと考えていた拙者。

 ディスプレイとPCがデジタル接続されれば、ケーブルやビデオカードやディスプレイのハードウェア的品位はあまり重要でなくなる。色がどうのって問題は残るものの、ディスプレイの解像度をしっかり生かせるし、細かな相性問題を気にする必要もなくなる。デジタル信号をアナログ信号に戻して再度デジタル信号に変換して使うアナログ接続と比べたら、デジタル接続はハードウェアが本来持つ表示に関わる性能をより十分に発揮させられるというわけだ。

 でもそういう切替機がほとんどなかった。ディスプレイのデジタル接続に対応する切替機がほとんどなかったんですな。その後デジタル接続対応版が出てきたりしたが、しかし、今度はマウスもキーボードもUSBタイプのものしか接続できない製品ばかり。

 拙者的には、ディスプレイはデジタル接続で、マウスはUSB接続で、キーボードはPS/2接続であるPC切替機がイイなぁと考えていた。ディスプレイがデジタル接続であって欲しい理由は前述のとおり。マウスはUSBの方が(経験上)トラブルが少ないし、多機能マウスにおいてはUSBの独壇場。キーボードは使ってるのがPS/2接続だからということで。……ちょいと考えてみると、ややマニアな方だと、ディスプレイはDVIでマウスはUSBでキーボードはPS/2、てなパターンが多いような気がする。

 でまあ、ソレに真っ向から対応しているのが前述のラトックシステムのREX-220CXDってわけですな。以前なら「わー!!」とか思って予約買いしていたと思うが、現在は複数のデスクトップPCを同時に使うケースが減っているので、そこまで急いで買わないキモチ。複数PCを使う場合、デスクトップPCのサブとしてノートPCを使うケースが増えている俺ってわけでした。

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2006年04月13日

コンセプトモデル欲しぇーッ!!

 2006年02月20日のエントリに書いた“Sony Chronicle 2006”の件。コレが先日届きまして(買いまくり野郎に無料贈呈だったヨ!!)、開いて見たら非常に楽しい一冊であった。が、一部素晴らしく魅力的な往年の装置が省かれていたりして微細にガックシ感あり。でも総じて楽しめた。

 おもしろかったのは、コンセプトモデルの紹介。そのまま出てたら俺が絶対に買ってたサイバーでカッコ良くて触りたくてしょうがねえようなデザインの品々が見られた。んですけど、ソレを買って使って実用的なのかどうか、は、まぁスペックもよくわからないのでどうこう言えないものの、フツー的消費者は手を出さないのかもなぁと思ったりした。

 んですけど、恐らく意匠的優先度の高いコンセプトモデルって、とりあえずそのビジュアル面が魅力的ですよね。モノにもよりますけど。バブルの頃は、超尖ったコンセプトモデルがよく発表されて、またソレが台数限定でかなり高価にて発売されたりし、さらに速攻で売り切れていたりもして、しかも中古販売店でヤケに高値にて並んでいたりもしたが、最近ではそーゆーコトもなくなった。

 最近目に入ったコンセプトモデルとして、例えば富士通のUltra Mobileなんかは思わず買わせろコンチクショーな一品だと感じた。冷静に考えたら使いにくそうですな。目も手も疲れそうですな。華奢っぽいヒンジが多くて壊れやすそうでもありますな。けど、欲しいじゃないですかこんなモン!! 俺が買うから販売すれ!! みたいな。でも、出しても買う人少ないんでしょうねえ。

 あとニコンのデジカメのコンセプトモデルで、1はいかにもコンセプトモデル然としていて、買う人少なさそーな印象だ。2は、ていうかソレって既になかったっけ!? というモデル。なのだが、3は販売すれコラ!! とか思った一品だ。

 ある意味ライカっつーかむしろ現在ではパナソニックな味付けだが、こんなのは恐らく往年的カメラ親父一撃性能が非常に高いと思われるインダストリアルデザインですよ。軍艦部に古いNikonのロゴが刻印されていたりしたら、家庭内に若干の不和をもたらしながらも衝動買いする方が続出するんじゃなかろうか?

