KDDIの小野寺社長は「今回の事業統合の一番のメリットは、NTTの光ファイバに頼らず、自前のネットワークを構築できること」と説明。また、コスト面でもNTTの光ファイバを借りる場合に比べてメリットがあるとして、「今後はFTTHとCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)、さらにはau携帯電話を連携し、競合他社に対して競争力のある魅力的なFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスを提供していく。中長期的には、首都圏の提供エリアにおいてFTTHのシェア30%の獲得を目指していきたい」と意気込みを語った。