2008年03月31日

エンジニアの“隙間な”工具

 あニャニャ!! アンテナ分配器と受信機を接続するケーブルがニャい!! ニャらば自作!! てなわけで、同軸ケーブルの両端にBNCコネクタを付けたりする俺なんですけど、問題がヒトツ。

 モノによるんですけど、同軸ケーブルのコネクタを作る時、仕上げにコネクタ部をネジ締めしたりする。例えば拙者が使ったBNCコネクタのネジ部は、六角ナット×2で締めるんですけど、片方のナット幅が超狭かったりする(これもモノによるが)。ラジオペンチでも挟めない狭さ。

 一昔前は、ラジオペンチで強引に挟んでネジ締めした(けどコネクタ周囲が傷だらけになったりもした)が、やっぱ、コネクタってキレイに作りたいじゃないスか。……でも、このナット幅に入る薄い六角レンチって……。

 と、困惑して調べてみたら、ニャニャニャ!! ニャんとスマートモンキーなる工具が!! また、エンジニアの製品である。なんつーか、拙者のピンポイントに刺さるっつーか、工具における隙間産業的製品(!?)をビシバシ出してますな。

 ともあれ、コレを超欲したので早速秋葉原へ!! 速攻購入!! 直後試したら!! あら便利!! 超狭いナット幅(というか六角レンチじゃ入らない隙間にあるナット)でもしっかり掴んで回せる!! BNCコネクタ一丁上がり!!

 あぁ、便利な工具は便利だから便利だなぁ。なんか必要もないのにさらにBNCコネクタ作りたくなってきたなぁ。というだけの話でであった。







薄いナットを回せる超便利モンキーレンチことスマートモンキーは、こんなパッケージで売られている!! いくらで買ったか忘れちゃった~。

レンチの先端部。厚さがたった2ミリしかない。ので、BNCコネクタや自転車の薄いダブルナットなんかを回す時に好都合なのだ。

3D2Vケーブル用BNCコネクタの一例。最後にナットを締めて完成するのだが、前方のナット部は狭く、通常の六角レンチを使用できない。スマートモンキーを使うと、このように非常に狭いナット部でも掴めて回せる。てか、このモンキーレンチ、同軸ケーブルコネクター専用!? とか思ったりして。


狭いトコロにでも余裕で乗っかる拙宅猫様。てゅーか猫は皆、狭い所が好きですな。

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2008年03月28日

やっぱり秋葉原はおもしろい

 なんか最近、秋葉原を散策しがちな俺。と言うよりも、秋葉原に通いがちだったりする。

 20年くらい前は秋葉原漬け的にアキバ通いしていたんですけど、Windows 2000とか前後でしょーか、の頃からあまり行かなくなった。てゅーかネット通販が便利になりまくったので、専ら通販でブツを購入な感じに。

 その後、アニメ勢力がアキバを覆ったとかコスプレとかって話を聞いて、あぁアキバは大きく変わったのだなぁとか思いつつ、やっぱり通販野郎であった。んですけど、ここ数年は年に数度アキバに行くようになった、と思ったら、ここ数カ月は毎週のように秋葉原参拝が続いているのであった。

 てか、アキバ、行ってみると、言われているほどアニメとかコスプレとかって雰囲気じゃないですな。かつてと比べると雰囲気が多少変わったが、まだまだアキバは秋葉原として健在っていうか、そのまま残っているトコロが多々。

 んで、かつてのイメージを持ったりしつつ、さらに欲しい小間物を求めたりしつつアキバを歩くと、これがもー非常に楽しいわけで。アッと言う間に4~5時間。一休みして、さらに散策!! とか思う頃には店舗閉まっちゃったりして。

 でも、駅周辺の風景はガラリと変わりましたな。便利になったりキレイになったりして、それはソレでイイんですけど、「ええっ、ここから見えたあの光景、もうナイのォ!!」というショックも。

 毎週毎週、そんな小さなショックを味わいつつ、同時に、新たな光景に慣れつつ、やっぱり秋葉原はオモシロ過ぎだなぁと思う昨今っす。


サッパリとキレイになった東京・秋葉原駅前。路上で穴あき包丁とかのアイデアグッズを売ってるオジサンは……最近はもう居ないんでしょうか? テレビに行っちゃった!?アニメ方面ショップやメイド方面飲食店は激増したっぽいが、でも、なんつーか電気・電子なショップと巧く棲み分けているという印象。以前と比べると明るい雰囲気の街になったのでは、と思う。


