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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソニー、世界初のDLNA搭載無線LANデジタルカメラ「DSC-G1」

DSC-G1

背面
 ソニーは、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を内蔵し、DLNAに対応したデジタルカメラ「DSC-G1」を4月6日に発売する。オープンプライスで、店頭販売価格は70,000円前後の見込み。

 DSC-G1は、 1/2.5型600万画素CCDを搭載したソニーの新型デジタルカメラ。デジタルカメラとしては世界初という1,677万色表示が可能な3.5型透過液晶をモニターとして採用するほか、本体に2GBのメモリを内蔵。外部メモリとしてメモリースティックDuo/PRO Duoにも対応する。

 ソニーのデジタルカメラでは初となる無線LAN機能も標準搭載し、DSC-G1同士で写真を交換できる「ピクチャーギフト」、ネットワークエリア内にある他のDSC-G1で撮影した写真を自分のDSC-G1に保存する「コラボショット」といったネットワーク機能を搭載。コラボショットでは結婚式や運動会などを2台のDSC-G1を使って違う角度から撮影する、という使い型ができる。無線LANの有効範囲は約10~30m程度。

 また、デジタルカメラとしては初めてDLNAをサポート。DLNA対応テレビやPCなどからDSC-G1内の画像をネットワークを介して再生できる。なお、DLNA経由で画像データをコピーすることはできない。また、無線LANを利用して画像をPCに転送する機能も備えておらず、画像をPCに転送するにはクレードルやメモリースティックDuoを利用する必要がある。

 レンズは35mm換算焦点距離38~114mm、F3.5~4.3の光学3倍ズームカールツァイス「バリオ・テッサー」を搭載し、デジタルズームは6倍まで、マクロは最大1cmまで可能。最大ISO1000での撮影に対応し、光学式手ブレ補正機能も搭載。焦点距離は38~114mm(35mm換算)。

 撮影画像は3:2のほか、16:9での静止画撮影にも対応。2~6枚の写真から情報を複合して1枚の写真を作成する「手持ち夜景」モードも搭載し、暗くブレやすい夜景で撮影した画像を補完できる。

 画面インターフェイスも一新し、同社のDVDレコーダやPS3、PSPなどで採用されている「XMB(クロスメディアバー)」に近い新世代インターフェイスを搭載。撮影したオリジナル画像とは別にVGAサイズの画像を本体メモリに自動記録するアルバム機能も搭載し、アルバムに保存した画像にはラベルやコメントが付けられる。

 画像検索機能も搭載し、アルバム検索に加えてラベルや写真の色、顔、写真の属性などから検索する「絞込み検索」、似た画像を検索する「類似画像検索」が可能。本体内のアルバムはPCを利用して編集することもできる。

 静止画以外にはMPEG-4動画の撮影、再生機能を搭載し、VGAもしくはQVGAで30fpsの動画撮影が可能。動画撮影中の光学ズームにも対応する。動画の撮影時間はVGA・30fpsで約1.5時間。MP3のステレオ再生も可能で、本体にはヘッドフォン端子を標準搭載。曲の長さや曲数は無制限で、音楽付きスライドショー再生機能「音フォト」にも対応する。

 本体サイズは93.3×25.3×71.7mm(幅×奥行×高)、重量は約204g(バッテリー含まず)。電源はリチウムイオン電池「NP-FR1」で、1回のフル充電で約280枚(CIPA規格に準じる)が撮影できる。USB 2.0 Hi-speed対応のマルチ端子を搭載し、クレードル経由で画像をPCに転送できる。本体カラーはシルバーのみ。


レンズ収納時 レンズ収納時の背面。操作ボタンも収納される

メニュー画面

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200703/07-0309/

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(甲斐祐樹)
2007/03/09 15:24
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