2006年10月31日

プロカメラマンはひと味もふた味も違う(1)

 ケータイWatchにて連載しているスタパトロニクスmobileは、実は俺が書いているのだが、ソコに載ってる製品写真のブツ撮りも拙者が行なっていたりする。

 でも所詮シロートのブツ撮りなんで、撮影後にレタッチ必須なんですよホントのところ。俺の最強に強まっているしゴーインなレタッチで、ヘンな色のブツ撮り写真を一応見られる程度に!! てなわけですな。

 俺環境のブツ撮りにおいて、毎度困っていたのは、どーしてもピッタリ合わないホワイトバランスだった。要はですね、光源が蛍光灯なんで、どーしても色に偏りが出てしまう。レタッチである程度は修正できるが、光源自体に色の偏りがあるので、特定の色が強くなったり弱くなったり。

 また、撮影場所(仕事場)の壁の色。一部はベージュで一部は薄茶色で、あと撮影者(俺)の着衣も青だったり赤かったりと、ブツ撮りにおいては邪道な色である。こういう環境&撮影者でブツ撮りすると、光源が壁や人に反射しておかしな色の光になってしまう。

 しかしブツ撮りとか続けていると、やっぱりもっと美しく撮りたくなるもんで。何しろハードウェアって見れば見るほど美しいし。これをさらに超カッコ良く美しくウヒョヒョな感じで画像化してゆきたい!! と思うようになる。

 じゃあ第一に光源をどうにかしないとネ。ということで、少々以前からデジ一眼に外付けフラッシュで撮影し始めた。が、外付けフラッシュでバウンス撮影すると、やはり天井や壁の色、あるいは着衣の色が影響する。変な色の光源(蛍光灯)がさらに壁や着衣の色に影響されてスゲくヘンになるよりはマシだが、やっぱり白が真っ白になってくれなくて残念。そしてこの毎度の残念感が次第にストレスに昇格するようになった。

 そこで!! 清水の舞台から飛び降りて全身打撲で逝ったと思ったら超越的念動力を発揮して蘇生して人生イチからやり直すつもりで、コニカミノルタのカラーメーターを買ってみた!! のが、今年の春前であった。って、この話、けっこー過去の時点から始まってる話でした。

 でも買ったはいいけど、なんか忙しかったりして、ちょっと使ったきり……なくしちゃったのであった!! うわースゲく高かったのにぃ~!! と猛烈に悔やんで数カ月、そろそろ悔やみ疲れて悔やみ終える頃になったら、もーほとんど目の前の引き出しからひょっこり登場カラーメーター参上!! てなわけで、最近やっとカラーメーターを本腰入れて使い始めた。

 実はかなり以前にCOMETのストロボ一式買いまして。カラーメーターも出てきたってコトで、じゃあ本格的に撮影環境を整えましょうと始めて、撮ってみた結果、やっぱりビシッとした機材で撮ると色がちゃんと出ますのう、と。プロ機材に感激した俺であった。

 のだが……。

(つづく)

コニカミノルタのカラーメーター IIIF。光源の色温度を測れるメーターなんダ!! 測るとオモシロイよ!! みんなも色温度計測をやっていこう!! でも、なんか、これ……“この製品の生産は終了しました”って、どゆこと? 世界のカメラマンが困るのでは!?カラーメーターの裏側。光源の色温度に応じて使用すべきフィルターの一覧がある。ホントは、ていうか従来から銀塩フィルムで使うためのメーターなんですな。ホワイトバランスで色温度を設定できるデジカメで使う場合は、この表が役に立つことは(ほとんど)ない。

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2006年10月27日

diNovo Edgeを日本でも!! ぜひ!! 英語配列も!!

 米Logitech社からクールでイカシたBluetoothキーボードが発売されるとのニュースdiNovo Edge

 カッコイイじゃないですか!! 欲しいじゃないですかソレ!! 即座に使いたいじゃないですかマジで!! と、現在、Logitech diNovo Cordless Desktopをメインキーボードとして鋭意常用中の俺は思うのであった。

 SpaceSaverからdiNovoに、無理矢理乗り換えてみた俺だが、まだ多少diNovoが手に馴染まないが、コードレスキーボードは何かとマジ便利。またdiNovoのマルチメディアキーボードとしての利便もナイス。最初はIMEの切り替えやキーボードドライバ(USBの)の設定に困ったり疲れたりしたが、現在は特にトラブルなく使用中だ。

 diNovoユーザーとなってみると、ていうかSpaceSaverという古風で頑固なキーボードから、フツー的なキーボードへ乗り換えてみると、なんか他のキーボードにでも乗り換えられるだろう!! というポジティブな考えが出てきたりする。実際、SpaceSaverとdiNovoじゃキーフィーリングが全く違うのだが、強引にやれば慣れられないことはない。

 というわけで、diNovoよりも良さそうなdiNovo Edgeを欲する拙者。カッコイイのと、あと立てて充電できるのは実用性が高そう。しかし上記リンクのニュースには“11月より米国および欧州で発売する”とあった。またこれBluetooth接続のキーボードであった。

 キーボード野郎の生活必需ショップであるShopUの人にメールで問い合わせてみたら、diNovo Edgeはショップ的にもなんとか入荷・販売したいフィーリングであるものの、日本国内で販売できる可能性があるのかビミョーゆえに現在見合わせ中だとか。

