2006年05月31日

防水ケータイG'zOneの新型、W42CA

 携帯電話各キャリアから続々発表されまくる2006年夏モデル端末。の中で、拙者のハートを揺さ振りすぎて逆にハートブレイク状態に陥るかもしんない~、と思ったほど惹かれたのは、auはカシオ製端末のG'zOne W42CAである。

 G'zOne W42CAの詳細は製品紹介ページをご参照いただきたいが、俺的には速攻で買いたい気分であると言える。現在使用中のau端末であるW41Tも、まずまず気に入っている。が、このW42CAったら、俺のニーズを非常に強烈に満たしているゆえ、めったなコトが起きない限り、拙者は必ずW42CAを購入するのである。

 ちなみに、上記の「めったなコト」とは、例えば、ただただauが滅亡するとか、日本が沈没するとか、世界が消滅するとか、カシオ社から直接「あなただけにはW42CAを売りません」と拒否されるとか、欲しすぎるばかりにW42CA発売前に拙者が高いところへ他界する等々、やむを得ない事情を指すが、ここまで書いてイチイチ説明することでもねぇやと思った。

 W42CAは、アレですな、G'zOne TYPE-Rの後継機種ですな。防水であり衝撃にも強いというアウトドアに良く向く端末。ドコモのFOMA端末であるSO902iWP+も防水ケータイだが、W42CAは防水&耐衝撃という気合が入ったモデルだ。

 ていうか防水&耐衝撃という点では、W42CAの前の機種にあたるG'zOne TYPE-Rもそう。だが、新型にあたるW42CAは、前の機種から多くの点で“ナイスな改良”が施されていると感じる。拙者的にナイスと感じたのは、例えばAF付きの207万画素デジカメ機能、microSDに対応したこと、WIN端末でありPCサイトビューアーを搭載したあたり。前の機種を使っていて欲しかった機能が全部搭載されたという印象を得た。

 これでBluetooth対応だったら文句ナシ……と思ったが、正直、俺的には、その外見がビミョーかもしれない。ま、きっと慣れちゃうと思いますが。って今から買ったつもりになってる俺ですが。

 あと、コッソリと期待しているのが、この端末のデジカメ機能だ。実は家族の者がW41CA買ったんですけど、このデジカメ機能(AF付きで207万画素)で撮った写真がイイんですよけっこー。AFってアルとナイじゃ大違いで、あると撮影時にプチ時間がかかって微細にウザいものの画質が非常に良いと感じられる。ケータイにおけるデジカメ機能でAFが流行ってない頃は、「ケータイのデジカメ機能は130万画素とかで十分」とか思っていた俺だが、メモリ容量が増えたことと画質的向上が見られる現在では、ゼヒAFが使えるケータイを!! とか思ったりしている。

 てなわけで、W42CAの発売を心待ちにしている俺なのであった。

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2006年05月29日

パイオニアのSkype向けコードレスホン

 Skype対応製品出まくりの昨今ですけど、拙者的にけっこー気になっているのがパイオニアコミュニケーションズのTF-FS55Mである。

 これ、基本的にはフツーのコードレス電話機。固定電話回線に接続すると、単なるコードレスホンとして使える。で、充電台(クレイドル部!? ていうか親機か)をパソコンとUSB接続すると、いわゆるUSBハンドセットとしても使える。付属のSkype連携ユーティリティをパソコンにインストールしておけば、Skypeの機能を電話機上で操作できたりもするようだ。家の電話とSkypeを、ひとつの電話機で使っちゃいましょう、てな製品ですな。

 気になっているのは、その機能がけっこーしっかりしていそうな点と、あと、パイオニア製であること。オーディオメーカー(今はAVメーカー!?)のイメージが強いパイオニアだが、実はけっこーカッコイイ電話機を多々作っていたりする。あと、デジタルコードレスホンに力を入れていたりもする。そーゆーメーカーが作るSkype対応電話機ってのはどーゆー感じなのか、と。

 ただ、拙者的にいきなり残念なのは、このF-FS55M、アナログ無線式コードレスホンなんですな。無線LANへの干渉を考慮したっぽい仕様だが、んー、微妙な気がしたりして。あと、よくわかんないんですけど、留守番機能はナイんでしょうか? みたいな。