この通りは楽しいですのう。ジャンク店が減ったが、一方で「ああいう店はなくなってるんだろーなー」的なショップが大繁盛・成長していたり。歩き回るほどに楽しめる街であることは変わらない。うっ!! むむむっ!! こういうショップにはちょっと弱い。フツーのパーツショップも、なんつーか和む感じでイイですな。あ、オッサン的なスタンスからですけど。


家から外に連れ出した瞬間チョー怖がったり狼狽したりする拙宅の室内飼い猫様。工具箱の上が大好きだが、工具が多量にある秋葉原は……どうだろう?

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2008年03月27日

集まってくる!!

 うちに誰もいなくて、俺しかいない時、ナゼか猫御一行様が仕事中の拙者の近くに集まってくる。ちょっと嬉しい。のだが、じきにニャーとかシャーとか騒ぎ出したりもする。でも結局飽きるとどっか行っちゃうのであった。


人のぬくもりを求めて(!?)、猫様が集まってくることがある。が、じきに2匹でケンカしたり、腹が空いてニャーニャー言ったり、あるいは飽きて寝床で爆睡したりする。

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2008年03月26日

ローランドのR-09HR

 もうすぐ発売っていうか2008年3月28日発売予定の、ローランドR-09HRをイジってみた。ポータブルなリニアPCMレコーダーですな。あのR-09の後継機っス。

 新型となるR-09HRと、旧型となるR-09を比べると、新型のほーはサンプリング周波数に88.2/96kHzが加わったり、有機ELパネルが大型化したり(画素数は同じ)、再生速度可変に対応したり、あと外観も変わったりしている。より成熟したレコーダーになった感じですな。

 拙者的にけっこー嬉しかったのが、スピーカーが内蔵されたことと、電池室やメモリカードスロットへのアクセスが良くなったこと、リモコンが標準装備になったことあたり。汎用の波形編集ソフトCakewalk Audio Creator LEが付属したってのもナイス!!

 まだイジリ始めて間もない感じなんスけど、ポータブルリニアPCMレコーダーの火付け役ことローランド謹製の製品だけあって、全体的に高コナレ度と言えよう。あと、やっぱり、有機EL。見やすいし、メーター表示の追従性も高く、快適である。

 ちなみに、実勢価格は35,000円前後っぽいですな。前の機種のソレよりちょっと安くなった……のかな!? ともあれ、このハードウェアもまた、もうチョイ触ってみてからどこかでレポートしてみたい。


ローランドの新型リニアPCMレコーダー、R-09HR。より高音質で録音が可能になった他、細部の使い勝手も向上しているもよう。旧機種となるR-09と並べると、こんな感じ。携帯した時のサイズ感にはさほど差がないが、新型の大きめ有機ELパネルは魅力的。基本的な操作性は新旧共にさほど違いはない。


猫は非常に静かな動物なので、録音対象ってゅーか音源にはあまり向かないが、ゴロゴロ音を録ると楽しいゾ!!

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2008年03月25日

その足、危険!!

 たまに、椅子の傍でこっそり、このような姿勢で、こんなことをしていたりする。非常に危険ですな。でも、あっと気づくと椅子の傍。さすが忍び足。


左手っていうか左前足がですね、椅子のですね、キャスターの下にですね……危険なんですよ。

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2008年03月24日

飛ばないニッパー

ケイバ・ミニ・ニッパーことKM-007は、こんなパッケージで売られている!! 実勢価格1,300円前後!! 赤いのもあった!!


 プチッ!! ピーン!! ニャ~ンまた導線の切れ端が飛んでちゃった~!!

