アッカ・ネットワークスは、同社の8MタイプのADSL接続サービスで生じていたリンク切れと、速度が出ない不具合の対処が完了したと発表した。
リンク切れの問題は、回線が接続された状態から、モデム側の電源を落としたり、一時的なノイズが混入し接続を維持できなくなったりなどの要因からDSLリンクが切断されると、再度接続できなくなるというもの。同社が11月9日に明らかにしていた。
もう1つは、収容局側の機器(DSLAM)とユーザー宅のADSLモデム間の転送速度(リンク速度)が2Mbps程度を下回る場合に発生。使用しているADSLモデムの機種に関係なく発生するもので、スループットが極端に低下するといった現象のほかに、PPP接続ができずIPアドレスが取得できない、MTUを小さくしないとインターネット接続ができないといった問題が生じていた。
アッカによれば、収容局側の設備の設定変更や、ソフトウェアの変更によりこれらの問題への対処を完了したという。
□8Mbpsサービスで速度が遅くなる問題対処完了のお知らせ
http://www.acca.ne.jp/support/user_support/date/20020111_a.html
□8Mbpsサービスにおけるリンク切れ問題対処完了のお知らせ
http://www.acca.ne.jp/support/user_support/date/20020111_b.html
□関連記事「アッカ、8MbpsのADSL接続サービスで3度目のトラブルが発生」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/12/06/acca.htm
□関連記事「アッカ、8MbpsのADSL接続サービスで接続できなくなるトラブル」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/11/13/acca.htm
(笠井 康伸)
2002/01/11 20:14
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