 あーんなにいっぱいデジタルコードレスホン作ってて、もちろん留守番機能付きコードレスホンもあるわけだが、そこから見ると、なんかこうTF-FS55MはSkypeに寄っている製品でありかつ電話機としての機能が不足しているように思う。例えばこういう多機能コードレスホンが、Skypeにも対応してくれたりしたら速攻予約モードなんですけど。

 Skype対応のハンドセットや電話機系って、まだ“とりあえず出してみて様子を見よう”てな時期なんでしょうか。TF-FS55Mはシッカリできてる感が高いが、全体的に見ると、なんか中途半端な機材が多いように思う拙者だったりする。

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2006年05月26日

VAIO type U 買いたい欲が増大

 その後も新しいVAIO type Uの情報を数時間おきに眺め、考え、ん~欲しいにゃぁ~と思いつつ仕事してる俺なんスけど。

 ソニーの製品紹介ページで、今度のtype Uのページ、俺的には非常にヤバい。新VAIO type U購入を後押しする情報が多々あって困る。例えばナビゲーションの項目あたりは、一時期の“サブノートでカーナビならソニー”みたいな記憶を蘇らせる。

 ナビなんつーモノはですね、クルマならカーナビが便利なんですよ。徒歩ならPDA系とかauのEZナビウォークなんですよ。海上ならタフブックに電子海図でしょ。てなコトはわかっているのである。

 が!! 新VAIO type Uと同時に発売されるVGP-BGU1!! Bluetooth GPSユニット!! ソニーが真っ向からBluetoothでGPSレシーバ!! そして新VAIO type U には、プロアトラス2006 for VAIO とかゆー電子地図がプリインストールされているっぽくて、なんかワクワクしちゃいますな。もー。イヤン。

 あと、新VAIO type UでAVしましょう的なページ。ポータブルマルチメディアプレイヤーが多々ある現在、わざわざ新VAIO type Uをマルチメディアプレイヤーとして使わないだろうなぁ、とか思った矢先に「あっ」と思ったのがVGP-BRM1。Bluetoothレシーバですな。

 Bluetoothレシーバは他にも多々あるんですけど、このVGP-BRM1についてはこんな記事が見つかった。本文後半にですね、“Bluetoothのチップセットの特性によるノイズを低減するため、専用DACを搭載”って書いてありますヨ!!

 Bluetoothヘッドホンを多々試した拙者だが、どの製品にも多かれ少なかれBluetooth特有のシャリシャリしたノイズがあった。けど、もしかしてこのVGP-BRM1使うとノイズが激減したりするのかも!! とかやっぱりワクワクしちゃう俺なのであった。でも、VGP-BRM1のsonystyleモデル(!?)に付属するポータブルオーディオプレイヤー側のアダプタは、なんかウォークマン専用?

 ともあれ、久々に興味深いポータブルPCとなった新VAIO type Uと、やっぱり興味深い周辺機器。その後、HDDレス・フラッシュメモリのみの新VAIO type Uが発表されたりして、こちらも良さそう(でも高そう)。なんかソニー、最近元気っぽい感じですな。

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2006年05月24日

スライド式キーボードのVAIO type U

 日帰り関西旅行(ていうか仕事!?)から帰り、今度はやっぱり純粋に関西方面を旅行しまくりたいなぁと思い、友人に「関西行こうよ串カツ旨いよ街も超オモシロイよ~」的なメールを送って盛り上がり、じゃあ行こうゼてな話になり、そんなら日本橋とかで機材も買おう~太陽の塔も見よう~、しかし旅費はどのくらいかナけっこーかかるんだよね新幹線ってさぁとかメール送受信しまくっていたら、あらま!! こんなんが出るらしいじゃありませんか!!

 すなわちソニーの新型VAIOであり、新しくなったVAIO type Uである。

 やば。これ欲しいわ。“店頭予想価格は17万円前後の見込み”らしい。興味津々。で、ソニーの製品紹介ページにあるフラッシュコンテンツ(!?)を見ていたら、コレかなり小さそうであり、オリガミとかよりもナルホド感が高い気がしてきて、スゲく欲しまってしまった。即座にsonystyleにて先行予約エントリーしてみた。

 使用感的にはザウルスっぽいのかしら、ていうかW-ZERO3っぽいのかしら、でもOSはWindowsXPだから、PDA的な苦労っていうかPDAに積極的に慣れていく必要みたいなモンは薄そうであり、やっぱけっこう良さそうである。ただ、良さそうっても、マニアックな観点からの魅力ですな。持ち歩くPCとしての実用性やコストパフォーマンスを考えたら、たぶんVAIO typeTのほーが上であり、あるいはレッツノートR5なんかのほーがイイと思われる。