 何でも、電波法上の問題がありそうなんだそうで。Bluetooth製品を国内で取り扱う場合、電波法(特定小電力機器)の認定が必要なのだそうだ。メーカーが日本の法律に見合った認定を受けていることが、使うことはもちろん、売り買いする時の大前提になるそうだ。

 でも……Logitech(日本ではLogicool)とかならワールドワイドで商売してるわけだし、diNovo Edgeの日本市場バージョンを出す予定も……どうなんだろうかッ!? そこのトコロをぜひ!! 問い合わせていきたい!! そしてこのような場合!! メディア側のヒトという立場を利用っていうか悪用っていうか活用し!! ダイレクトに尋ねていきたい!!

 で、その方面の方にダイレクトな感じで「diNovo Edgeのぉ~日本国内でのぉ~発売のぉ~予定はぁ~あるんですかぁ~? あとぉ~英語配列版とかのぉ~こともぉ~。それとぉ~、なんかぁ~、Bluetoothのぉ~、認定申請のぉ~、なんかぁ~、えっとぉ~、どぉですかぁ?」とバカっ子なフリをして可愛そうなヤツだという感情を抱かせつつ回答を得るという魂胆で訊いてみたところ!! diNovo Edgeの日本での発売予定はなくて英語配列版もなくてBluetoothの認定申請もしてないヨ!! といった内容であった。

 すげー残念ですな。日本語配列版くらい出して欲しいモンですな。じゃあ英語配列版を輸入して……とかやって日本で使ったりすると電波法違反ですな。ま、でも、予定ナシと言っておいて突然日本での発売が発表されたりするのがワールドワイド商売人のニクいところなので、期待しつつ待ちたい俺であった。で、発売するなら、ぜひ日本でも英語配列版も!!

現在メインに使用中のLogitech diNovo Cordless Desktop。かなり慣れてきましたヨ!!しかし、なんかこう、Deleteキー周辺のタッチタイプがまだ苦手。カーソルキーもたまに押し間違えとります

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2006年10月25日

Art.Lebedevって何て読むの?

 ロシアのデザイン会社と言えば、パソコン野郎においては Art.Lebedevであり、Art.Lebedevと言えばOptimus keyboardであって、先日この子分的キーボードことOptimus mini three keyboardの記事を書いたが、ところでArt.Lebedevの“Lebedev”って何て読むんだろう? と、わりと毎日考え中っす。レベデブ? リービデフとか?

 ていうかまたこのArt.Lebedev社が謎の製品を発表する予感だなぁと思った翌日新製品大発表ですよアータ。その名もOptimus Upravlator

 ていうかソレ!! 超カッコ良いじゃないですかレベデブさん!! リービデフさん? レベデフ? とにかくそこのロシアの会社!! またカッコいいモン出すのか!! 欲しいじゃないか!! 予約したいじゃないか!! 予約した挙げ句に多少もしくは多めの残念感を味わうことになりそーでも、やっぱポチッとしたいじゃないか!!

 この12枚の液晶を持つ斬新な表示・入力デバイスは、なんか“いずれの場合もアプリケーション側の対応が必要”ってコトでマイナーな製品になりそーな予感でもあるが、こういう製品を意欲的に開発・発売していく勢いがステキ。外見もステキだが、我々入力デバイス好き・表示デバイス好きをワクワクさせてくれるところで、これに感謝しつつポチッとしていきたい俺ですよええ。

 前述のOptimus mini three keyboardの作りはビミョーだったけど、ま、最初はビミョーなんでしょうな。徐々に徐々にブラッシュアップしていくモンなんでしょうな。そしてひとつのブランドになったりするモンなんでしょうな。

 ともかく、Optimus keyboardやOptimus Upravlatorの発売を期待しつつ待ちつつ、Lebedevの読み方も探求していきたいと思った。

Art.LebedevのOptimus mini three keyboard。マニアックな観点で見ると非常にオモシロイのだが作りがイマイチだ。しかし、フツーの観点で見ると、非常にオモシロイ。斬新さユニークさは確実にあるボタンに各種機能──アプリ起動やWebページ表示などを割り振れて、ある程度自由な画像=ボタンの絵柄を設定できる。単純に遊べて、じっくり設定すると利便性も多々あったりする

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2006年10月23日

トイレ掃除が3カ月毎でOKに!?

 実はこの俺、相対的観点をもってして自己を客観すると、なんかキレイ好きみたいっス。この仕事とこの仕事をサササッと終わらせて、早く部屋掃除した~い!! とか思っちゃったりしとります。

 外見的にはキタナい拙者だが、目に入るモノや環境をキレイにしたいので、当然、トイレ掃除も積極派である。最低でも週一でブラシ掃除。夏期は週に二度三度ブラシ掃除。他、汚れが目に付いたら使い捨てクリーナー等で拭き掃除と言えよう。

 そんな俺に朗報!! このニュース!! ななな、なんか、ナナナ、ナショナルからアラウーノとか言う全自動おそうじトイレが登場する!! こりゃイイ!! 上記ニュースのリンクを読むと“3カ月間ブラシ掃除が不要”らしい!! そりゃラク!!

