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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| テリー伊藤氏とライブドア堀江社長が語るブロードバンドの番組企画 | ||||||||||||||
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10月30日と31日の両日、六本木ヒルズでイベント「ネットシネマカーニバル」が開催されている。初日の10月30日には演出家のテリー伊藤氏とライブドア代表取締役社長の堀江貴文氏を迎え、ブロードバンド番組に関するトークセッションが開催された。 ■ 平成の時代の同棲模様をブロードバンドで描く
具体的な作品コンセプトとしてテリー氏は「同棲」を例示。「いつの時代も同棲はあるけれど、平成の同棲はどんなものなのかというのはネットを見る人にとって興味深いテーマではないか。今は結婚よりも同棲というスタイルも多く、覗き見的なだけではなく切実なテーマも紹介できれば」と語った。 テリー氏は現在の若い世代について「プリクラで育っているからか、カメラに対して物怖じせず、昔と違ってネット配信されても恥ずかしがらない」とコメント。同棲をテーマとしたコンテンツについて「カメラに気合がないから、リアリティのあるものが見せられるのではないか」との考えを示した。 このほかにも映画監督の岩井俊ニ氏と組み、「穴」を題材にした映像コンテンツも計画しているという。テリー氏は「落とし穴なのか金鉱なのかはわからないが、普段は見えていない世の中の“穴”の部分がテーマ」とコメント。「岩井さんの感性で、東京のアンダーな部分を映像で見せていきたい」と続けた。 ■ 堀江社長の“怪物的なパワー”をドキュメンタリーに
テリー氏が堀江氏に「誰がやっても赤字といわれているプロ野球を黒字にできるという堀江さんに、お金儲けのやり方を教えて欲しい」と質問すると、堀江氏は「“俺が儲けてやる”と自分を信じること」と回答。「実際には相手にされず、“世迷言”と言われるんですけどね」と付け加えた。 テリー氏が「革命家はそういう性格の人が多いね」と続けると、堀江氏は「死んだ後に理解されても仕方がない。芸術家や画家は生きている間不遇だったというけれど、それでは意味がなくて、現世利益ということがすごく大事だと思う」の考えを披露。「後になればなるほど死んでしまう確率も高くなるのだから、早め早めに行動することが大事」とした。 堀江氏のビジネスの方針は「先を見るのではなく、稼ぎ方や才能の使い方を効率よく」することだという。堀江氏は「1の才能があったなら、それを10年分先取りして10の才能があるように見せる。10年後の自分の姿を見せて“俺は10年後こうなるから、今の才能が10あるのと同じことだ”と言い張る」という持論を披露。テリー氏は「恋愛も同じで、確信はないのに“俺が幸せにしてやる”と言ったりする。彼女を射止めるためにはそういうことをするよね」と感想を述べた。 堀江氏はさらに「実際に結果がついてくると、たとえ1が10にならなくても7、8の成果を上げられる。最初の10はバーチャルな数字だったが、それがいつの間にかリアルに変化する」とコメント。「そこで得た7、8を、さらに10年後を見せることで70、80にまで高められる。仮に失敗してもゼロにはならない」と付け加えた。 テリー氏は堀江氏の持論を受けて「堀江さんの話は内容がとても興味深い。今は野球ばかりが騒がれているけれど、それ以外の怪物的なパワーをドキュメンタリーで見せていけたら」とコメント。堀江氏も「誰でも殻を破れば未来が開けているのに動こうとせず、現状を打破できない。もっとチャレンジする人が増えて欲しい」との考えを述べた。
■ ＵＲＬ ネットシネマカーニバル http://www.netcinema.tv/carnival/ ■ 関連記事 ・ ブロードバンドコンテンツのイベント「ネットシネマカーニバル」が開催 （甲斐祐樹） 2004/10/30 15:24 |
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