 けどですね、ちょっとそこのマニアックな方、考えてみてもくださいよ。こういう性能でこういう容量でこういう接続性のポータブルコンピュータって、一時期はマジで夢のマシンだったハズ。IBMのウルトラマンPCにムムムムッ!! と思った人や、OlivettiのQuaderno33にウヌヌヌッ!! と感じた人にとって、今度のVAIO type Uったら、そーとーキませんか!? あ、話が古い? じゃあOQOとかよりずっと手ぇ出しやすくありませんかっ、とキたもんだ。

 ちょっとドキドキしちゃうよネ!! VAIO type Uの製品紹介サイト見てると欲望と出費で手に汗握っちゃうよネ!! とか思った。

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2006年05月22日

EZナビウォークで関西へ

 関西に行ってきた。東京を出て、神戸→京都→大阪、と歩き回って最後に串カツ(前に“串揚げ”と書きましたけど、大阪では“串カツ”が正しいっぽい通称のようだ)を食って帰ってきた。日帰りっス。

東京を出て→神戸→京都→大阪

 って遊びじゃないんですよ仕事だったんスよ。内容的にはauのGPS端末で使えるEZナビウォークの新サービス(というか機能)の、3Dナビ声de入力あたりを試すという感じ。久々にゴリゴリとEZナビウォークサービスを使ってみたのだが、やはり便利ですな。

 EZナビウォークサービスは、主に仕事とか、あるいはどうしても行かなきゃいけない場合に使っていた。仕事で打ち合わせに出向く時、クルマから降り、その先を道案内させるとか。慣れない土地に行く時、集合場所を探すために使うとか、そんな使い方ばかり。観光に使うケースってのがあんまりなかったんですな。

 で、このたび、観光におけるEZナビウォークサービスという感じで使ってみたら、これがイケるのであった。観光ガイドブックなんかも、まぁ観光地のオススメスポットを探す時には楽しいし便利だとは思う。のだが、ガイドブックの多くは、付帯的情報がスゲく多いっしょ。

 このお寺の周辺だと、お土産がココ、食事がココ、甘味がココで休憩がココ、てな案配で、観光するわしらが考えるヒマさえ与えず道草地点を決定してくれている。紙地図で目的地までの道のりを確認でき、さらにその周辺のオススメスポットまで教えてくれて、それはソレでラクだし便利でいいんですけどね。

 EZナビウォークサービスの場合、純粋に目的地までの道のりを案内してくれる。ていうか案内するだけ。余計なコトは言わない。ので、観光地を歩いている時、なんつーか、積極的な視点を持てるような気がしたんですな。自分の感覚で見て歩いて、あっココの店良さそう!! みたいな発見がより多くなるような印象がある。

 ガイドブックとか読んじゃうと、おもしろいんですけど、しかし、脳内が若干、ガイドブック内の情報に汚染(!?)されるように思うのだ。オススメ店は見つかるが、その隣にある実は超渋でイカシてる店が見えなくなるような印象もちょいとある。ガイドブック情報の強さに、実は存在している好みの店等が覆い隠されるような感じ!?

 ちょいと個人的印象が強い話なので、わかりにくいかもしんないけど、なるほど、あらかじめ情報が非常に少ない状態で知らない街を歩くのは楽しいモンだなぁと感じた次第である。

 あ、EZナビウォークの使用感ですけど、新機能の3Dナビ声de入力も、かなり便利であった。ルート案内中、曲がり角等で(人間が)ルートからはずれにくくなる3Dナビは、表示画像もリアルでわかりやすく、ナイス。

 声de入力は一見地味な機能なんスけど、目的地等の検索キーワードを音声入力できて非常にラクチン。当初、ケータイで音声入力ぅ~? と疑問視したが、使ってみたら認識率が高く、また誤認識しても候補を表示してくれたりして実用的であった。EZナビウォーク野郎なら一度試してみるとおもしろいと思う。

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2006年05月19日

スカイプ用電話アダプタ、すかい楽

 ユニークな製品ネーミングっていうかオヤジギャグ含みの製品名称で暖かい眼差しで見られつつ知られているイーレッツから、ちょっと便利そーなモノが出た。スカイプ用電話アダプタのすかい楽である。味わいと触れあいがあるかどうかは不明だが、すかい楽、拙者の隙間的鬱憤を埋めてくれるかも!? とか思った。

