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【CEATEC JAPAN 2006】 日立、フルHDをダウンロードできるネット対応Woooを参考出展 |
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参考出展されていたテレビは、「Wooo9000シリーズ」のうち、HDDを標準搭載した42V型プラズマディスプレイモデルを改良したもの。ビットレートが20MbpsのMPEG-2動画をサーバーからダウンロードし、本体のHDDに保存できる。ただし、Wooo9000自体はフルHDに対応していないために完全な画質で再生することはできない。 会場では静脈認証とDLNAを利用したデモも行なわれていた。2台ともコンテンツダウンロードおよびDLNA機能を備える点では共通だが、1台は静脈認証機能を搭載したリモコンが用意されており、有料コンテンツの購入やペアレンタルロック、ユーザーごと異なるパーソナルポータルへのアクセスなどが利用可能。また、DLNAを介してHDDに保存した動画をもう1台のWoooで再生できる。 なお、日立はCEATEC会場内のデジタルテレビ向けポータル「アクトビラ」でもネット対応テレビを出展しているが、現時点で2つの製品は仕様が異なるものだという。アクトビラは日立を含め松下電器産業、ソニー、シャープ、東芝の5社が仕様策定を行なっており、共通の仕様に沿って製品の開発を進めている。現時点でアクトビラはポータル表示機能およびストリーミング再生機能が規定されているが、ダウンロード機能に関しては今後の対応を予定しているものの、現時点では共通仕様が確定していないという。 このため日立ブースで出展されたダウンロード対応のWoooはアクトビラの仕様とは異なるが、独自仕様となるかアクトビラの仕様と共通化するかは今後対応を検討する。HDD搭載Woooは標準でイーサネットポートを搭載していることもあり、ネット対応Woooの製品化も予定しているという。
■ ＵＲＬ CEATEC JAPAN 2006 http://www.ceatec.com/ 日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/ 関連記事：日立、HDD内蔵モデルなどPDP/液晶TV「Wooo」を一新[AV Watch] http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060404/hitachi1.htm ■ 関連記事 ・ 【CEATEC JAPAN 2006】 デジタルテレビ向けポータルサイトやHD映像配信のデモンストレーション （甲斐祐樹） 2006/10/06 17:49 |
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