 なんでも、便器の素材が高強度の有機ガラス系素材で、撥水性により水垢が付きにくいらしい。付いた水垢が簡単に落とせるらしい。なるほど。ていうか実際ブラシ掃除野郎の観点からすると、ソレなんですよソレ!! 水垢上に黒かったり赤かったりするカビが付着して、これがムカつくので掃除をしたくなるっつーかしたくナイけどせねばならない心境に。

 なので、このカビが発生しないように、俺とか除菌剤を多用中。銀イオンで除菌のアレとかネ!! 流し台でも使ってるゾ!! しかし、冬季はまだしも夏期は高価薄ですな除菌剤。トイレ使用後に毎回吹きかけていても、ま、一週間もするとカビ等の汚れが発生する。結局、カビ等汚れの発生を完全には防げず、多少遅らせる程度の効果しかない感じ。

 だからこのアラウーノ? ですか!? が欲しい!! 汚れにくい素材でありかつ勝手に自己洗浄するトイレ!! これは人生をより効率的にするために必要でしょう!! 要るでしょう!! ていうか欲しいでしょう試したいでしょう!! 買うしか!!

 とか思ったけど、ええっ!! 便器って38万8,500円とかしちゃうの!? そういうモンなんスか? ええ~その額だったらVIRUS TI買いたいなぁ。やっぱ便器より楽器であってトイレよりシンセな気分だなぁボカぁ。

 でもあと何年か……十何年か、かな、経ったら、自己洗浄型トイレ絶対導入したいと思う俺であった。それまではブラシ掃除野郎を続けてゆきつつシンセで遊んでゆきたい!!

拙宅トイレ by INAX。キレイにしようと努めるが、ウォシュレットじゃなくてシャワートイレの奥のほーにはカビが見えたりする。手が届かない。分解するのも……というのは、トイレ買い換えの理由にはならない除菌&消臭用品各種。手前の青いのが銀イオンで除菌する例のアレ。一応効果はあるが、これを使えばトイレ掃除が要らないかと言えば、そうはならない

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2006年10月20日

大人気なのか!? USB接続ワンセグチューナー

 ワンセグについて、外出先とかモバイル時とかに、そーんなに動画とか見ねーだろ、とか考えていた俺。だが、しかし、ワンセグ対応ケータイとか使わせてもらうと、意外に画質とか動きとかキレイで、ちょっと愉快である。またモバイルPCとか持ち出しての待ち時間、ちょっと観たりしたらオモシロイかもなー、とも。

 そう思っていたところへこの記事。汎用的なUSB接続のワンセグチューナーが登場なのであり、ワンセグ対応っつーかワンセグチューナー内蔵製品を買うほどはワンセグ視聴を欲していない俺にとっては実にナイスな製品だと思えた。ので、出たら買おうと考えた。

 出たら買うゼ!! と思う製品は、ウェブブラウザに登録してある。タイトルの頭に発売日を付加し、一望しやすいようにブックマーク上でリスト化している。で、予約購入する場合、このリストを見て、発売直前あたりにオンラインショップで予約する。

 が、このロジテックLDT-1S100U(http://www.logitec.co.jp/products/1seg/ldt1s100u.html)については、まぁ出たら買ってみようかな~みたいなライトな欲望だったので、発売後そのうち買えばいいかな~と考えていた。で、気づいた時には、既に発売日から数日が過ぎていた。ああ、そうだった、じゃあ買いましょう、と。

 ところが、どのオンラインショップでも完売御礼状態。品薄のためお取り寄せ云々、入荷未定ですが予約は可能云々、品切れました等々の残念感溢れる表示がなされまくり。すなわち売り切れであり買えない!! 買えないとなると欲しぇーッ!! でも徹底的に欲しがってもマジで全然買えない状況であった。なんか物凄く残念なのであった。ちなみに、ソニーのGPS-CS1Kについても、同時期に同様の残念感を味わった残念野郎の俺であった。

 あーやっぱアレだわ、秋葉原の法則だわ。欲しいと思ったら即買いですよ。ソレを欲しいと思うのは、俺だけじゃないわけですよ。行動が早い人が先に買っちゃって売り切れっスよ。人生即買いですよ即買い!!

 でも、まあ、いいや。いい歳してそんなに熱くならない>俺。心頭滅却すればなーんも欲しくならない>俺。とクールダウン……してる途中にコレだ!! バッファローのDH-ONE/U2!! ロジテック潰しかっつぅホドのヒキ!! サイズ・形状・機能・価格に問題ナシ!! もう心頭滅却はヤメだ!! 即買い!! 速攻予約!! というわけで、予約してみた。

 しばらくして、アレっていつ発売だっけか!? と思ってオンラインショップの注文ページを見てみたら、おおっ!! 発売前なのに予約注文受け付け完了!! あー予約できて良かった!! ていうかやっぱ欲しいと思ったら即注文であり即買いだと思った。







ヨドバシドットコムにおける品切れ関連表示の一例。入荷未定の商品は販売を休止し、予約も行えなくなる。ヨドバシでこのよーなコトになると、他の多くのショップでも品切れ状態だったりする

ヨドバシドットコムにおける商品予約関連表示の一例。一定の予約数を上回る予約が入ると、このよーな表示になるようだ。発売前なのに品切れ状態ってわけですな。やっぱ速攻予約っスよ

