DiXiMは、ミドルウェア/サーバーソフト/クライアントソフトからなり、パソコンを中心としたホームネットワークを構築できるソリューション。家庭内LANに接続することにより、パソコンやデジタル家電、モバイル機器間でコンテンツを共有できる特徴を持つ。また、DiXiMは、UPnPや、家電向けのUPnP「UPnP AV」に対応するほか、デジタル機器の相互接続規格「DLNA(Digital Living Network Alliance)」に準拠する。このほか、インテルによるネットワークメディアデバイスに関するデザイン要件(NMPR:Network Media Products Requirements)に対応するほか、Windows XPにUPnPのメディアサーバー機能を追加するソフトウェア「Windows Media Connect(WMC)」との相互接続が確認されている。
コンシューマ向けのパッケージ販売では、Windows XP向けに「DiXiMマルチメディア・ホームネットワーク・スターター・パック」を11月中旬に発売する。標準価格9,800円で、サーバソフトウェア「DiXiM Media Server」とクライアントソフトウェア「DiXim Media Client」を同梱。DiXiM Media Serverで指定したフォルダ以下のコンテンツを公開する・配信を行ない、DiXim Media ClientでLAN上に公開されているコンテンツの情報を閲覧できる。同社では、パッケージ販売のほかパソコンへのプリインストールやバンドルなどでの提供も予定しているという。