 コレ、一般の固定回線用電話機を、Skype通話用に使えるという製品である。ウチにあるフツーの電話とつなぐと、いつものオウチの電話機でSkypeできるというモノ。ウチの電話がコードレスホンなら、Skypeをそのコードレスホンで使えるようになる。また、着信は、家にかかってきた電話でも、Skype(パソコン上のSkype ID)にかかってきた電話でも、同様にひとつの電話機で受けられる。発信は、Skypeから発信する時のみ、Skype用の短縮ダイヤルを使うっぽい。あと、コードレスホン等から、Skypeソフトウェアの直接的な操作はできないっぽい。

 で、コレ使うと、Skypeも固定回線も、ひとつの電話機っちゅーハードウェアに集約できるのが良さそう。ウチにかかってきた電話はこのコードレスホン端末で受けて、Skypeにかかってきたのはこっちのヘッドセットで受けて、とかいうウザさとオサラバな感じ。電話は電話、これだけ、と、まとめられるのが良さげである。

 わりあいお手頃価格なんで買ってみようかしら、とか思うと同時に出てくるのが、これとはまた別の鬱憤であった。携帯電話やPHSと固定回線端末の関係に関わる、ビミョーな鬱憤。

 あのですね、ケータイで、ウチの電話回線も使いたいんですな。

 電話を受ける場合、ケータイへの着信は、もちろんケータイで受ける。これに加え、ウチの固定回線にかかってきた電話も、ケータイで受けたい。同様に、発信については、ケータイから携帯電話の回線を使ってもウチの固定回線を使っても、状況に応じて自由に回線を選んで発信したい。

 すかい楽を使ってコードレスホン等をSkype・固定回線併用の端末としてまとめるような感じで、ケータイを携帯電話回線・固定回線併用の端末としたい、と。……これがデキると、ケータイ一台持ってれば(あとすかい楽も使えば)、電話は全てこのケータイで済ませられてスッキリするなぁ、と思うわけですな。

 PHSに関しては、以前そーゆーコトができる機器はあった。NTTパーソナルだっけか、固定回線をPHS端末で使えるようにする装置が売られていた。PHS端末が固定回線・PHS回線併用の電話端末になるという装置ですな。拙者も使ってたけど、けっこー便利であった。現在はどーなんでしょうか。

 あと、パナソニックのデジタルコードレスホン(固定回線用)の子機として、PHS端末を子機登録して、PHS端末一台で固定回線もPHS回線(WILLCOM?)も使えちゃうという方法があるようだ。でも詳しい人に訊いたら、けっこー裏技的にやる方法で、対応端末機種(PHS端末も固定回線用端末も)限られたりして、何かと「がんばらないと難しい」方法っぽい。

 例えば、京ぽんとかがですね、固定回線用の端末として使えたりしたら超激嬉しいわけですよ。何らかのアダプタを経由してもいいし、特定(もしくは各種)のコードレスホンの子機として登録できるとか。……ってデキたりするんですか既に!? よく知らないんですけど最近そのヘン。

 さておき、京ぽんがPHS端末としても、固定回線用電話端末としても使えるとする。で、固定回線には、前述のすかい楽も接続されている。となれば、PHSも固定回線もSkypeも京ぽんだけで使いまくれる!! すニャらしい!! コレをやっておくんニャさい!!

 ていうか!! その高機能な京ぽん内にヒジョーに楽勝で使えるSkype接続機能が実装されていれば、すかい楽さえ不要で万能端末になるじゃないですか京ぽんが!! そうなったら他のキャリアの端末なんか即解約して京ぽん野郎になりまくりじゃないですか!!

 って例えに京ぽんを出しただけなんですけど、そんな機能がau端末に実装されてもいいしドコモ端末でもいいしVodafone端末でもいいし何でもイイのであって、電話をひとまとめにしてくれよタノムよアニキ!! お願いだよアネキ!! という猛烈な妄想をしている拙者でした。

 もしかしたら京ぽんとかのPHS端末とすかい楽と微妙な裏技を使って、電話をひとまとめにしちゃうヤリ方が、既にあるのかもしれな。……んですけど、やっぱ結局、そーゆー方法や装置を正式&一般向けに出してきてくれないと手を出しにくいっつーか出せないわけですな、フツーの人は。ぜひどっかヤッて欲しいと思う。

