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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
Broadcom、IEEE 802.11nドラフト版に準拠した無線LANチップセットを発表

Intensi-fiロゴマーク

(左から)BCM4321とBCM2055
 Broadcomは米国時間19日、IEEE 802.11nのドラフト版に準拠した無線LANチップセットファミリ「Intensi-fi」のサンプル出荷を開始したと発表した。

 Intensi-fiは、5GHz帯のIEEE 802.11aと2.4GHz帯のIEEE 802.11b/gと互換性を持った、IEEE 802.11nドラフト版に準拠した無線LANチップセット。Broadcomによれば、IEEE 802.11nの標準化作業が完了した際には、ソフトウェアアップデートにより正式版をサポートできるとしている。

 チップセットとしては、物理層で最大300Mbps以上の無線LAN通信が可能でPCIやCardbus、PCI Expressとの接続性を持つMACおよびベースバンド「BCM4321」、2×2/3×3/4×4アンテナ構成をサポートし、2.4GHzと5GHzを統合した無線部「BCM2055」と、ネットワークプロセッサで構成される。ネットワークプロセッサには、ルーティングおよびブリッジ機能を持つ「BCM4704」と、2.4GHzと5GHzの同時利用に対応し、IEEE 802.11nとイーサネット間で100Mbps以上の通信速度を実現できるギガビットイーサネットMACを統合した「BCM4705」を用意する。また、「OneDriver」ソフトウェアによって、無線LAN設定システム「SecureEasySetup」やQoS、WMMに対応する。

 BroadcomではIntensi-fiのサンプル出荷発表に合わせて、製品形態に応じたリファレンスデザインも発表している。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://ja.broadcom.com/press/release.php?id=806361

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(村松健至)
2006/01/20 16:15
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