NTT-MEは1月10日より、ADSLなどのブロードバンド環境を、PCがなくても楽しめるインターネット接続端末「わくわくステーションII-D」の発売を開始した。NTT-MEの支店で販売し、本体価格は4万9500円。オプションのワイヤレスキーボードが7000円。
わくわくステーションII-DはWindows CE 3.0を搭載した端末で、家庭用テレビに映像を出力するほか、基本的な操作はリモコンですべて行なえるのが特徴。インターネット閲覧環境としてInternet Explorer 4.0と独自仕様のメーラーを備えるだけでなく、Windows Media Playerで動画を再生することができる。
また韓国の地上波放送を、NTTの地域IP網経由で視聴する有料サービス「GoLMTV」に今後対応する。フル画面での動画再生も可能なので、通常のテレビとほぼ同じ感覚で視聴できるという。
ネットワークへの接続は10BASE-T/100BASE-TXを使う。本体にはPPPoEの認証機能はないので、別途ルータなどが必須。本体サイズ(幅×奥×高)は340×275×68mm、重量は2.3kg。
なおNTT-MEでは導入サポートメニューとして、ルータとセット販売する「おまかせコース」(7万円~)や、それに加えてフレッツ・ADSLの申し込み代行、取り付け工事も請け負う「まるごとコース」(9万円~)を設定している。
□ニュースリリース
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020110.htm
□関連記事「NTT-ME、ブロードバンドに対応した「わくわくステーションII」」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/08/30/wak_sta.htm
□関連記事「シーエヌアイとNTT-ME、韓国の地上波放送を24時間リアルタイム配信」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/11/12/cni.htm
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/
(森田 秀一)
2002/01/11 13:43
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