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2006年10月18日

家電Watchに期待

拙宅における最もインテリジェントな白物家電と思われるソニーAIBO(写真超奥)のコトをけっこー気に入っていると思われる拙宅ねこ様(ねこドア奥9。電動ねこトイレがクリーンナップ動作を行なった直後に用を足すのが楽しみらしい

 家電Watchが始まった!! Impress Watchの白物家電ニュースサイトである。

 白物(しろもの)家電は、ご存じの方の方が多いと思うが、昔から外側が白かったりした電化製品のコトですな。冷蔵庫、洗濯機、掃除機に、最近ではエアコンや電子レンジ、たぶん食洗機なんかも加わっている感じ。外見の色よりもむしろ、どの家庭でも使うような生活必需家電のことを指していると思う。

 その誰もが使ってる家電の新製品レポとかをしまくり尽くし倒すと思われまくるのが家電Watchであると想像する。ガンガンとイッて欲しいですな。

 ていうかホレ、家電とかって趣味性じゃなくて実用性じゃないスか。それに市場が市場だけに、どの家電もそーとー壊れにくい。一度買ったら便利だろうが不便だろうが、ま、4~5年は使い続けるハメになるので、事前に情報がたくさん欲しい。

 拙者的に読みたいのは、卓上掃除機を含めたコードレス掃除機方面。あと除湿器。あと空気清浄器。あとエアコン。あと洗濯機。あと小型の電気オーブンとか電動ねこトイレとか電動ねこ給餌マシンとかボート用ビルジポンプとか……あ、後半は全然白物じゃないし家電でもなくなってますな。

 それと、これ、マジで希望なんですけど、全メーカーの主要白物家電の正確なサイズのデータベースサイト。実はこういうデータベース、個人的に複数のメディアに「やりましょうヨ」とか話をしたが、大変であるっつーコトが主な理由で却下されまくりであった。

 なんでそういうデータベースが欲しいかと言えば、結局、白物家電は置き場所なんですよ。ウチの中の特定の置き場に、どういうふうに収まるかが非常に大切だ。

 カタログ見ればサイズはわかるんだが、複数メーカーのカタログを見比べるのはけっこー大変である。また、電源コード等がどこから出ているかも、設置時の重要なポイントだ。電源コードの出っ張りで思った所に収まらない、てなケースも体験しているので、そのよーな、カタログでは見にくいあたりまで網羅したデータが超欲しい。

 あと、Webだとどういうコトになるかわかんないんですけど、紙媒体なら「白物年鑑2007年版」とか言って全メーカーの白物家電を詳細なサイズまで含めた冊子とか出せば、もー全国の販売店必携の1冊だと超思われる。業界紙っぽくなるが、広告入りまくりなのであって無料で提供してもイケると思う素人考えの俺である。

 さておき、誰もが気にする白物家電専門のサイトってコトで、家電Watchにスゲく期待しております。

拙宅にあった白物家電。白物家電なら全部写真撮って掲載しよう、と思ったが、撮り始めたら意外なほどいっぱいありますな、白物。キミのウチにも多量の白物家電があるかナ!?

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2006年10月17日

ちょいと気になるBOSEの新型スピーカー

 BOSEから新型スピーカーが出るヨとのニュース。発売されるのは2機種で、Companion 5Companion 2 Series IIのようだ。

 Companion 2 Series IIのほうは、フツー的な2chのアクティブ(アンプ内蔵)スピーカーで、ステレオの入力系統がアナログ2系統(RCAピン)となっている。何となくMediaMate IIに近いスピーカーだが、各チャンネルのミキシング機能はナイっぽい。ま、なくても、そーんなに大きな支障はないと思うけど。

 MediaMate IIを使ってたんスけど、あのスピーカー、コストパフォーマンスが高い感じ。比較的に豊かな低音が出たりして、音楽を気楽に聴いたりするのにも向くが、ゲームによく向いた感じ。わりあい小さいが、かなり迫力のある音が出る。Companion 2 Series IIも、そういう方向なんだろうか? 何となく試聴してみたい気分。

 さらに気になるのはCompanion 5。内容的には4.1chのバーチャルなサラウンドスピーカーだが、ベースモジュール以外はけっこー小さそうだ。パソコンとUSB接続できる点も良さそう。それと、円形のコントロールユニット。これが非常に便利だと思われる。

 てゅーか現在拙者はCompanion 3使ってるんスけど、これがナカナカのモノ。過激な低音が出たりする(当然低音の量は調整可能で抑えることも可能)点で知られる製品だが、拙者的には机上にコンパクトなスピーカーを置くだけで十分良い音で聴けることと、コントロールポッドと呼ばれる(Companion 5と同様と思われる)丸形コントロールユニットがスゲく好き。

 コントロールポッドなんですけどネ、この記事の最後のほーにも書いてますけど、ボリューム調整ができ外部入力端子もあるという操作部である。上部をタッチするとミュート・ミュート解除ができ、ボリューム調整は丸い部分をスイッと回すことで行える。机上での座りもよく、外見もサラリと静か。使いやすく好印象な操作部だが、(Companion 3のコントロールポッドの場合は)別売品と合体させると、入力端子を増やせるっちゅーのがイケてる。

