コレガは、ルータとクライアントのボタン操作で無線LAN設定を行なえる無線LAN製品「GPXシリーズ」を1月下旬に発売する。標準価格は、IEEE 802.11gに準拠した無線LANルータ「CG-WLBARGPXW」「CG-WLBARGPXB」が7,770円、無線LANアダプタは「CG-WLCB54GPX」が3,150円、「CG-WLUSB2GPX」が3,759円。
■ ルータとクライアントのボタン操作でセキュリティ設定が可能
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CG-WLBARGPXW(左)とCG-WLBARGPXB(右)
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WGPXシリーズは、ルータとクライアントのボタン操作のみで無線LAN設定を行なえる製品。設定が可能なのは同じシステムの製品同士で、現在のところは今回発表された製品でのみ利用できる。
無線LANルータ「CG-WLBARGPXW」「CG-WLBARGPXB」は本体カラーが異なる以外の機能は同一。無線LAN機能では本体スイッチで無線LANのすべてのセキュリティ設定をオフにできる機能、空きチャネルの自動検索機能などを搭載。インターネット回線を自動で判別して設定を変更する機能、UPnPやVPNパススルー、ダイナミックDNS、ダイレクトPPPoE、IPv6ブリッジなどもサポートする。
WAN側に10BASE-T/100BASE-TX、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×4ポートを搭載。ルータ機能をオフにすることも可能で、ルータ機能オフ時にはWANポートを含めて5ポートのスイッチングハブ付き無線LANアクセスポイントとして利用可能。有線LANのスループットはFTPで85Mbps、Smartbitで65Mbps、PPPoEで40Mbpsを公称する。
無線LANセキュリティは64/128bitのWEP、WPA/WPA2(TKIP/AES)に対応するほか、ステルスAP、MACアドレスフィルタリングもサポート。無線LANと有線LAN間の通信をオフにする機能も搭載する。本体サイズは138×81×26mm (幅×奥行×高)、重量は170g。
■ クライアントはCardbus型、USB型の2種類
CG-WLCB54GPXはCardBus型の、CG-WLUSB2GPXはUSB 2.0型の無線LANアダプタ。インターネットに接続したPCをアクセスポイントとして利用できるソフトウェアアクセスポイント機能も搭載する。
無線LANセキュリティは64/128bitのWEP、WPA/WPA2(TKIP/AES)に対応。OSはWindows XP/2000に対応するほか、Windows Vistaの動作確認も行なわれている。ただし、Vistaではソフトウェアアクセスポイント機能は利用できない。本体サイズと重量は、CG-WLCB54GPXが54×118×7mm、40gで、CG-WLUSB2GPXが28×11×91mm、19g。
コレガでは、WPA対応機種のセットモデルも1月下旬より発売。CG-WLCB54GPXとのセットモデル「CG-WLBARGPXW-P」「CG-WLBARGPXB-P」を8,925円、CG-WLUSB2GPXとのセットモデル「CG-WLBARGPXW-U」「CG-WLBARGPXB-U」を11,340円で発売する。
[お知らせ]
初出時、Wi-Fi Allianceの認定プログラム「Wi-Fi Protected Setup」に準拠としましたが、認定プログラムを取得していないため、該当部分の記述を削除しました。
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CG-WLUSB2GPX
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CG-WLCB54GPX
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■ URL
ニュースリリース
http://corega.jp/product/news/070118.htm
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(甲斐祐樹)
2007/01/18 16:20
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