 ふニャ田くーん!! ニッパーで抵抗器の足とか気ったら切れ端が飛んでっちゃってヤなんです~!! どうすればいいのー? 教えてフニャえもーん!! と電子工作マニアな船田戦闘機さんに聞いたら「はい!! ケイバの飛散防止装置付きニッパぁ~!!」とは言わずにフツーに「このKM-007がイイですよ」と言ったので、買ってみた。

 買ったのは、ケイバ(KEIBA)というブランドのコレ。早速使ってみたらアラ不思議!! 抵抗の足とか切っても、切れ端が飛ばすに、ニッパーの刃の部分に残っている。独自の構造で、切り落とした導線を保持してるんですな。

 てな小さなギミックなんスけど、コレが非常に実用的であった。工作室(←良い響きだ)とかを持ってる人なら話は別だが、そうでない人の場合、いつもの机上とかで電子工作等の作業をする。で、ニッパーで何か切ると、たいてーの場合、切れ端がプチン!! と飛びがち。時にはキーボードの上に、時には本棚に、そして多くのケースで床や絨毯の上に切れ端が、ピ~ン!! ポテ、と落ちる。

 すなわち散らかるわけで、時として猫ちゃんが切れ端をクンクン&ハグハグしたり(←“猫”を“乳児”とかに置き換えると問題深刻化)するわけであり、切れ端が飛ばないってのは非常に有り難いのである。

 それだけでした。めでたしめでたし。


刃の先端部分に独自の構造があり、これにより切れ端が飛ばないようになっている。導線を切ってみたところ。手前側はフリーになり、向こう側の切りくず部分のみ、ニッパーの刃先で保持される。


耳を澄ませ、床に何かが落ちる音を聞き取らんとしている。音がすると、ソッコーで近寄って臭い嗅いで触ったりしてみる。キミんチの猫もそうでしょ!?

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2008年03月21日

SHUREのSE210の“耳心地”

 SHUREのステレオイヤホン、SE210を使ってみた。なんか、コレ、イヤパッド部分がちょいとイイとのウワサを聞いて。

 さておき、試してみたら、この“ソフト・フォーム・イヤパッド”とか呼ばれるイヤパッド、イイ感じっす。アレですよ、えーと、指でキュッと小さくして耳に入れる耳栓あるじゃないスか、アレににたイヤパッドを採用している(他にもベーシックなイヤパッドが付属する)。

 このイヤホン、音質も良いのだが、それ以前に装着感がジョリーグッドである。耳の穴にソフトにしかし密にフィットして、自然な装着フィーリングが得られる。まだ使い始めてから時間が浅いが、なんかこー“イヤホンを耳に入れてる感”が希薄でいいですな。

 音質に関しては細かく検証していないのでハッキリ言えないが、どうでしょう、例えばデジタルオーディオプレイヤーに付属するイヤホンを、市販の1万円前後あたりの製品に乗り換えた……んだけど、もっと聴き心地がよくかつ高音質のイヤホンはナイのかな!? とか考え中の人に向くかも。

 ちなみに、SHURE SE210、実勢価格は17,000円前後。ちょっと高めにも見えるが、音質と付け心地の良さ(←人によるかもしれませんが)、システマチックな付属品&オプションあたりを総合的に考えるとかなりコストパフォーマンスが高いんでは、と。

 てなわけで、けっこーイイ感じのSE210。もうちょっと使い込んでみて、できればドコカで改めてレポートしてみたい。

SHURE SE210は、こんなパッケージで売られている!! チョー頑丈にパッケージされているゾ!! 開けにくいんダ!! でも購入後に満員電車乗ってもパッケージが潰れないよネ!!SHURE SE210のイヤホン部。イヤパッド部分は、耳の中で膨張して密着するタイプの耳栓と同じ感触。装着時、耳の中に異物が入っているという感覚が少なく、遮音性も高く、なかなか良好である。


猫様におかれましては最強に感度の良い猫耳を実装し、しかもこのパラボラ的高感度猫耳はけっこー自由な角度に動きまくりなので、猫用イヤホンの開発は困難だなぁと思った。

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2008年03月19日

エンジニアの精密圧着ペンチ

 ニャ~ん!! ふニャ田くーん!! この小さいヘンなコネクタ、どうやって導線と接続するのー? 教えてフニャえもーん!! と電子工作マニアな船田戦闘機さんに聞いたら「はい!! エンジニアの精密圧着ペンチぃ~!!」とは言わずにフツーに「このPA-20がイイですよ」と言ったので、買ってみた。

 この工具、コネクタ内にある金属部品と導線を圧着するためのもの。パソコンとかの中に、四角い小さなコネクタあるじゃないスか。あのコネクタ内に差し込む部分(コンタクト)を作る工具ですな。

 何となく存在は知っていたが、使ったのは始めて。そして使ってみたらプチ感動!! 実は、1個だけとか2個とか、コンタクト部を(専用工具ナシで)作ったことがあるんですけど、えれぇ面倒であり、失敗多々であり、時間もかかった。が!! この工具使ったら!! ほんの十数秒で美しいコネクタが!! 慣れれば数秒でデキますな。ナンという生産効率の向上か!!