 何となくオリンパスのO・productというカメラを思い出したりして。1980年代後半に台数限定発売されたカメラだが、金なくて全然買えなかった一台だが、友達が衝動買いしたのを見せてもらってスーパー羨ましかったが、外観的衝撃が大きかった一台だ。

 質実剛健でコストパフォーマンスが高い、てのはいつの時代でも求められる要素だが、景気が上向きになってるらしいので、そろそろ、良い意味で尖ったり飛び抜けたり突き抜けたりしているプロダクトが、出てきて欲しいモンですな。一度買ったら、いや一度見たらもー何年も忘れられないし何年も魅力的だと感じられるような最強に強まった製品に。

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2006年04月11日

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (2)

 引き続き、Intel MacとBoot CampとWindows XPのコトなど。

 Intel製CPUおよびその周辺アーキテクチャを採用したマッキントッシュコンピュータ(←今は単にMacって呼ぶのかしら!?)のコトを通称Intel Macと言うわけだが、このIntel Macはその名の通りMacで、Mac OS Xが動く。OS Xなんかなァ~とアツくなりがちな旧来からのMacユーザーの気持ちはさておき、Macとして使えるIntel Macなわけですな。

 でも、以前のMacとは違って、コンピュータの土台部分がIntelな機構になっているので、このIntel MacではWindowsが動いちゃうかもしれないという期待が大きかった。で、その期待がパンパンに膨らむ前に、アッサリとアップル社から“Intel Mac上でWindows XPを動かすためのツール的ソフトウェア”が公開された。ツールを使うとどうなるのかは、PC Watchのレポートで読める。

 Intel MacにBoot Campを適用しつつWindows XPをインストールすると、なんかフツーに問題なさげな雰囲気で“マッキントッシュコンピュータでWindowsも(Mac OS Xも)併用できるようになる”わけだ。どっちのOSを使うかを適宜切り替えて、つまりマルチブート環境で使えるようになるわけですな。

 すニャらしい!! これは欲しいニャン!! などと柄にもなく思わずねこ言葉を発してしまうほど、物凄く魅力的な出来事である。こんなコトであれば次に買うパーソナルコンピュータがIntel Macになる可能性を激昂的に急上昇しまくらせざるを得ないではないかッ!! 積極的にIntel Macに関する情報を脳内に焼き込んでしまうではないかーッ!!

 ていうかですね、俺とか最近はバリバリのWindows野郎ですけどね、昔はMacをヘビーに使ってたんスよ。また周囲にMacユーザーが少なくなく、再度Macを使いたいなぁと思うことも。さらにMacを使ってれば細々した問題もなくなるのになァと思うケースも少々──こないだサウンドデータをMac(OS X)ユーザーと交換しようとしたら、なんかアレなんですかねぇMac OS XとWindows XPではFAT32フォーマットのHDDとかでも共有できないっぽいんですけど、そういうモンすか? ネットワーク経由かCD-R等によるファイル交換になるんすか? てなわけで、こんなに面倒なら俺かソイツが新たにMacかWindowsマシンを買ったほーが早いよねぇ、てな話になった。

 こういうプライベートな件だけでなく、MacとWindowと両方使いたい人は多いと思うんですな。でも両方のマシンを買うにはお金がかかる、し、2台もぉ~と面倒&不便がる人が多いと思う、し、結局はどっちかのマシンがサブになるので装置およびソフトウェアにそこまで投資できないってのが現状だと思う。

 そこで、1台でMacにもWindowsにもなるマシン。Intel Macなら、古いOSは現実的ではないと思うんですけど、Mac OS XとWindows XP(さらにはVista!?)が使える。これは何しろ魅力的。エミュレータとかナシでOSがコンピュータの力を全部使えちゃうのダ。

 寺田さんらを始めとするOS9系ハードコアユーザーには有り難みゼロの可能性が高いが(竹熊さんはマニア的視点および編集家的視点から喜ぶカモ)、あまりディープでないMacユーザーにはとりあえず朗報っスよね。あとWindowsメインのユーザーにもMacOSでしか動かないソフトが使えるというメリットがあり、それ以上に、あの美しいハードウェアをキモチよく使いつつのWindows環境が得られるっつーのが魅力的だ。