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2006年05月17日

二度づけ禁止を初体験

 またレッツノート関係なんですけど、パナソニックレッツノート10周年イベントを見に大阪・梅田に行った。

 イベント会場には新型レッツノートが全部展示されていて、レッツノートY5に水かけたりしていて、レッツノートの振動実験(!?)なんかもしていて、けっこー楽しめた。

 同行した某氏(旧共産主義国等への旅行が大好きなチャレンジャー)は、本ブログで前に書いた“天板の色でレッツノートR5購入を決める猛者こと渡辺さん”の件を知っていた(その現場にいた)ので、イベント会場の機材設置に疑問を呈していた。すなわち「カラー天板設置場所が地味なのはいかがなものか」「カラー天板の訴求力はスゴいのでもっと大々的にアピールすべき」といった内容であって拙者も激しく同意したが、わしらふたりが同意したのは、その後の行動にもあった。

 すなわち!! 大阪!! と言えば通天閣!! ていうかわし行ったことナイんで行きてぇ!! あとあと、あの串揚げ!! 二度づけ禁止ってやつ!! 食いてぇ~!!

 その某氏は既にその内容を察知しており、向かう先はどうぶつえん前駅であってジャンジャン横町と決めていたらしく、わしらの4つのつま先は滞ることなく同じ方向に向かった。

 ホントは、某氏の同僚でもうひとりの某氏がいたんですけど、そのもうひとりの某氏はソッチ方面に行くのはいかがなものかといったスタンスおよび表情であった(←お仕事が残っていたので同行しなかった)。でも、なんか、比較的に多くのヒトが「そっち行くのはどうかと思う」とお思いなんだそうで。俺とかジャンジャン横町とかって全然知らないんですけど、危ないんスか? ヤバげ?

 しかし、某氏と拙者、このふたりの姿が駅の壁とかにある大きな鏡に映ると、第三者的に「こいつらとは目ぇ合わせんとこ」と感じられる風体なので、ま、いいや、と。そのまま串揚げ目指して直行した。

 結果、ヒジョーにイイ感じであった。7~8人しか入れないっぽい串揚げ屋っぽかったが、ビール飲みまくって串揚げ食いまくって長居してしまった。余談だが、チャレンジャー氏によれば、ホントはサッと入ってクイッと呑んで串揚げ食ってスッと引き上げるのが粋で鯔背な串揚げ的八百八橋作法なんだそうで。ともかく、いいなぁ、と思いました。つーか大阪とかに住んでたら通っちゃうかもあの横町、と。

 後日、その件がヒジョーに良く、串揚げなんかサイコーであって、俺は一晩にして一度で串揚げにソースを十分付着させる技術を会得した云々を、別のお好み焼き達人編集者に話したら、猛烈に羨んでいた。オレもオレもオレも浸けたい~食いたい~そして呑みたい~と悔しがっていた。

 また行こっ、と思った。

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2006年05月15日

正真正銘の衝動買いを見た

 先日、某社の某携帯型計算機に関する映像収録っていうかパナソニックの新型レッツノートのY5のImpressTVにおける映像収録仕事があったんですけど、その時のお相手(アシスタント!? ナビゲーター!?)の某氏っていうか渡辺智子さんがスゴかった。

 渡辺さんはライムライトという事務所に所属するキャスターの方なんですけど、あ、スタパトロニクスTVのアシスタントの渡名喜織恵さんと一緒の事務所でオトモダチらしいんですけど、あ、渡名喜さんの宣材写真はご本人に近いんですけど渡辺さんのそれは宣材的加齢感が過剰に高くてモッタイナイと感じる(宣材に90年代の西村知美を足して三等分すると本人に近くなる思える)んですけど、さておき、この人の物欲向上度合いがちょいと衝撃的であった。

 パナソニックのレッツノートY5は超軽量でCoreDuo搭載なのに超時間駆動である上にキーボード全面防滴だったりしてスゴいってコトで、そのキーボード全面防滴を映像で出そう、てな収録現場ですな。その現場における拙者のお相手である渡辺さんは、仕事上、最近はノートパソコンの必要度が超高い状態であらせられたけど、現在はデスクトップ(古い機種)のみ使用中。そんな現場において、俺とか世間話的に訊かれるわけですな渡辺さんに。「ノートパソコン欲しいんですけど、どういうのがイイんですかぁ」的に。

