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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
JR東日本、無線LANサービスのローミング開始と対応プロバイダー拡大

 JR東日本と日本テレコムは、「無線による、駅でのインターネット接続実験」のローミングサービスおよび対応プロバイダーの拡大を発表した。有料の公衆無線LANサービス「HOTSPOT」「無線LAN倶楽部」とローミングを行なうほか、データ通信サービス「b-mobile」とDreamNetが対応プロバイダーとして参加する。

 HOTSPOTはNTTコミュニケーションズ(NTT Com)が運営、無線LAN倶楽部はNTTブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)が運営するサービス。どちらも「無線による、駅でのインターネット接続実験」のサービス再開時にローミング対応を表明しており、このほかにNTTドコモの「Mzone」、NTT-MEの「ネオモバイル」なども対応する予定だ。

 HOTSPOTではローミングサービスを3月31日から8月31日まで実施する予定で、3月31日から先着2,000名までモニターを募集する。ユーザーはHOTSPOTのIDとパスワードで「無線による、駅でのインターネット接続実験」を無料で利用できるが、逆にJR東日本のサービスモニターがHOTSPOTを利用することはできない。

 一方、無線LAN倶楽部は、ユーザーであれば誰でもローミングサービスを利用できるほか、相模鉄道と共同で提供している「相鉄ワイヤレスインターネット powered by 無線LAN倶楽部」のモニターも対象に含まれる。また、6月中旬をめどに、無線LAN倶楽部の一部エリアをJR東日本のサービスモニター向けに無料で開放する予定だという。無線LAN倶楽部のローミングは3月31日から12月19日まで実施される予定だ。

 ローミングサービスの発表に合わせ、対応プロバイダーも拡大された。b-mobileとDreamNetでは、4月15日10時より「無線による、駅でのインターネット接続実験」に対応、事前申し込みなどの必要なくサービスを利用できる。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/2003/mar/nr030327b_fs.html

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(甲斐祐樹)
2003/03/27 17:35
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