イー・モバイルは、2008年6月時点のサービスエリア拡大状況を発表した。合わせて、音声サービスにおける国際ローミングサービスを7月29日に開始する。
6月末までに拡大するサービスエリアのうち、空港では女満別空港と青森空港、秋田空港、熊本空港での利用が新たに可能になる。また、愛知県では名古屋地下街に加え、名古屋市営地下鉄東山線と桜通線の名古屋駅、名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅で、大阪府では曽根崎地下歩道でイー・モバイルの利用が可能になる。
■ 国際ローミングはアジア地域から順次拡大。当初端末は2機種
7月29日正午に開始する国際ローミングサービスでは、中国や香港、台湾、タイをはじめとしたアジア地域が当初のエリアで、9月までに米国やオーストラリア、欧州主要国などへも拡大する。対応端末は、国際ローミングに対応した「EMONSTER(S11HT)」と「H11HW」で、申込み不要で利用できる。
料金は、中国の場合で滞在国内通話が1分100円、日本への国際通話が1分250円、日本以外への国際通話は1分300円。台湾の場合は、滞在国内通話が1分50円、日本への国際通話が1分150円、日本以外への国際通話が1分200円になる。また、海外で電話を受けた場合は、中国・台湾ともに1分100円。
SMS送信料は一律1通50円で、受信料は無料。パケット通信は1通信ごと25KBまで50円、25KB以降は1KBごと2円。このほか、国際ローミングサービスの利用を停止できる電話窓口も用意する。なお、イー・モバイルのデータ通信カードを利用するユーザーはサービスの対象外。
■ URL
2008年6月のサービスエリア拡大実績について
http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=563
国際ローミングサービスを開始について
http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=562
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(村松健至)
2008/07/10 16:04
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