 その場にパナソニックの最新カタログがあったりして、また拙者個人がレッツノートR3ユーザーであり、さらにレッツノートのR系(いちばん小さいレッツノートのシリーズ)は非常に女性受けが良いので、「コレとかイイっすよ」とカタログのレッツノートR5を指さしてみた。が、「はぁ」「ふぅん」と、イマイチなご様子。

 あぁそう言えばと思って、レッツノートR5におけるカラー天板の件も言ってみた。パナソニックの直販サイトで買うとパソコンの色が選べるヨ、とか。俺とか赤使ってて通常の3倍ジョリーグッドで3倍ナイスで坊やより3倍イケて……とその年齢の相手には通用しない空想上の情報を伝えようとしたその時であった。

 渡辺さんの目がスタジオ内にいる誰よりも強烈に輝いているっていうよりもむしろギンギンであらせられたのを、スタジオ内の誰一人として見逃す者はいなかった。直後。

「あ、わたしこのピンクのがカワイイ~これ欲しい~」

 って天板だけでイキナリ乗り気かよ!! 他は? ねぇCPUとかHDDとかOSとかキーボードとか液晶パネルの解像度とか質量とかあのあのねぇちょっと渡辺さん聞いてますかワシらの話!?

「こっちの赤もいいなーでもやっぱりピンク~」

 聞いちゃいねえ。

 といった和やかな雰囲気で映像収録開始。そして無事に収録終了。

 一段落してスタッフ一同で茶なんぞ飲んでいる時、関係者のひとりがレッツノートRシリーズの実機を、渡辺さんに見せた。

「ええっ? こんなに小さいの!?」

 ええっ? こんのくらい小さいってさっきから言ってんじゃないスか。ちょっと渡辺さんマジで天板の色だけ考えてたんですかっ!? 天板とかじゃなくてR系の最大の魅力はサイズと質量なんですよ!! バッグにスッポリ入れてモバイル……ってまた聞いちゃいねえ。

「それで、これでピンクがあるんですか?」

 だからさっきからアルって言ってんじゃねーかコラ、と映像収録現場におけるプロデューサーの目が発言していたが、さておき、次の瞬間、スタッフ一同、ちょっとやそっとじゃ見られないし滅多にあることじゃねぇ実現を目の当たりにした。

「じゃあこれ買いますわたし、どこに売ってますか?」

 だーかーらぁー天板の色付きのはパナ直販だっつってんだオラオラオラ~、と目で発言したのはディレクターであったが、それ以上に「買う」とか言い出す勢いに皆驚いていたが、時間がなくなったので拙者は収録現場を後にした。

 レッツノートRはサイズで女性受けするのかと思ったら、もしかしたら天板カラー? 渡名喜さんも赤いレッツノートR3超欲しがってたけど……天板カラーとサイズ・質量が揃って女性受けすると考えたいところだが、渡辺さんの物欲的反応はなーんか天板の魅力に対してのみでサイズ・質量は後押し理由のひとつという印象であるなぁ、とか運転して帰宅して酒呑んで寝て翌朝起きてネットにアクセスしたら、んまっ!!

 渡辺さんのブログで、渡辺さんがレッツノートR5をマジで買うらしいというコトを知った。ホントに買うスか!! すげ!! すごい加速感!!

 前述の収録現場にて、渡辺さんがレッツノートのR系の存在を知り、カワイイ~欲しい~とか言って、もうホントに購入を決心してるんですよ。速ッ!! 俺とかも衝動買いとかしますけど、思わず買いますが、ノートPCはさすがに数日とか考えてから買いますけど。見て、知って、即断!! というのは凄いっス。

 モノホンで生粋の衝動買い行為だと思った。俺も俺も俺もなんかそーゆーふーなスピード感がある衝動買いしたぁ~い、とも思った。……でもレッツノートR5だから渡辺さんに恨まれる心配なさそうだと思ってホッとしたりもした。

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2006年05月12日

悩みに悩んで drive + play 取付その2

 前回のdrive + play取付話の続きっス。

 drive + playのテキストディスプレイの取付は、そーとーイロイロ考えたものの、フツーの位置に落ち着いた拙者であったが、もうひとつのdrive + playインターフェイスであるコントロールノブの取付にも悩んだ。しかし結果から言えば、これもわりとフツーの位置に取り付けちゃったのであった。

 drive + playはiPodを車内で操作するための製品なんスけど、要はiPodの画面表示をテキストディスプレイ部が担い、iPodのクリックホイール部をコントロールノブが担うわけですな。その拙者的使用感に関してはケータイWatchのスタパトロニクスmobileをご参照いただきたい。