 やっぱり専用工具はスゲぇなぁと思った。またこのPA-20、船田さんに言わせると定評のあるメーカーの製品であり、周囲にもユーザーが多いとか。蛇の道は蛇って感じで、その道の人に聞くのがいちばんいいですな。

 あと、次はコレを買いたいと思った。でも、こっちのほーがおもしろゲですな。


エンジニア社の精密圧着ペンチPA-20。単純な構造に見えるんですけど、これで端子と導線をビシッと速く美しく圧着デキちゃうんである。


鳥類監視・発見エンジニアとして活躍中のとろ様。鳥が来ると「ニャニャニャニャッ!!」と叫ぶ(!?)のである。

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2008年03月18日

正しく訴求する方法

 拙宅猫のとろ様は、行儀が良いので何かを求め訴える時はソレっぽい姿勢で座ったりする。通称、犬座り。ちょっと、けなげ。なかなか良い訴求姿勢と言えよう。


訴求モード。これが犬座りだ。顔つきも神妙である。通常モード。特に何もナシ。猫ピカ・モード。猫ピカーっ!!

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2008年03月17日

A&Dのデジタルノギス

 俺の場合、何だかんだでちょくちょく使う工具、というか計測具が、ノギス。昔ながらのノギスもあるが、最近はデジタルノギスが主流であり、拙者もデジタルのを使用中。

 だが、デジタルノギスって、モノによって安定性とか精度が違うようですな。軽量の樹脂製だと表示分解能が0.1mmまでで、かつ、イマイチな製品だと0mmにセットしても微妙に表示がズレたり動いたりして。

 0.01mmまで表示分解能があるものだと余計にそうで、確かに細かく計測できるのは便利だが、不安定だったり計測部分の精度がイマイチだったりすると、同じ箇所を同じように測っても、測るたびに数値が違ったりして疲れる。

 プロの人はどーやって選んでるのか知らないんですけど、なんか、表示分解能が高めのデジタルノギスって、もしかして、全長が長くて計測機構部まで金属製のモノが良かったりするんでしょうか? てか、拙者のあまり多くない経験上、そんな傾向があるような気がして。

 当たり障りがあるので、イマイチだった表示分解能0.01mmノギスの型番は出しませんけど、コレがけっこー良かったというのがある。エー・アンド・デイのデシタル・フルメタル・ノギス AD-5762-150だ。

 お店に何種類かのノギスが並んでいて、拙者経験上、全体的に金属製のものがナゼか良かったんだよな~とか思い出して、このノギスを選択。そしたら、快適。

 150mmまで測れるノギスだが、この長さって短い(100mmまで測れる)タイプより、物理的に使いやすい気もする。てなわけで、AD-5762-150により気持ちよくノギスれている俺であった。

ノギスいろいろ。小さいのは昔ながらのノギス。小さいし、今時的には実用性が低いが、これは拙者がノギスの使い方を忘れないための備忘録的存在。大きいのはダイヤルノギス。ダイヤルゲージ上に数値が表示されるので、パッと見で計測値がわかりやすい(昔ながらのノギスは、実測後に簡単な足し算をする必要がある)。エー・アンド・デイ謹製デシタル・フルメタル・ノギスことAD-5762-150。使いやすいノギスだと思うのだが、表示部の下左端にあるボタンはダミー。ナンか機能を付けてくれ~。


猫は表示分解能とか計測精度とかを気にしないので、疲れないしイラついたりもしないのであろー。

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2008年03月14日

指の記憶とゼブラのサラサ

 長いこと愛用しているボールペンはゼブラ(ZEBRA)のサラサ(SARASA)シリーズである。多種類あるが、SARASA3あたりの多色・多機能ボールペンを毎日使用中。

