NTTドコモは、NetWorld+Interop 2003 Tokyoにおいて、7月4日に発売予定の無線LANとPHSの複合カード「P-in Free 2PWL」のデモンストレーションを行なった。無線LANとPHSの通信の切り替えを試すことができる。
「P-in Free 2PWL」は、CFサイズにWi-Fi準拠のIEEE 802.11b無線LANカードと定額データ通信サービス「@FreeD」に対応したPHS通信カード機能をまとめたもの。無線LANとPHSの自動切り替えは可能だが、現在の機能は1回の設定につき、一方からもう一方に自動移行するだけのもの。
NTTドコモによれば、双方の方式を自動移行するような仕組みも検討しており、将来的に対応する可能性もあるという。また、現在のところNTTドコモが提供する公衆無線LANサービスのMzoneと定額データ通信サービス「@FreeD」を同時利用した場合のセット料金はないが、将来的に割安な料金パックを提供することも検討しているという。
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P-in Free 2PWL
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ノートPCにカードを装着したところ
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■ URL
NetWorld+Interop 2003 Tokyo
http://www.interop.jp/
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(正田拓也)
2003/07/02 19:26
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