東芝が運営するブロードバンドサイト「Toshiba Web Street」は、4月1日16時より第5弾Webドラマ「フーチャ~旋律の彼方へ…」の配信を開始した。視聴料金は無料。
「フーチャ~旋律の彼方へ…」は、1980年代に「シーサイド・オーシャン」を送り出した作曲家の澤村健二を主人公に、鹿児島県沖永良部島を舞台として展開する全9話のオリジナルドラマ。本作は、主人公の視点でストーリーが進み、最終回となる第9話まで主人公の演じる役者が明らかにならない特徴を持つ。Toshiba Web Streetでは、主人公の手、肩などの体の一部や声から主人公を演じる役者を当てるプレゼントクイズを実施している。
コンテンツの視聴にはWindows Media Playerを使用し、配信帯域は300kbps。現在、第1話が配信中で、第2話以降はおおよそ1週間ごとに順次配信される。なお、同作品は7月24日からテアトル池袋にて劇場公開も予定する。
Toshiba Web Streetは、「フーチャ~旋律の彼方へ…」の配信開始にあわせて製作発表会を開催。藤真美穂や森下千里、村松利史といった出演者のほか、音楽を担当するクリヤ・マコトが出席した。
主人公の澤村健二が作曲した「シーサイド・オーシャン」を歌い、後に澤村と結婚した葵しずか役を演じた藤真美穂は「作品中では背中が出るシーンが多く、背中での演技が中心だった」と語った。藤真は、ドラマの配信にあわせてToshiba Web Street内でコラム執筆も開始している。
音楽担当のクリヤ・マコトは、Toshiba Web Streetの第4弾ドラマ「NO MUSIC, NO LIFE.」では、役者として初出演したことで「Webドラマの独特の面白さを感じた」という。このため、本作作曲にあたっては「1話当たり5分という時間にとらわれずに、伸び伸びと楽曲を作ることができた」とした。