 何年か前に見つけた瞬間購入。買った理由は書き味の良さ。拙者のフィーリングにピッタリとマッチした。水性顔料ジェルインク使用のボールペンで、一般の油性ボールペンのようにベタリした使用感ではなく、どちらかと言えばマーカーのようなスムーズな書き心地だ。軽く書けば、鋭く濃く滑らかに書ける、みたいな。

 主に使用中のSARASA3は、黒・青・赤の3色が使える、いわゆる3色ボールペンだ。青はほとんど使わないので、SARASA2+S(2色ボールペンとシャープペン)でもイイんですけど、シャープペンは0.9mm芯が超好きなので、STEADTLER(ステッドラー)の製図用シャープペンシルを使っている。

 SARASAだが、買って使い始めて、非常に気に入ったのでリフィルの替芯も買い足して、何年か使ってきた。で、こないだリフィルがなくなり……あ、ももも、もしかしたらSARASAって廃盤とかになってたらどうしよう!! と思って文具店に出かけたら余裕でまだ現存してたので安心したついでにSARASA本体予備も買ったりして。

 使用中SARASA3に、予備SARASA3が加わり、さらに3色ボールペン+シャーペンのSARASA3+Sも手に入れた。時々、シャーペンが必要なので、SARASA3+Sにちょっと期待。

 しかし、家で使ってみたら、SARASA3とSARASA3+S、なんか妙に使用感が異なる。持った感じ書いた感じが違うのだ。シャーペン付きのほーが太いような……。そこで、ノギスで測ってみた。

 ラバーグリップ部のだいたい同じ位置を測ってみたが、SARASA3は直径約12.5mm、SARASA3+Sは直径約13.3mmであった。0.8mmの違い。指ってこの違いをスコッと判断しちゃうらしい。長年使ってきたSARASA3の感触を指が記憶してたんですな。

 キーボードと同様、指先がいつも触れる道具って、やっぱり予備を購入しておいた方がイイんだろーなー、とか思った。


愛用中のSARASA3。ゼブラ謹製の3色ボールペンである。何年も使っているのに全然汚れませんな。壊れもしていない。ま、主に室内使用ですしネ。買い増したSARASA3の色違いと、3色ボールペンにシャーペン付きのSARASA3+S。持った感じが明らかに違う。重みの違いも感じられる。善し悪しではなく、指って敏感なのネ、と。


猫は全体的に敏感。肉球も鼻先も聴覚も全部敏感だが、部屋の中の様子が少し変わっただけでも速攻で調べに来る。写真は宅配物を取調中のとろ様。

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2008年03月13日

猫が敢えて静止する時

 猫見てると、足下あたりまで来て、突如ピタッと停止したりしますな。「貴様は私を撫でるように」的に。そこで何もしないとこっち向いて「ニャ」とか言うのが楽しいのである。


これは歩いている途中ではなく停止しているのだ。が、足は歩いている時のカタチになっている。歩いてきて、足下で、ピタリ、と止まるのであり、ヘンなの~と思った。

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2008年03月12日

アンテナカプラ CAT-10

コメットのアンテナカプラ、CAT-10。本来は無線交信用の機器だが、短波帯受信のためのカプラとしても機能する。BANDで受信周波数帯を合わせ、各ツマミを「いちばんよく聞こえる位置に回す」だけで良い。


 またもや短波放送受信の話。興味のナイ方、すいません~。

 海外からの短波放送って、短波ラジオの内蔵アンテナだけで受信すると、音が良いケースはあまりない。が、外部アンテナを使うと、受信できる局が増えるし、音質もグッと向上する。北京放送っていうかCRIっていうか中国国際放送なんて「県内に放送局があるのか?」ってくらいガンガン(しかもクリアに)入ってくる。

 さらにラジオに同期検波回路があれば……ラジオじゃなくて通信機型受信機ならば……アンテナがナイスなループアンテナだったら……てな感じで「もっと遠くの局をもっとイイ音で!!」な欲が出て、このあたりも短波放送受信の楽しさになってくる。

 そんなよーなコトばっかりしてる最近の俺なんスけど、拙者的経験からすると、アンテナカプラは対費用効果が高い。あ。アンテナもそうですが。ラジオより、アンテナとアンテナカプラが重要とか思っちゃう拙者。