 フツーにビジネスの現場でもIntel Macは好まれるんでしょうな。お仕事となると絶対と言えるほどWindowsマシン(ていうかWindows XP等のWindows系OS)が必要になる。が、Mac OS環境も時々あるいは常時必要。でも経費抑えたい。となればIntel Macとなるのは当然っぽい流れに思える。

 ……ただ、フォント資産を重視するデザイナーさんらや、あるいはOS9まで対応的アプリケーション命の作家さんらは、もしかしたらこれからドギャーンと売れるかもしれないIntel Macと同時にズギャーンとスタンダードになりまくるMac OS Xへのガックシ感が高まるのかもしれない。

 ふと思ったけど、サードパーティがMac互換のコンピュータを出して来たりするのかも!? 以前はありましたよねぇそういうの。現状のMacもスゲくカッコ良いのでナイスだが、サードパーティが参加すると、Intel Macの選択肢が増えて楽しくなるかもしれませんな。ハードウェアの多様性は物欲野郎のトキメキの源泉ですし。って、アップルはそーゆーコトさせないのかしら!?

 ともかく、Intel MacとBoot CampとWindowsは、わしらエンドユーザーに大きな夢を与えちゃったような気がする。

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2006年04月10日

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (1)

 マックユーザーっていうか信者からすると、Windows寄りアーキテクチャなんぞに魂を売った糞ゲスMacっていうかIntel CPUなんぞ載せやがった忌々しいMacなんぞ誰が買うかいや買ったその場でハンマーでぶち壊してくれる~、とまでは思わないかもしれないけれど微妙な新型MacことIntel Mac。一方では、マッキントッシュコンピュータ上でWindowsが動くカモーッ!! と心躍らせた人も多かった。

 Intel Mac登場後、しばらくして、どーも素のIntel MacじゃぁWindows動かないみたい、となった。が、全世界の好奇心旺盛人物たちはその程度では全然諦めず、またこれらの人を喜ばせる(正しい意味での)ハッキングコンテストなんかも開かれて、よりいっそう「Intel MacでWindows XP動かそうゼ!!」という動きが加熱していった。

 こーゆー時期のこういった出来事とゆーのは、数年とか十数年先に出版されるコンピュータのナントカ史とかいう書籍の一節となって熱く語られたりするんだろうなぁ……とか思っていたら、本家のアップル社がIntel MacでWindows XPを動かせるようにする(BIOS代わりとなるソフトウェアとなる)ツールこと“Boot Camp”を公開した。

 これが公開されたのは4月5日なんスけど、この日の拙者は何か猛烈に忙しく、あぁ疲れた明日も早いしと思って寝ようとしたら疲れ過ぎで眠れず、久々に竹熊健太郎さんの“たけくまメモ”を読んだらオモシロ過ぎでコーフンして過去ログから全部一気に読破しちゃったと思ったら仕事に行く時間が来て眠気とガチンコ勝負しつつ出かけて仕事して終えて帰ってきて一息ついて酒呑んだ瞬間意識が滅亡であって起きたら4月7日の午後であった。

 4月5日にBoot Campの公開を知り、わーオモシロそ~とか思いつつもソレより愉快なたけくまメモを読破しながら4月6日を迎え、そのまま徹夜状態で仕事してバタリと眠って4月7日の午後となった。なんか久々に時間感覚がヘンだなぁと思いつつWebサイトをパラパラとブラウズしていたら、この時間感覚をよりいっそうヘンにさせる記事が掲載されていた。具体的にはコレコレ

 俺的感覚では、昨日公開されたBoot Campなのだが、ソレの実使用レポートがもう2本も上がっている。早っ!! ま、1日に1本ずつのレポートとなるので、PC Watch的にはフツーなのかもしれないが、興味津々事項に関する比較的に詳細な実使用レポートが即日感覚で読めるという点で、ん~Webは偉大だなぁと思ったわし。しかもタダだしねぇ。

 コレ読んだら、あら、これは、なるほど、ていうか、Boot Campの出現によりIntel Macが売れまくりで激品薄になるんではなかろーか、とか思った拙者であった。俺とか今、金すげーナイんですけど、衝動買いしたくなっちゃったヨ~Intel Mac。

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2006年04月07日

あら、おもしろい、もっと見せて!!

