デコーダチップとしてSigma Designs社の「EM8620L」を採用し、WMV9形式のファイルをサポートするとともに、WMV HD(720p)コンテンツも再生できる。なお、音声コーデックにWindows Media Audio 9 Professional (WMA9 Pro)を使用したWMV HDコンテンツの再生は、11月末公開予定のファームウェアにて対応する予定だという。
USB 2.0ポートは本体前面に1ポート搭載、マスストレージクラス対応のデジタルカメラをはじめ、USB接続型HDDやUSBフラッシュメモリに保存したファイルをAVLP2/DVDLJ上で直接再生できる。また、同社のLAN接続HDD「LANDISK」シリーズに保存したファイルについてもパソコンを介さずに再生が可能で、同社では10月27日付けでLANDISK向けに対応ファームウェア「Ver.1.50」を公開した。
このほか、サーバーソフト「AVeL Link Advanced Server 1.5以降」をパソコン側にインストールすることで、同社テレビキャプチャ製品に付属するテレビキャプチャソフト「mAgicTV 4.2」とも連携する。連係機能を利用することで、AVLP2/DVDLJ上から番組予約操作が可能となるほか、WOL(Wake On Lan)対応パソコンの起動も可能となっている。
映像出力端子は、D4×1、S2映像×1、コンポジット×1を、音声出力端子は光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ×2をそれぞれ装備する。本体サイズは430×291×55mm(幅×奥行×高)で、重量は約3.5kg。OSは、Windows XP/Me/2000/98SEおよびMacOS X 10.3以降に対応する。