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ブロードバンド体験スペースを設置、音楽アーティストの無料ライブも

 ソニードリームワールド2002は、「エレクトロニクス オン サービス ゾーン」「エンタテインメント ゾーン」の2ゾーンで構成される。エレクトロニクス オン サービス ゾーンではパソコン「VAIOシリーズ」やウォークマン、サイバーショットといったハードが数多く展示され、エンタテインメント ゾーンでは音楽や映画、ゲームといったコンテンツが紹介されている。一般公開日はパシフィコ横浜で9月14日、15日に行なわれ、誰でも無料で入場できる。


 エンタテインメント ゾーンの中央には、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)のブースが設置され、ブロードバンドコンテンツ配信サービス「MORRICH」や、SMEの楽曲ウンロードサービス「bitmusic」などのデモが体験できる。利用できるのは無料コンテンツのみで、残念ながら有料コンテンツは利用できないが、最大の目玉は一般公開日に開催されるライブイベント。9月14日にはSkoop on Somebodyが、15日はLyricoがそれぞれライブを実施する。また、14日のオープニングアクトは秋にデビュー予定のRay of Lightが担当する。ライブは無料で楽しめるほか、MORRICHでもライブの模様を無料で生中継する。


 同じくエンタテイメント ゾーンでは、オンラインゲームの無料体験コーナーも用意されている。ゲームはRPG「Ever Quest」のパソコン版とプレイステーション 2(PS2)版、オンラインアクションゲーム「Planet Side」の3種類。テーブルごとにそれぞれネットワークが用意されており、多人数で同時に遊ぶことができる。チャットなどでコミュニケーションを取ることも可能だが、ソフトはすべて海外製のため、日本語でのやり取りはできない。Ever QuestのPS2版については、来年に日本でも発売予定だという。


 エレクトロニクス オン サービス ゾーンでは、パソコンを自由に利用できるスペースが設けられている。専用線に接続されているため、約20Mbps程度の速度でインターネットを楽しめるという。入場の際に配布される電子マネーカード「Edy」(エディ)を利用し、パソコンからオンラインショッピングをすることも可能。配布されるEdyには100円分の入金が済ませてあり、会場内の専用機で追加して入金もできる。また、イベント会場内にはファミリーマート、カフェ・ド・クリエ、自動販売機などが設置され、Edyを使って実際の買い物やサービスを体験することもできる。

 このほかイベント会場では、ソニーのパソコン「VAIOシリーズ」の未来型モデルや、大画面液晶テレビ「WEGA」、エンタテイメントロボット「aibo」など、ソニーの製品やサービスが数多く展示されている。また、二足歩行が可能なロボット「ADR-4X」がダンスをするデモンストレーションや、家電製品を車に搭載したコンセプトカーに加え、ソニーの設立趣意書やテレビ電話の試作機など、過去から現在、未来までにソニーが提案するライフスタイルを体感できる。


関連情報

URL
  関連記事:MORRICH、Skoop On Somebody、Lyrico、Ray of Lightのライブを生中継
  http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/09/06/sos.htm
  ソニードリームワールド2002
  http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Events/SDWE/top.html
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/


(甲斐祐樹)
2002/09/13 21:12
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