 さて、コントロールノブは“常に触れるインターフェイス部”なので、テキストディスプレイのように“とりあえず視認できればいい”という位置だとマズい。設置位置の違いにより使用感にスゲく大きな差が出るからだ。実際、何度か両面テープで仮固定して試したのだが、微妙な位置・角度の違いで、便利だったり使いにくかったりする。

 ちなみに拙者、「やっぱココだ!!」と思って取り付けたはイイが、また使用感もイイが、コントロールノブの使用感ばかりに気を取られて、車内に既存する器具と物理的に干渉しちゃって一度取り外すハメになった。ネジ止めした後に気づいた干渉(具体的にはミッションレバーとすこーしだけ干渉)だったので、車内に余計な穴あけちゃいました(泣)。じっくり考えつつ試しつつ、慎重に取り付けるが吉ですな。

 ともあれ、結局、写真の位置に取り付けた。ミッションレバーの左側ですな。オートマ車ゆえ、ミッションレバーを常に握っているわけではないので、コントロールノブがこの位置である必要性は薄い。のだが、この位置にあるとラク。ミッションレバーに手を乗せた状態で、指先でコントロールノブを使えるからだ。腕を宙に浮かせてコントロールノブを操作するのと、手首あたりをどこかに置いて指先だけでコントロールノブを操作することを想像していただければ、その理由&ラクさがおわかりになると思う。








 ちなみに、ウチのクルマはギアがドライブに入っている時、その下のローには(レバー右のボタンを押さないと)入らない機構なので、ミッションレバーを“手首乗せ台”として使える。が、ミッションがこういう位置でないとか、こういう並びでないとか、隣の位置にボタン押下ナシで入っちゃう場合は、レバーを手首乗せ台にするのは危険なこともあると思う。ので、注意されたし。

 あと、実はこの位置に決める前、コントロールノブをもう少々手前(というか下)に設置しようかしら、と考えていた。のだが、その位置にするとミッションレバー操作時、時々指とコントロールノブがぶつかる。これ危険。例えばドライブからリバースに入れる時にぶつかったりすると、痛っとかなって動揺した瞬間思わず後進……てなコトにもなりかねない。ミッション誤操作等はオートマ車の事故の原因になりまくりと考えられる。ので、やはりこういう“クルマのキモ”となるインターフェイスの近くに何かを取り付ける場合、じっくり考えつつ慎重に行なうべし、であろう。

 てなわけで拙者的drive + play取付位置をご報告してみたが、ご参考になれば幸いっス。ていうかdrive + playに興味ナイ人には「はぁ?」な記事でスマンす。

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2006年05月10日

悩みに悩んで drive + play 取付その1

 iPodユーザーでありかつカーオーディオユーザーでもある拙者にとってヒジョーに良さげな“iPod用カーオーディオインターフェイス”ことdrive + play。出た瞬間買って試して使ってみたって話は、ケータイWatchのスタパトロニクスmobileにてレポートしたが、その後、若干困ったりして。

 drive + play購入直後、接続とかけっこー簡単なんで、とりあえず愛車内に取り付けて試してみた。コントロールノブやテキストディスプレイを両面テープでダッシュボードとかに付けてみただけですけど。ともあれ、その後、上記記事用の製品写真を室内で撮り、さぁコレで本格的に車内への取付ができるゼ!! と意気込んだ。

 が、実際の取付段階で、やや悩んだ。てのは、drive + play、比較的に小型でありかつ設置の自由度が高いので、「ドコが最も良い取付位置かな~」+「いやもっとナイスな取付位置があるハズ!!」といった試行錯誤&さらなる追求がデキまくりなのである。マニア的観点から取付作業を行うと、ミョーに悩むのである。予定より時間かかったりするのである。

 で、最初に悩んだのがdrive + playのテキストディスプレイの位置。ダッシュボード上に取り付けるのが普通だと思うが、実は工夫すればウィンドウピラー(でしたっけ!? フロントウィンドウの左右の柱)とか、あるいはフロントウィンドウ面(例えばルームミラー付近)なんかにも付けられそう。助手席に座った人に画面が見えたりするといいだろうし、顔を正面に向けたまま(つまり運転中に)ディスプレイを見られる位置であるのが好ましいし、と、いろいろ悩んだり迷ったり。