 打ち合わせに来た編集者が「あ、コレおもしろいスよ」と教えてくれたのが、ライフカードのWebサイト。「あのカード切るCMの続きですよ」と。

 オダギリジョーや劇団ひとりが演ずる「どーすんのよ俺」とか言うテレビコマーシャルですな。ソレの続きがそのサイトで見られる。別のカードを選択したケースや、後日談っぽいストーリーが、けっこう長い映像として置かれている。

 それを見て、なるほどこりゃオモシロイなぁと思った。ていうか、そうか、なるほど、コレおもしろいけど、こんなにバリエーションあったり尺が長かったりしたら、テレビじゃ放送できないですな(広告費関連で)。で、Webで流してるのか、と。

 フォルクスワーゲン社のポロというクルマに関する、超過激テロ方面CFがネットで流れて大騒ぎになった件があるが、まあソレとはちょっと違う気がしてきたが、いわゆるVIRAL CM。テレビじゃ流せない過激or長尺な内容のCMを、規制のない(というか自主規制主義の)インターネットで流して広告効果を得るという手法がある。前述のライフカードのそれはネットで今時的に言われているVIRAL CMとは風味が違うが、にゃるほど~これは口コミ効果が大きいし思わず見ちゃうよね、と思った。

 ていうかやっぱCMってオモシロいですな。テレビ番組の間の15秒や30秒の方が楽しかったりすることも多いし。そのクオリティ&ノリでより長いCMを作っているあたり、やはり楽しめたりする。

 もっとCM見たいなぁネットで、と思ってググってみたらテレビCMリンク集というのが既に存在していた。見きれないほど多量のCM映像リンクがある。さらに検索してみると、懐かしのCMなんてのもチラホラ。

 ていうかTV CMって単純にオモシロイんで、超古いのからマイナーなのから全部、ネットで公開しまくって欲しいっス。オンデマンドだからユーザー的に便利だし積極的に見るし。「その衝撃は、この後スグ!!」とか言われて見せられるCMおよび番組の拍子抜け結末は、見た瞬間即イラつくだけで逆効果ゆえ、ぜひネットでCM映像だけたっぷり流しまくって欲しい。

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2006年04月05日

愛読ページは『本日の一品』

 絶対読んじゃう連載Web記事は? と言われたら即答するのがケータイWatchの『本日の一品』である。便利だったりオモシロかったり風変わりだったりするけど気になる、という製品がコンパクトにレビューされている記事だ。

 いろいろな方が書かれているが、特に拙者に“刺さる”のがゼロ・ハリさんとkizukiさんの記事。お二方とも、興味の方向が俺とよく似ているように思える。

 ゼロ・ハリさんの記事は、もーまたそういう思わず欲しくなるモン紹介するぅ~という感じで、知らなきゃ散財しなかった世界を知らされて困ったりして。拙者的には必要ナイんですよ。でも楽しそうで使ってみたい感じのモノが出てきて少々ヤバめ。

 kizukiさんの記事は激ヤバである。ピンポイントで俺のハートに突き刺さる製品を採り上げることが多い。スゲぇ遠くから鋭い矢が高速で飛んできてツポッと刺さる感じ。

 先日などはこのような記事をお書きになりやがったのであって、すなわちX-keys Stick(16 Keys)のレポートであり、こりゃ欲しい!! とか思ったので、記事を読んだ直後に速攻購入なのであった。上からUSBメモリが挿せるハブの時はギリギリ抑えられたが、ブログネタ記入リフィルの時もどうにか抑えられたが、上面ボタンiPod操作グッズの時は運良く第五世代iPodユーザーなのでセーフだったが、たびたびこちらに向かって鋭い矢を放ってくるkizukiさんである。