 コントロールポッドと、たぶん同じ制御部を持ち、さらにパソコンとUSB接続(アナログノイズが混入しにくい)という点で、新型のCompanion 5が気になり中の俺なのであった。

 ところでCompanion 3、DTM(って言い方はもう古いか!?)で使うにはちょっとビミョーかもしれない。特に低音がよく出る製品なので、このスピーカーで音楽を作っていくと、別の環境で聴いた時にずいぶん出音の印象が違ってくるのだ。あちゃ~、なんか低音が弱いかも!? みたいな違和感が生じたりして。

 てなわけで拙者は、DTM時にはM3を使っております。これもちょっと強めの低音が出て、別の環境での出音に小さな違和感があったりもする。が、比較的に低音も高音もバランス良く出るし、例えばヤマハの定番モニタースピーカーと比べても「あちゃ~!?」というほどの違和感はない。ま、本格的にDTMするなら、最初から多くのユーザーやスタジオなんかで使われまくりの定番スピーカーから音出してたほーがイイと思うんですけどネ。でも、M3は超小さい点がグレイト。音楽機材で雑多となる机上に置いても邪魔にならないし、低音も高音も良く出るので、ユーザービリティに優れると感じている。

Companion 3の左右スピーカー部。非常にコンパクトであるCompanion 3のサブウーファー兼アンプ部。ミニキューブPCほどの大きさがあるので、拙者は机の下に吊り下げて使用中

Companion 3のコントロールポッド。黒いリングがボリューム調整で、上部の銀色の円盤部分に触れるとミュートON・OFF。手前にはイヤホン端子や外部入力端子が見える。シンプルな構造だが、な~んかヒジョーに便利なのであったBOSE M3。スゲくコンパクトだが音がイイ。ACアダプタ接続時ならけっこーな大音量も出たりする。ノートパソコン+USBオーディオインターフェイス+M3が、現在の拙者の音楽作成ハードウェア環境である

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2006年10月13日

Googleの地図が日本語化されて、ヤベぇ!!

 昨今のWeb2.0なネットワークサービスやネット絡みのソフトウェアで何が有り難いかと言えば、GoogleのGoogleマップBETAGoogle Earthである。

 前々からあったサービスやソフトウェアであり、内容的にも強力かつ非常に興味深いので多用していた。が、徐々に徐々に機能アップされ、日本人ユーザーにとっての利便性がグッと高まり、Google Earthに関してはしっかり日本語化され、これはもうオモシロ過ぎであり便利過ぎとも言える。

 何がオモシロくて便利なのかと言えば、やっぱり衛星写真および航空写真が見られるところ。現在では、GoogleマップBETAもGoogle EarthもZENRINの地図に写真をオーバーラップさせるカタチで表示できる。ZENRINなので、もちろんツボを押さえた地図表示でありかつ日本語表示だ。

 俺の場合、GoogleマップBETAもGoogle Earthも、衛星・航空写真を眺めているだけでハマれる。何となく航空写真とか見てると、あ、アッチはどうかなソッチはどうよ!? と新たな好奇心がわく。航空写真や衛星写真を見られるソフトウェアやサービスは他にもあるが、ここまで広範囲・高精細・快適に閲覧できるのはGoogleマップBETAとGoogle Earthくらいだろう。

 しっかり日本語化・日本ユーザー向けに機能UPを果たしてからは、マジで便利だと感じるようになった。ていうか前は、見て楽しむオモシロがるのが主で、特にGoogle Earthについてば便利さをさほど感じていなかった。が!! 最近はスゲく便利!!

 高機能な市販地図ソフトと比べると緻密な検索とかルート検索とか詳細な情報を得たりとかってコトはできにくいが、わりあい新しめの航空写真が世界規模で網羅されている点が物凄く良い。で、何に良いのかと言えば、俺的にはフィッシングに良いのであった。

 つーかですね、釣り情報って、まあ海釣りとかならネット上でもけっこー豊富だったりするが、淡水の釣りとなると情報をなかなか見つけることができない。特に湖沼の地図および実際に近い状況(を予想できる情報)。

 例えば、どこかの湖に釣りに行くとする。普通一般の地図ソフト見れば、まあ道のりとか周囲の山とかの状況がある程度わかる。が、この地図上の青い線は川だろうけど、どの程度の規模で流れ込んでいる川なのか? その周囲には林があるのかないのか? 風が当たってそうなのかどうなのか? みたいなコトは、自然の情報が案外削除されちゃいがちな一般的地図からは見えにくい。

 でも、GoogleマップBETAやGoogle Earth使えば一発だったりするんですよコレが。川や湖の接続、周囲の林や山の様子、護岸されているかどうか、うまくすれば浮きブイやボート桟橋まで見えちゃう。これを見ていると、この辺は釣れそう、ここらは浅くてオイシそう(湖の色によって浅場が見えるケースもある)、ここから上流へは行けそうもない等々、釣りの予定を立てられたりして、予定立ててるだけで楽しくなったりして、予定立てて想像して楽しんでイーヤッハァ!! であって、なーんだ結局オモシロがってるだけじゃん>俺。

