NTT東西が5月からフレッツユーザー向けに提供を開始した「VoIPアダプタ」は、こういったデメリットを解消できる存在だ。ルータがUniversal Plug and Play(UPnP)機能を搭載していれば、基本的にはLANポートにVoIPアダプタを接続するだけでIP電話サービスが利用可能になる。すでにルータを導入しているユーザーも環境を変えることなくIP電話の導入が可能なほか、対応している機能によってルータを選択することが可能になる点もメリットだ。本記事ではこのVoIPアダプタについて使用感などをレポートする。
ダウンロード設定はプロバイダーごと用意している専用のWebサイトから、ユーザー登録時に配布されるID、パスワードなどを入力して行なう。ダウンロード設定サービスの対応ははプロバイダーごと異なるが、ぷらら系のVoIP基盤ネットワークを利用するぷららフォン for flet'sやBIGLOBEフォン(PN)、NTT-ME系のWAKWAKフォンやIP電話F(ASAHIネット)などが対応している。