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　中部電力は、FTTH事業のための社内カンパニー「ひかりネット・カンパニー」を10月1日に設立すると発表した。ひかりネット・カンパニーは11月27日より名古屋市内で最大100MbpsのFTTHサービスを開始する予定。

　ひかりネット・カンパニーは、情報通信審議会から中部電力に対して許可された第一種電気通信事業に基づき、中部電力が設立する社内カンパニー。カンパニープレジデントには中部電力の取締役経営戦略本部部長である水野裕彦氏が就任、中部電力の社長直属の組織として活動する。

　ひかりネット・カンパニーは10月1日の設立後、11月27日に最大100MbpsのFTTHサービス「commuf@（コミュファ）」を開始する予定。FTTH回線の提供だけでなく、メールアドレスなどを提供するISPサービスも含めた総合サービスを展開していく。サービス提供エリアは名古屋市内で、11月1日より事前申し込みの受付を開始。料金は現在のところ初期費用として工事費2万5000円、月額料金6500円となる予定。なお、ひかりネット・カンパニーでは一般家庭向けのメニューとは別にマンションなどの集合住宅向けメニューの提供も予定しているという。

　中部電力ではcommuf@について事業開始後5年間で約10万世帯の加入を目標として挙げている。また、同様に事業開始後5年間で約150億円を投資する予定。

□ニュースリリース
http://www.chuden.co.jp/press/data/pre2002/pre0925.html
□関連記事：情報通信審議会、中部電力に11月からFTTHサービスを許可する答申
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/09/13/chubu.htm
□中部電力
http://www.chuden.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/09/25 19:34