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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
バッファロー、総務省の11aチャネル変更の一部答申について見解を表明

 バッファローは、11月29日に総務省が発表した「5GHz帯無線アクセスシステムの技術的条件」に関する情報通信審議会の一部答申について、同社の見解を発表した。

 総務省の発表によれば、現在IEEE 802.11aの周波数帯域として利用されている5.15GHz~5.25GHz帯について、諸外国が利用しているシステムとの整合性を図るためチャネルを変更することを適当としている。

 また、現行の無線設備に関しては制度化に伴い経過措置が検討されている。しかし、現在の電波法ではファームウェアの更新で機器の対応周波数チャネル変更が許可されていないため、一部報道では「現行のIEEE 802.11aが今後、機器増設や交換ができなくなる場合がある」と報じていた。

 情報通信審議会の一部答申に対しては、すでにコレガからも見解が表明されている。バッファローではIEEE 802.11a製品のチャネル変更について、情報通信審議会 5GHz帯無線アクセスシステム委員会の作業班に参画していることから、ファームウェアの更新などの方法で新チャネルへの対応を図るなど意見提案を行なっていくという。また、総務省が法令を改正した後は、原則として新チャネルに対応した製品を販売するが、一定期間は現行のチャネルに対応したIEEE 802.11a製品の販売も継続していくという。

 なお、同社ではチャネル変更に関する主な質問と回答をリリース内に掲載している。


関連情報

URL
  総務省「5GHz帯無線アクセスシステムの技術的条件」の一部答申への対応について
  http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2004/067_1.html

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(村松健至)
2004/12/08 15:03
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