 アンテナカプラは、アンテナとラジオを整合させる機器で、アンテナから入ってきた電波を“目的の電波だけに絞り込む”という働きをする。ので、混信やフェージングが減ったりする。

 拙者のケースでは、アンテナとしてアペックスラジオの303WA-2、アンテナカプラとしてコメットのCAT-10を組み合わせ、ラジオはソニーSW7600GRとかICF-SW55とかクーガー2200とかイロイロと使用。

 すると、中国、韓国あたりからの放送はもちろん、微妙に聞こえにくかったモスクワ放送じゃなくてロシアの声ラジオ・タイランドあたりも楽しめるように。あ、前述のアンテナは室内の窓際に置いてある状態なので、こんなモンっす。

 目的以外の周波数をカットするというか、目的の周波数を浮かび上がらせるような効果があるアンテナカプラだが、その効果を知ると、ウチ(鉄筋)の室内まで一応電波が届いてたんダ!! とか妙な喜びを得る。

 海外放送なんて、ネットのストリーミングで聴けば? と言う向きもあると思うが、やっぱ“電波”であり“無線”というトコロにある種のロマンがあるような気がする。


CAT-10の背面。アンテナ接続端子と受信機接続端子がある。端子はM型コネクター。電源は不要だ。拙宅CATうか本体。これは本来、来客出迎え用の姿勢だが、実際の来客時には狭いところへ隠れる。尻尾をつまんでイジると怒って「カプッ」と噛むのが良い。


拙宅CAT背面。M型コネクター等はなく、電源も不要だが、世話を焼く必要がある。

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2008年03月11日

下から見た図

 猫の顎を下から見た状態はなかなか良い。不思議と良い。なぜだかは知らないが良い。


こんな角度から見ると、なかなかイイ。

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2008年03月10日

ソニーの現行短波ラジオ SW7600GR

ソニーのICF-SW7600GR。長波、中波、短波、FMを受信できるラジオだ。短波放送受信を始めるにあたってコストパフォーマンスが高い製品ですな。でも、現在は中国製の短波ラジオがスゲぇ勢いであり、性能も十分良かったりする。


 ちょいと前にソニーのICF-SW7600GRというラジオを買いまして。マジメに(!?)短波放送受信をするために。

 ICF-SW7600GRは、ソニーの現行短波ラジオ(ワールドバンドレシーバーとも呼ぶ)のうち、比較的に音質が良く(スピーカーがデカいという意味で)、かつ、同期検波回路を搭載したモデルだ。

 同期検波回路は、AM形式電波受信時の混信を抑えたり若干のフェージング回避にもつながるシクミで、短波放送受信時に使うとより良好な音で聴けるケースが多い。ICF-SW7600GRは、現在市場にあるいわゆる“短波ラジオ”の中では、同期検波回路が使える機種としては安めで音も良いラジオってわけですな。

 で、これを使い始めた時、この機種の同期検波回路って便利だなぁ、と感じた。聞こえにくい時、同期検波のスイッチを入れると、受信周波数が同期固定されて、安定して(わりとクリアな音で)聞こえるようになる。周波数はテンキー入力式だし、スイッチ一発の同期検波だし、あらま、ラク!! とか喜んだ。

 が、結局、アンテナ。

 ICF-SW7600GR本体のアンテナのみだと、アジア圏の短波放送受信でイッパイいっぱい。もちろん環境によるのだが、拙宅では外部アンテナが必要。なので、アンテナも購入した。

 アンテナはアペックスラジオの303WA-2。短波受信用だが、長波や中波の受信にも向くようだ。コレを室内・窓際に設置した。ラジオとアンテナの接続は、同じくアペックスラジオの35BNC-ATを使った。

 結果、いきなり、さらに多くの放送局からの電波を受信できるようになった。んだが、わーい!! って感じではなかった。帯域全ての電波を良好に受信できるようになるかわりに、中国あたりからの電波はより強力に混信してきたりなんかして。でも、そういう周波数を避けて、受信時刻も考えて、隙間を見つけて受信すれば、ナンとかなったりもする。

 ん~、やっぱりアンテナなんですな、とか思ったりした。


短波ラジオには一切興味ナシなのであくび中のとろ様。あくびなんてせず、みんなで短波受信しようゼ!!

