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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| アイピーモバイル、サービス開始を2007年に延期。新技術で高速化を図る | ||||||
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アイピーモバイルは28日、2006年10月に開始予定だったモバイルブロードバンドサービスを仕様変更といった理由により2007年春に延期すると発表した。 アイピーモバイルは、総務省から新規事業者向けに割り当てられた2GHz帯上で、TD-CDMA技術を採用したデータ通信サービスを2006年10月から東名阪エリアで開始するとしていた。アイピーモバイルによれば、当初は2GHz帯を5MHz幅で利用する計画だったが、新たに3GPPで標準化された10MHz幅を利用するシステムを導入すると計画を変更。これにより大幅な高速化や大容量化を予定する。 アイピーモバイルが当初予定していたサービスは下り最大5.2Mbps、上り最大848kbpsだったが、新システムを導入することで下り最大11Mbps、上り最大1.7Mbps、下り平均スループットで3Mbpsが実現可能になるという。これに合わせて料金設定も当初予定していたISP料含み2,500～5,000円よりも低廉にできるとしている。高速化は今後も進めていき、下り22.1Mbps、上り2.64Mbps、下り平均6Mbpsのシステムも導入する予定。 合わせて同社では追加増資や経営体制の刷新を発表した。アイピーモバイルの増資は既存株主関係企業の間で行なわれ、40.5億円を追加増資。増資後の資本金は33.5億円、資本準備金は20.25億円、資本金等合計は53.75億円、発行済み株式総数は237,500株となった。また、企業再生に向けた出資とコンサルティングを行なうリヴァンプとも業務提携し、同社代表パートナーの浜田宏氏が取締役としてアイピーモバイルに参画。また、ボーダフォンの前プロダクトマネージメント統括部ジェネラルマネージャーである小林政彦執行役員もアイピーモバイルへの経営支援や指導を行なう。 アイピーモバイルの経営体制も刷新し、CSKグループおよびインターネットイニシアティブグループなどから4名を取締役として迎えるとともに、執行役員制度を本格導入。執行役員制度で取締役会の経営機能と業務執行機能を分離することでコーポレートガバナンスの強化を図り、業務執行責任を明確化する方針だ。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（PDF） http://www.ipmobile.jp/info/img/06-001.pdf ■ 関連記事 ・ 【WIRELESS JAPAN 2006】目指すは「ポケットの中のブロードバンド」～アイピーモバイル杉村社長 ・ アイピーモバイル、2GHz帯の認定申請書を提出。IIJ-Techなどが出資へ （甲斐祐樹） 2006/07/28 12:30 |
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