 というわけで、GoogleマップBETAとGoogle Earthが日本ユーザーに親切になった頃から、以前にも増して釣りに行きまくりの俺なのであった。だからぜひGoogle釣りマップサービスを開始して欲しいと思った。深さなんかもバッチリわかるバージョンをゼヒ!! てな発言は恐らく約32ミリ秒でスルーされるだろうなぁと思った。

比較的に詳細な湖沼情報が得られる釣り専用地図。釣り方や釣りポイント、貸しボートの情報なども盛り込まれ、釣り人には有り難い地図だ。が、全ての湖沼の地図があるわけではなく、あくまでもメジャーなスポットのものしかない釣り場のレンタルボート店等で配布されているポイントマップ。地図としては簡略化されていたり誇張されていたりするが、「ココで釣れる」的情報が盛り込まれている

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2006年10月11日

便利だけどプチ怖いUSBフラッシュメモリ

 USBフラッシュメモリの類をけっこー頻繁に使う俺。単純に、ファイルの携帯や受け渡しに便利ってコトで。

 で、こないだ仕事に出かけた先で、常用のUSBメモリを紛失……したと思ったんですけど、結局はクルマのフロアに落ちてた。しかし、その「なくしたカモ!!」と思った時は熱くなったりサムくなったり、ヒッジョーに焦った。

 いや、別に大したファイルは入ってないんスよ。既に手渡し済みのファイルとか、メモ的なテキストとか、その他、臨時的には必要だったけど現在はどーでもいいようなファイルがテキトーに入っていた。んですけど、こーゆーデータの類をなくすと、最悪の状況を想像しちゃう俺なんスよ。

 もしもファイル群の中に誰かの個人情報とか紛れ込んでて、これが実は非常に価値ある個人情報であり、これを悪用するとキミもしくはキミの仲間が死ぬ可能性があるが当局は一切関知しない、なおこのテープは自動的に消滅する、みたいなエキサイティングな事態に!! と、焦るキモチをさらに焦らせる妄想が脳内に出現!! わーなんかマジでヤバいような気がしてきたッ!! と。

 気分的にも、なんつーか、常用品をなくしたようなヤな感じになった。USBフラッシュメモリ自体、大した価値はなくなっていたシロモノである。小容量であり、壊れちゃってもいーや、的な。中身は前述のとおり、やっぱり大した情報ではなかった。が、なんて言うんでしょうねえ、あと1ミリで使い切れるボールペンとか、あと1ミリリットルで燃料切れの100円ライターとか、景品で貰ったんだけど案外便利&無くさずに3年くらい使いづけてきたグッズなんかをなくした時の気分と同様であった。

 けど、クルマのフロアにあって、焦るキモチやヤな気分は全面的に解消。ただ、データが見知らぬ悪者の手に渡って悪用されるヤバさを改めて感じた(というか妄想した)ので、セキュリティ面が強化されているUSBメモリを買おうと思った。あと、落としにくそうなのを。

 んで買ったのが、バッファローのRUF2-SCシリーズ。どーせだから大容量のを!! とか思って4GBモデルのRUF2-SC4Gを買ってみた。キャップ部分も外れにくく良い感じであり、セキュリティソフト内蔵なのでデータを暗号化していても、どのWindowsPCでも使えて便利そう。でもMacじゃダメなんですな。Windows・Mac両対応のシームレスなセキュリティソフトを内蔵してたら、Mac野郎でシンセマニアのUくんに対しても便利に使えたのになぁと思った。

 てなわけだが、このRUF2-SC4G購入意向、USBフラッシュメモリが必要となる機会がなく、まだ一度も使ってなかったりする俺であった。

バッファローのRUF2-SCシリーズ、の4GBモデルことRUF2-SC4G、のパッケージRUF2-SC4Gと付属の分離型ストラップ。本体側に落下防止のためのストラップを通すと、本体側にキャップを装着できない。キャップ側に落下防止のためのストラップを通すと、なんか本体のみ落としそうで……。このあたりビミョーだが、キャップは本体に対し意外なほど固くはめ込める

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2006年10月06日

サクッと使えるICレコーダーが欲しい

サンヨーのICR-S300RM。MP3で録音可能で、MP3音楽も再生できる。USBポートに直接挿せるギミックもある高機能なICレコーダーだ

 最近、ICレコーダーを頻繁に使うようになりまして。以前からチョコチョコと使い続けてきたが、近頃は何でも音声メモで残したい心意気が強まり、毎日けっこー使用中である。

 使っているのは、常時携帯用にパナソニックのRR-US090、主に室内で使うものとしてサンヨーのICR-S300RMの2台である。両方ともずいぶん使い慣れたのでサササッと使えちゃうわけだが、こー、もっと、アッと言う間にサクッと使える製品が欲しくなったりしている。

 てなわけで、ここしばらく、各社のICレコーダーを物色中。オリンパスパナソニックサンヨーソニーって感じですな。

 で、調べ中なんスけど、調べるのが面倒でどうも。ハナから手間ナシでサクッと使えるICレコーダーなんて考えてるんで、調べ事なんかも怠いわけで。店頭行ってツイッとイジって衝動買いした方が早いかもしんない。

 もうね、誰がどう見ても絶対理解できまくりで、動作モードとかも見た途端わかって、複雑な機能とかナシで、みたいな手にした瞬間使っちゃってるような音声メモ専用ガジェットが欲しいんですな。最近のICレコーダーって、アレコレいろいろデキたりして、その分、なんか面倒な気分になってくる俺。