 あるいは、kizukiさんはOptimus mini three keyboardを予約していたりするのだろうか? そしてこの発売がMayからJuneに延びたからカッとなって近くにあったバールのようなものでマウスをクリックして思わずX-keys Stickを購入してある種の逃走を図ったのだろうか? って考え過ぎですな>俺。

 ちなみに、X-keys Stickだが、ちょいとおもしろかったりする。うまく使うとコンパクトキーボード上でG15 Gaming Keyboardのような利便を実現できるかもしれない。もうちょっと試してみて、できればそのうちレポートしたい。

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2006年04月03日

クルマでiPodをiPodらしく使える!?

 拙者のクルマにはナビ兼オーディオとしてパイオニアのサイバーナビAVIC-ZH900MDを超激搭載している。あ、バージョンアップして、機能をAVIC-ZZH990MD相当にしております。

 さておき、最近iPod(第五世代)を使っており、何だかんだでiPodはやっぱり便利なのであり、60GBなので音楽も多量に入るのであり、これをクルマで使いたいと考えた。前述のAVIC-ZH900MDにはAUX入力があるので、iPodからの音をカーオーディオに入力できる。んだが、こんなのがあると知ったら使いたいじゃないですか!! メーカー価格で税込10,500円なら買うじゃないですか!! そして買って使ってみたら……イマイチじゃないですか!! 悲しいじゃないですか!!

 イマイチだったのは、iPodの操作性がやっぱりなくなっちゃう点。カーオーディオからiPodを制御できるので、カーオーディオユーザー的観点からはちょっと便利であり、iPodを充電しつつ高音質で再生できて良いのだが、iPod内の多量の曲をカーオーディオから検索していくのは、やっぱりちょいと違和感が残る。

 そんなところへ、このニュース。ハーマンインターナショナルから、iPodの操作性をそのまま生かせるっぽいカーオーディオ用iPodアダプタが出てくる。drive+playという製品ですな。

 drive+playを使うと、カーオーディオとiPodをFMトランスミッタ経由もしくはライン接続でつなげられる。別途AUX端子もあり、iPod以外の外部オーディオ機器もつなげられるようだ。特徴的なのがコントローラー部分で、これを使うと“5個のボタンと回転リングにより、クリックホイールと同様の操作でiPodのコントロールが可能”になるらしい。

 これスゲく良さそう。ていうかAUX入力のあるカーオーディオ使ってるんなら、iPodを直接そのカーオーディオに繋いでiPodを操作すればいいんですけどね。でも、前述のイマイチなアダプタを使って残念感および残尿感および残響音を感じている俺としては、このdrive+playに強い魅力を感じる。

 だが、気になる点がいくつか。現在はdrive+playの製品紹介ページに細かな情報が掲載されているが、発表直後は細かいコトはわからなかった。ので、ハーマンインターナショナルのお問合せ窓口に電話してみた。日本語表示はちゃんと出るのか、みたいなコトを(ちゃんと出るそうです、けど、英語表示時よりフォントサイズが大きくなるそうです)。

 そしたらですね、窓口の人がめちゃイイ人でですね、拙者とかその人の人柄でこのdrive+playを買う気になっちゃったりしましたよええ。ハーマンはJBLとかAKGとかいったスタジオ系ピュアオーディオ系の高級品扱っているから、窓口の方も非常に紳士的なんだなぁとは思ったが、それ以上に、単なる好奇心野郎からの一本の問い合わせ電話にそこまで丁寧かつ的確かつ親切に対応してくださったっつーコトに、久々に心が潤った気分。

 最近のメーカー窓口等の印象は、どこも悪くナイっつーかイイんですけどね一昔前と比べたら。どこも心象が良い。のだが、その人間味から買う気にさせられたっつーのは、ホントに久々である。

 商売ってそーゆーモンなのかもしんない。

 20万円パソコン買う気満々状態が店員の一言で消え失せることもあれば、興味本位を買う気モードに昇華させる対応もあるんだなぁ、と。これは、技術だなぁ、と。

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