このほか、携帯電話を利用してリアルタイムで情報を送受信できる「スマートループ」では、5月下旬発売用のオプション「データ専用通信モジュール」または7月中旬発売予定の「着信ハンズフリー対応通信モジュール」を利用することでウィルコムに対応する。データ専用通信モジュールは、専用のW-SIMを使用してサイバーナビでのPHS通信を可能とする製品で、あわせてウィルコムは専用データ通信プラン「カーナビ専用サービス for carrozzeria」の提供を開始。月額1,050円の定額制プランと、月額525~1,575円の二段階定額制プランを用意する。通信モジュールの販売価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「データ専用通信モジュール」が6,000円程度、「着信ハンズフリー対応通信モジュール」が9,000円程度の見込みだ。
データ専用通信モジュール
着信ハンズフリー対応通信モジュール
AVIC-VH9000およびAVIC-ZH9000は、ワイドVGA表示の7インチ液晶ディスプレイと4チューナ×4アンテナの地上デジタルテレビチューナー、50W×4chのアンプを搭載。ブレインユニットにはビデオサーバー機能を搭載し、専用ソフト「BeatJam Video Converter 2008 for carrozzeria」を使用することで、PCに保存されているMPEG4/H.264などの動画ファイルをDivXにエンコードしてブレインユニットに転送しサイバーナビで再生できる。このほか、MP3/WMA/AACの音声ファイルも転送可能だ。地上デジタル放送では、番組を約10分間ワンセグ画質で録画できる「タイムシフト機能」や、放送局を自動選択する「オート放送局サーチ」などの機能が利用できる。