Broadband Watchでは、NTTが発表した最大下り8Mbpsのフレッツ・ADSLサービスへのISPの対応状況を調査した。
大手ISPの中で、いち早く対応を表明したのはBIGLOBEとASAHIネット。いずれも1.5Mbpsのフレッツ・ADSLと同じ料金で8Mbpsにも対応していく。1.5Mと8Mは同じ扱い。このためフレッツ・ADSLの1.5Mから8Mへ乗り換えるユーザーは、ISPへの連絡・手続きは一切不要だ。NTTに対し、8Mへの移行を申し込むだけでよい。
@niftyやSo-net、Panasonic hi-hoなど、そのほかの多くのISPは現時点では未定。もっとも対応しないと表明したところは皆無で、料金設定や対応時期を検討中とのことだ。ISPの価格設定は、すでに原価ギリギリのところまできており、バックボーンへの負荷が増大する8Mbpsへの対応をどの程度の価格水準で行なえばよいか、他社の動向をにらみつつ最後の調整が続いている。
□関連記事「NTT東日本、フレッツ・ADSLで8Mサービスを正式発表、1.5Mの値下げも」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/10/25/ntt1.htm
□ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0110/011025a.html
□フレッツ公式サイト
http://www.ntt-east.co.jp/flets/
□NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/
(笠井 康伸)
2001/10/25 20:41
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