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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
デジオン、「DiXiM」が著作権保護技術「DTCP-IP」に対応予定

 デジオンは、同社の提供するホームネットワークソリューション「DiXiM(ディクシム)」について、著作権保護技術「DTCP-IP」への対応に向けた開発を進めていると発表した。

 DiXiMは、サーバーおよびクライアント向けアプリケーションとミドルウェアから構成されるネットワーク上にあるPCやデジタル家電に保存されたコンテンツを共有できるソリューション。同ソリューションはUPnPやUPnP AVのほか、異なるメーカーのパソコンやデジタル家電の相互接続性確保を目指す業界団体「Digital Living Network Alliance(DLNA)」のガイドラインにも対応している。

 今回対応が発表されたDTCP-IPは、東芝や日立製作所、インテル、松下電器産業、ソニーの5社により策定されたデジタル伝送用の著作権保護技術「DTCP(Digital Transmission Content Protection)」を、IPベースの通信環境で利用するための技術。デジオンでは、DTCP-IPに対応したDiXiMを利用することで、デジタル放送のコピーワンス番組や、複製が制限された有料番組やインターネットからダウンロードした著作権保護技術が施された映像コンテンツを、ネットワーク上の他の機器から視聴が可能になるとしている。加えて、同技術がDLNAの次期ガイドラインにも採用が見込まれると説明している。

 同社では、DTCP-IPをDiXiMアプリケーションに組み込むほか、開発ツール「DiXiM SDK」のセキュアソリューションとして2005年第2四半期中の提供を目指すとしている。


関連情報

URL
  デジオン
  http://www.digion.com/
  ニュースリリース
  http://www.digion.co.jp/pf/news/20050106.htm

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(村松健至)
2005/01/06 18:42
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