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NTTコムウェアのゲートウェイ「L-Box」 |
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NTTコムウェアは10月1日に発表した「L-Box」を参考出品。ドアホンとL-Box、携帯電話を連動させたり、照明の電源をオン・オフさせたりするデモを行なっていた。
L-Boxは、Linuxを搭載した小型のゲートウェイ。家庭などのネットワークの入り口に設置することで、ネットワークセキュリティの確保や情報家電のコントロールを行なうことができる。
ブースでは、ライブカメラを接続したPCをドアホンに見立てた機材が置かれており、これを使用してデモを行なっていた。PCの画面上に表示されたボタンをマウスでクリックすると、ライブカメラが正面を撮影、L-Boxに画像を転送するとともに、あらかじめ登録しておいた携帯電話に来客通知のメールを発信する。携帯電話からL-BoxのURLにアクセスすると、撮影した画像が表示されるというものだ。
照明の電源をオン・オフするデモでは、シリアルポート経由で制御できる電源タップに照明を接続。携帯電話からL-BoxのWeb画面にアクセスし、電源をオン・オフするというもの。
NTTコムウェアによれば、L-Boxのコンセプトをベースにさまざまな機器の開発を家電メーカーなどに促していきたいという。
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背面にはUSBとイーサポート×2が並ぶ |
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ドアホンに見立てたPC。ディスプレイ上部に置かれたPCで訪れた人を撮影する |
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L-Boxが来客を検知すると携帯電話にメールで通知する |
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□関連記事「NTTコムウェア、Linuxを搭載した家庭向けゲートウェイ「L-BOX」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/10/01/l-box.htm
(笠井 康伸)
2001/10/02 20:32
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