10月4日、CEATEC JAPAN 2002の会場において、マイクロソフト代表取締役社長の阿多親市氏が「.NETで変わるこれからの社会」と題する講演を行なった。今後発売予定の新製品「Windows XP Tablet PC Edition」のデモを交えながら、マイクロソフトが取り組んでいる「Microsoft.NET」を紹介している。
「Microsoft.NET」に対応した、より具体的な技術・製品として紹介したのは、ペン型入力機器で画面上に手書き入力できる「Windows XP Tablet PC Edition」や、映像再生ソフトの新版「Windows Media Player 9」。また今後の方向性として、電話番号やFAX番号、メールアドレスといった個人への各種アクセス番号・記号を単一アドレスにまとめる仕組みの開発や、映像会議技術などをより充実させる必要性があると述べている。