 ケータイのボイスメモ機能も試した。音声メモ用途なら音質・録音時間的に全然問題ないのだが、ボタン押下等のアクションがチト多くなりますな。二つ折り端末開くでしょ、ショートカット的ボタン押して機能呼び出すでしょ、録音ボタン押すでしょ、この3段階。フツーのICレコーダーなら、電源OFFにしておいても、電源ONして録音ボタンでOK。やっぱ専用機はラクなのだが、もっとラクなのがイイわけですな。

 電源ON・OFFの概念ナシ、録音ボタンを探す必要ナシ、停止ボタン押す必要もナシ、表示を見る必要もナシ、みたいな。使うときにギュッとか握ったりすると、ICレコーダー本体見てなくても録音開始がわかるブザーもしくは発光があり、録音を停止する操作も要らない──音声メモなんか10秒くらいあれば十分なケースが多いんで、ていうか5秒で済んだりするんで、5秒・10秒・15秒あたりの録音時間キメウチでいいと思ったりして。もーヤケに気楽で簡単すぎるICレコーダーが欲しいゼ、と。

 そんなコト言ってる俺ではあるが、買うとなると、あの機能もこの機能もなんかちょっと欲しい、とか思ってしまう。結局、そういう機能は大して使いやしねえわけなんですけどね。そうそう使わない使わない。だからカンタンなのがいい。でも高機能ってステキ。でも使わない。からラクなのがいい。けど斬新な機能に注目しちゃう。けどそういうスタンスだと機能自体が目的化するんだよなぁ。やっぱ手間要らずがいい。

 とグニョグニョした姿勢でICレコーダーを物色しつつ、もう半月以上経っている、非常に優柔不断なる拙者なのであった。

パナソニックのRR-US090。細身のICレコーダーで、独自フォーマットで録音する。付属アプリケーションが充実しており、録音した音声を日本語等のテキストに変換することも可能auのカシオ製端末W42CAのICレコーダー機能。専用機と比べると録音までの操作数が多めだったりするが、機能的にはシンプルで使いやすかったりする

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2006年10月04日

アクセントを電子辞書で

電子辞書のコンテンツとしてアクセント辞典が採用されないことにご立腹の渡名喜さん。頬がふくれていて、いかにも怒っている感じだが、実はその内部には煎餅等の茶菓子が含まれているとの説もある

 インプレスTVにてスタパトロニクスTVというコンテンツをやったりしている俺なんですけど、デジタルガジェット方面寄りの動画コンテンツなんですけど、そのトークのお相手が渡名喜織恵さん

 渡名喜さんは喋りまくりで食べまくりで酒も強かったりするウチナンチュな方だが、最近ご不満があるとのこと。てゅーか、拙宅にはNHKから出てる「日本語発音アクセント辞典」みたいな特殊な辞典があり、スタパトロニクスTVの収録時、渡名喜さんがこの辞典を発見した途端、ご不満を喋りまくりつつ煎餅食べまくりつつチョコも食ってたと思った。

 なんでも渡名喜さん、この日本語発音アクセント辞典を収録した電子辞書がナイことに大きな不満を感じているらしい。渡名喜さんはプロのアナウンサなので、このようなある種珍しいけど実は役立ったりオモシロかったりする辞典を持ち歩いている。

 んだけど、重いんです~、と。だったらそのバッグに入ってるチョコとジュースを出して軽量化しなはれっていうか遠足時の子供か貴様は!! でもチョコもジュースもアクセント辞典も絶対必要なんです~、と。だから、どうにかしてください~、困ってるんです~、とキた。

 日本語発音アクセント辞典は、日本語の言葉の標準的なアクセントが載ってる辞典ですな。この言葉のアクセント、どう発音するのが正しいのか? という時のリファレンスとなる辞典である。

 ていうかそんな専門的なコンテンツが電子辞書に入る……わけが……いや、ありそうですな。入ってても良さそう。最近の電子辞書には旅行や特定の趣味には便利だけど多くの人には全然必要ないコンテンツが多量に入ってますな。一方、発音とかに携わりがちな仕事をしている人って、けっこー多いと思う。アナウンサや声優はもちろん、人前で喋ったりする人はアクセントのコトを気にするケースが多いと思うが、正しいアクセントってフツーの辞書じゃわかんないし。

 なるほど、こういうコンテンツは電子化するメリット、というかメーカー的なオイシさはけっこーありそうですな。ただ、この辞書、NHK出版が出してるわけであり、電子化時は版権的にアレコレ面倒な予感若干アリ。新明解日本語アクセント辞典の方が電子化しやすい感アリなフィーリングでしょうか?

