アップルは13日、Webブラウザ「Safari 3.2」を公開した。新たにフィッシング詐欺の対策機能を搭載したほか、合計11件の脆弱性を修正している。対応OSはWindows Vista/XPおよびMac OS X 10.4.11以降。
Safari 3.2では、ユーザーが詐欺サイトを訪問した場合に、警告を表示するフィッシング対策機能を搭載した。また、Windowsのみに影響のある脆弱性7件と、WindowsおよびMac OS Xに影響のある脆弱性4件を修正。これらの脆弱性の中には、悪意のあるWebページや画像を開いただけで、任意のコードを実行させられる可能性のあるものも含まれており、アップルではユーザーに対してアップデートを推奨している。