 でも結果、多くの人がそーしそうな普通っぽい位置にテキストディスプレイを取り付けた。写真のとおり。この位置だと、運転中にも画面をチラ見できるし、前方視界の妨げにもならないし、重力に逆らわないのでシッカリと固定できるので、というわけだ。

 って、何でこんなコト書いてるかと言うと、実は読者様のN様からメールをいただきまして。「購入考え中なんですけどスタパさんどんな位置に取り付けてます?」的な。これに対応して速攻で写真撮って掲載しつつ取付時の考えなんかを書いた次第であった。

 ということで、次回はコントロールノブの取付位置等々を書いてみたい。

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2006年05月08日

マイク欲しい熱が上昇

 仕事でローランドのR-09を一日たっぷり使う機会を得た。ポータブルなデジタルオーディオレコーダーですな。つまり現代のナマ録マシン。

 で、仕事を離れて単なる一消費者として思うに、これは非常に使いやすくなっている。ボイスレコーダ的に、非常に手っ取り早く使えて、しかも類い希なる高音質であって、仕事忘れて持ち逃げしようと思っちゃうほど実用的であった。

 特にR-09のサイズと質量が魅力的。携帯電話感覚で持ち歩ける。録音機材自体がここまで小型軽量だと、一昔前のナマ録とは全然違うんですな、フットワークが。最近の方々にはピンと来ないと思うんですけど、ちゃ~んと録音!! とか思うと、ソレナリのレコーダとソレナリのマイクとソレナリの機材準備が必要で、そうすると、要するに重いし嵩張る。アナログ録音時代は特にそうだったと思う。

 R-09は24bit/48kHzで録れて、電池駆動で、ポケッタブルで、デジタル時代の(このサイズの)レコーダと比べると飛び抜けた存在。他の機材とはひと味違う高音質が録れる……と思うと、じゃあマイクもイイのを!! と思うのが人情であり、R-09自体が超小型・軽量なので、良いマイクならある程度荷物になってもOK!! とまで思えて非常に愉快である。

 ガシガシに録音しまくろうと思ったら、機材としてR-09、ヘッドホン、予備電池、予備メモリorサブノート、と外付けマイク関連機材を持って行きたくなる。でも、外付けマイクがある程度小さければ、これら全部、ビジネスバッグ程度の入れ物に収まる、し、“担ぐ”ってほどまで重くならない。ていうか軽い。じゃあ……すげぇシッカリしたマイクも使いたいじゃないですか!! とか思ってしまった次第だ。

 R-09の内蔵マイクはシッカリしてるので、フツーに自分の周囲の環境音録るなら、外付けマイクは要らないかもしんない。が、ちょっと遠くの音をクリアに録るなら、例えばガンマイクが欲しくなるところ。……しかし、ガンマイクってフツーはモノラルなんですな。ま、20メートル先の音をステレオで録ってもアレなんで、モノラルでいいと言える。

 ただ、後で他の音声とミキシングするほとでもない、とか、時にはステレオで身の回りの音とともにも録りたい、とか思ったら、……ガンマイクと内蔵マイク(もしくは外付けステレオマイク)を使い分けるのかナ!? でもR-09はステレオ録音なんだし、録っておくんなら最初からステレオで……。などと、いろいろ考えたりする。

 じゃあアレかな、ステレオで録れるガンマイクで、しかも周囲の音まで拾えるようなガンマイクを使えば……つーかそんなマイクなさそ~、と思った。が、あった。オーディオテクニカのAT835STというショットガン・マイクロフォンだ。

 コレ、どうも、スイッチ切替で、ガンマイク用途、ガンマイク+ステレオマイク用途、ステレオマイク用途、として切り替えて使えるっぽい。でも業務用っぽい価格であった。しかし、AT835STとR-09を組み合わせると、かな~りオールマイティな録音ができちゃうような気がしてきた!! これは買うしか!!

 と思ったが、あーこのマイク、なんか電源がファンタムみたいですな。電池とかじゃ動かなくて、レコーダやミキサーから電源を供給されて動作するタイプのマイクのようだ。なので、R-09でコレを使おうと思ったら、別途ファンタム電源を供給する機材が必要になる。じゃあ、どうせならフィールドミキサーとR-09とAT835STを組み合わせて……と一瞬思ったが、なんかどんどん機材増えて出費もヤケに増えて本末転倒な気がしてきた。

 でも、そういうコトまでニヤニヤ考えることができたりするのも含めて愉快なR-09なのであった。

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