マイクロソフトは22日、デジタルカメラや携帯電話で撮影した写真や、ニュース、天気予報などのコンテンツを、PCだけでなくデジタルフォトフレームなどの機器に転送できるオンラインサービス「Windows Live FrameIt」を開始した。利用にはWindows Live IDが必要で、無料で利用できる。
「Windows Live FrameIt」は、「Windows Live フォト」や「Picasa」など各種の写真共有サービスと連携し、オンラインに保存した写真データをPC以外の機器でも表示しやすい形式に変換して自動配信するサービス。写真データ以外に、ニュースや天気予報、任意のRSSフィードなどのコンテンツも配信でき、表示時間や更新頻度などはWindows Live FrameItの設定画面でカスタマイズできる。
「Windows Live FrameIt」の対応機器については、日本国内でも今後、主要メーカーから順次発売される予定。現時点でデジタルフォトフレームについては、ソニーの「VAIO VGF-CP1」、バッファローの「PF-50WG」の2製品が、ファームウェアのアップデートにより対応するとしている。また、シャープも対応機器や発売時期については未定だが、対応予定を表明している。