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2008年03月07日

RF-2200をICF-SW55で確認

比較的にアナログ機材が好きな拙宅猫うか様。恐らくカビ臭いとかそーゆー理由からであろう。

 しばらく前のこと。

 30年くらい前のBCLラジオをイジっているうちに、それほど昔ではないけど15年くらい前に買ったBCLラジオのほーが“単に周波数を合わせて受信するだけ”ならラクなので、ソニーのICF-SW55という機種をひっぱり出した。

 上記リンクの30年くらい前のラジオことクーガー2200は、ツマミを回して周波数を合わせるが、ICF-SW55のほーはテンキーで周波数を入力するだけで済む。のでラク。

 BCL全盛の頃の一般向けBCLラジオはダイヤル回して周波数を合わせるアナログチューニング式だったんスけど、その後、PLLシンセサイザー方式のデジタル式が主流となりつつ、テンキーで周波数ダイレクト入力式が当然となりつつ、ダイヤル回しのアナログチューニング式ラジオは姿を消していった。

 けど「やっぱラジオはツマミ回して選局だろ!!」という声が多かったのか、ダイヤル回転式が復活したり、姿を消したり、また復活したりしながら、ラジオの市場は縮小していったりもした。

 ICF-SW55は、テンキー入力式なんスけど、ダイヤル回して周波数を段階的に変えることもできる。PLLシンセサイザ方式だけど、アナログ風な使い勝手もあるラジオ、ってコトですな。

 で、受信したら、ラクはラクだけど、結局、お目当ての周波数は混信状態でイマイチ聞こえなかった。海外の日本語短波放送。でも、クーガー2200でアナログ的にチューニングした時とだいたい同じ状態で聞こえてきたので“クーガー2200での受信周波数設定がホントに正しいのかどうか確認できた”ので、ヨシとした。

 古いBCLラジオの受信周波数が正しいかどうかの確認のため、周波数デジタル表示の新時代(!?)ラジオを使う、ってのは変態的だったかもしんないですな。でも、そーゆーコトしてる人、いるでしょたぶん。アマチュア無線の遠距離交信の直前に、ケータイで「これから交信始めましょう!!」と連絡取り合ったりもするそうですし。


デカいのが30年くらい前のラジオこと松下電器産業株式会社のクーガー2200。こちらはアナログチューニング式。小さいのが15年くらい前のラジオことソニーのICF-SW55。こちらはデジタルチューニング式。ICF-SW55は周波数をテンキー入力すれば受信できる。丸いダイヤルを回転させての、アナログラジオ風チューニングも可能だ。

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2008年03月06日

猫が静止する瞬間

 猫見てると、あ!! ……てな感じで、こちらの存在に気づいた瞬間に動作を停止していたりしますな。一瞬緊張し、固まっちゃうんでしょうか!? 顔的にもわりと深刻な感じ。


う。おまえは……(汗)。みたいな瞬間か!?

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2008年03月05日

ロディア箱

これがロディア箱だッ!! 正式名称は知らん!! とにかく、こんなカタチで売られていた!!

 あら!! ニャわいい!! もとい、カワイイ!! と思って衝動買いしたのはRHODIAメモ帳の箱入りセット。おなじみですけど、RHODIA(ロディア)はフランス製のメモ帳ですな。

 ちょいと以前に買った箱詰めセットで、楽しげなのでしまっておいた。てか、良くなくなくなくないですか、コレ。外見はロディアパッドで、中身も当然ロディアパッド各種。箱までキッチリとロディアなのがユニークであり、愉快。

 けど、壊れちゃったんスよ。ちょっとだけ。ぶっちゃけ、箱としての作りが若干チャチで、やや重いモノを上に置いておくと、その加重で箱の四隅の接着が剥がれてしまう。現在はテープで補修中。まあ、紙だし、そうそう長持ちはしないんでしょうな。次回は木箱でお願いします!!

