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【WIRELESS JAPAN 2005】 沖電気、VoIP対応の無線LANアクセスポイントの試作品などを展示 |
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WIRELESS JAPAN 2005の沖電気ブースでは、VoIP技術の携帯端末向けソリューションや、VoIP対応の無線LANアクセスポイントの試作品を公開している。 VoIP技術の携帯端末向けソリューションは、同社のVoIP技術「eおと」と、ACCESSのブラウザやJava実行環境などを統合したソリューション「NetFront Mobile Client Suite（NMCS）」を統合したソリューション。同社は、これによりVoIPを利用した音声通話とインターネット通信を容易に統合できるとしており、通信キャリアや情報端末の製造業者向けに提供を行なう見込みだという。 ブースでは、2台のリファレンスボードを利用してネットワークを介した音声通話のデモが実施されている。リファレンスボードは、CPUにインテルのPXA270を、OSにMontaVista Linuxを採用。今後は更なる小型化を目指して開発を進め、PDAやスマートフォンへの組み込みを予定している。
VoIP対応無線LANアクセスポイントは、IEEE 802.11a/b/gに準拠した無線LANアクセスポイントで、商品化の時期や価格などについては未定だ。 機能面では、IEEE 802.11eに準拠したのQoS制御機能と、無線LAN接続における端末接続制限機能を搭載。モバイルIP電話端末などによるVoIP接続時の回線品質を維持し、音声通話時の通話品質向上を図ったとしている。また、セキュリティ面ではWEP、TKIP、AESなどを採用するほか、IEEE 802.11i、IEEE 802.1X、EAP-TLSをサポートする。
■ ＵＲＬ 沖電気 http://www.oki.com/jp/ ■ 関連記事 ・ 沖電気、FMラジオと同等の音声品質を実現したIP電話機「e音 IPフォン」 （大久保有規彦） 2005/07/13 18:53 |
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