 ともあれ、なんかこう、アクセント辞典を電子化して電子辞書に実装すると、言葉&喋る関連の仕事を持つ人にけっこー売れまくるんじゃないかなぁとか思った。

各社から発売されている、と言っても有名どころは2冊程度のアクセント辞典類。左がNHK出版の「日本語発音アクセント辞典」、右が三省堂の「新明解日本語アクセント辞典」「“というわけで、ソニーかシャープかカシオかキヤノンかその他どこのメーカーさんでもいいですから、電子辞書にアクセント辞典入れてくださいネ!!”って書いておいてくださいネ!!」とおっしゃる渡名喜さん(口の中に飴含む)であらせられた

NHK出版の「日本語発音アクセント辞典」こちらは三省堂の「新明解日本語アクセント辞典」。NHK出版と三省堂の違いについてだが、素人にとっては、ま、だいたいどっちも同じような感じ

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2006年10月02日

マイブームは手作りラバージグ

コレがラバージグだ!! 略してラバジ!! 通称はニャバジ。嘘!! ニャバジなんて言ってるのは俺だけと言えよう。そしてこの色がチャートリュースだ

 あーと、えーと、今回はブロードバンドとかデジタルとかに全然関係ない話題なんスけど、俺のマイブームを大紹介していきたい!!

 そしてその内容は!! ラバジ自作でした。

 説明しよう!! ラバジとはラバージグの略であり、これすなわち釣りに使う疑似餌!! 洋風に言えばフィッシングで用いるルアー!! さらに言えば、重り付きの針にゴム等のひらひらが多々付いている疑似餌!! 洋風に言えばジグにラバーが付いたリグ!!

 ていうかですね、ラバジ、釣れるんですよ、通年。しかも水面近くから水底までレンジを問わず、また、他のルアーと違ってアクションも多種多様に加えられる。このルアーを制する物が釣り(バス釣りに限る)を制する!! と言われているかどうかは知らないが、制するような気がしてならない!! そしてまだ制していない俺はラバジを制していないと言える!! くわッ!!

 でもですね、ラバジ、俺好みのが売ってないんですよ。売ってるのはみーんな暗い色ばっかり。俺が魚だったらそんな色に興味全然ナシって感じなのであって、だからオマエはバカでありタコでありプププッであると言えるのかもしれないが、俺が興味津々な色と言えばチャートリュースなのである。和風に言えば蛍光系の黄~緑という色であって、緑色LEDやアマガエルのような色のラバージグだ。

 この色のラバジを発見するや否や速攻で買う俺だが、しかし、あんまり売ってない。売ってるのは黒、茶、白、赤系に青系ってあたりがメインだ。チャートリュースは常に在庫切れか在庫僅少か入荷リストにすらない。ボートショップとして有名なポパイの店員さんに訊いたところ「売れるのは黒ですね~。え? チャート!? ダメ、全然出ないですねー」とのこと。チャートリュースはラバジ界のオマケ程度の存在かも知れない。

 という理由で、チャートリュースのラバジを作るのがマイブームである。

 ルアーを自作する人は少なくないが、その中でも最も敷居が低いのがラバージグの自作だと言えよう。つーか作るの簡単っス。最初から全部自作する人もあるが、例えばジグヘッド(重り付きの針)を買ってきて、それに色を塗って、ラバーを巻けば、はい出来上がり。買うと安くても1個200~300円、フツーに500円、人気のブランドだと600円とかしちゃうラバジだが、自作すると1個100~150円くらいで作れるあたりも良い。作るのに失敗して見栄えが悪くなっても、実質上ルアーとしてはちゃんと使える点も楽しい。

 のだが、一点、面倒がある。塗装ですな。ジグヘッドの重りの部分に色を塗るのだが、これが少々面倒だ。いや、色なんか塗らなくても、ラバーに色が付いているし、塗った塗らないで釣果に大差が出るとは考えにくいのだが、せっかく作るんだから……という理由でやっぱ塗りたい、のだが、ちょっと面倒。

 そこで便利なのが、Component SystemsPowder Paint。色が付いた粉なんですけど、ライターとかで熱したヘッドを、この粉にズボッと入れると、それだけで塗装が完了する。ズボッと突っ込んだ後、再度ライターで少々あぶると表面がコーティングされたように美しい塗装となって仕上がる。

 てコトで、この便利なパウダーペイント(日本ではオフトからPRO-TECという商品名で売られている)を使って自作ラバジっている俺なのだが、しかし!! ここでもやはり!! チャートリュースのパウダーペイントがねぇんだよアニキ!! 売ってるパウダーペイントのカラーは黒、白、茶、赤あたりがメイン!! やっぱりチャートリュースは蚊帳の外なのかーッ!! とか思って寂しいけ“チャートリュースじゃない色”のパウダーペイントを使って“チャートリュースじゃない色を”ジグヘッドに着色しているチャートリュース野郎の俺だなぁと思った。

チャートリュースのラバジは、売ってるけど、あまり見かけなかったりする。積極的にこのカラーのラバジを出しているメーカーもあるのだが……そこで好みの色のラバージグを自作することに……したが、塗装は面倒臭い~。溶剤のニオイもナンだしねぇ。でも楽しいヨ!!

しかし、チャートリュースの色をしっかり出すのは難しいような気がする。改めてルアーメーカーの塗装ってキレイなんだなぁと思ったりしてこれがパウダーペイント。1本100~1,500円。価格に差があるのは釣具市場の七不思議と言えよう。でも非常に便利な塗料で、ジグヘッドを熱してパウダーを塗布し、再度熱すると塗装完了。焼き付け塗装、になるんでしょうか? 非常に綺麗な仕上がりを、スゲく短時間で実現可能である

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