 でも、ロディアパッドはしばらく買うつもりがない。何しろ、一時期ハマって既にこの先10年分くらいのメモパッドを持っているのだ。ロディア以外も合わせて多量に。

 あ、原稿をメモパッドに書いて郵送するという仕事のしかたをすれば、メモパッド大量消費でまた買えるゾ!! って目的がメモじゃなくてメモパッドそのものになっている俺だったりするんですけど、「う、私も実は……」とか思う人も少なくないのではなかろーか。


中身はこんな感じ。RHODIA鉛筆が2本、ロディアパッドは11番が2冊、8番が1冊、16番が1冊入っている。ロディアパッドやリガールパッドは定番的ノートとなっていて、周辺グッズも楽しい。……カバーに入れなくても便利に使えるパッドなんですけどね、ホントは。

猫パッド、じゃなかった、猫パンチ発射直前のとろ様。腕っていうか前足の筋肉はかなりご立派である。葉っぱも枯れがち。

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2008年03月04日

ACアダプタだった

 猫様、ヒモ類を見つけると、とりあえず触ってみたりニオイ嗅いでみたりする。新しいケーブルを見つけたとろ様は、ケーブルの端からニオイを嗅いでいって、終端を突き止めた。ACアダプタだった。それだけの状況であった。和んだ。


ニャニャ……ニャんだ、ACアダプタか。みたいな。

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2008年03月03日

Core Memoryという写真集

「Core Memory ― ヴィンテージコンピュータの美」はこんな姿で売られている!! A4の長辺をちょっと短くしたくらいのサイズ。オールカラー164ページ。定価3,570円(税込)。オライリー・ジャパン発行、オーム社発売。


 フニャ田さんから以前に教えてもらった直後見てズギャーム!! と感じたMark Richardsさんによる写真が、日本語版の写真集こと「Core Memory ― ヴィンテージコンピュータの美」となって発売された。

 ニャ!! それはタイヘン!! ということで速攻で秋葉原に行って購入。帰宅してじっくり眺めて堪能。興味深く、美しく、隅々まで見ずにはいられない写真集である。ある方面の人なら、この一冊が何度もの晩酌の肴となってくれますな。

 古いコンピュータの姿や内部回路を超キレイに撮った写真がビシバシ載ってますヨ。エニアックとかユニバックとかピーディーピーとかクレイとか。単なる記録的あるいはカタログ的な写真ではなく、映画のワンシーンのように緻密なライティングで撮っている。アート性云々ではなく、撮影者の計算機に対する視線に濁りがなくてイカス。そんなふうに見せてくれて、ありがとう、Mark Richardsさん!! てな感じ。

 コレね、最高に良いのでスゲくオススメしたいが、買って「ガックリ」する人もあると思う。

 例えば、電子機器の基盤を見て、最適化され整然とした美しさを感じつつも、そこから帰納して、古き時代の回路の複雑で力ずくな配線に思いを巡らすような人なら、マジで楽しめる本だ。この本の写真から演繹的妄想を働かせて、現在の基盤やパーツを眺めてニヤつくような楽しみ方もできますな。

 が、ソレってナンのコト? とか思う人がこの本を見ると、SFっぽいよね~エイリアンが作った装置みたいだよね~、と楽しめるかもしれないけど、高い写真集だと感じちゃうカモ。

 久しぶりに楽しい本買ったニャ~と、(ホントにこの写真集で酒呑んで)酔っぱらって寝て起きたら、版元のO'Reilly Japanから「Core Memory ― ヴィンテージコンピュータの美」が届いた。ニャ!! けけけ献本!! 実に微妙なタイミング!! わー2冊になっちゃった~!! でも嬉しいかも!! ならば1冊は閲覧用、もう1冊は予備として保存!! てな顛末であった。


中身をチラリ。シリコンバレーにあるComputer History Museum所蔵のコンピュータが三十数台掲載されている。複雑なライティングのもと、長時間露光で撮影されたという写真は、色もディテイルも質感も圧巻!! うづぐじい!!買った翌日、献本されたヨ!! てなわけで2冊所有!! ……ところでこの写真集、色味的にもモチーフ的にも、パッと見、寺田さんの本と勘違いしちゃったりする、のは拙者だけ?


簡単なライティングのもと、短時間露光で撮影されたテキトーな猫写真。絶賛寝ぼけ中。

投稿者 : 09:29 | トラックバック [ ハードウェア ]

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