NTTコムウェアは、同社が開発したLinux搭載の小型サーバー「L-Box」を用い、携帯電話から家庭内機器をコントロールする実演を行なった。
「L-Box」はCPUに動作クロック200MHzのSH-4を搭載し、インターフェイスにイーサネットポート×2、PCカードスロット、CFカードスロット、シリアルポートなどを搭載したハードディスクレスの小型サーバー。OSはLinuxを搭載し、ユーザーが独自に開発したソフトウェアを搭載することでさまざまな動作をさせることができる。
用途としては、ルータとしての機能のほか、イーサネット接続可能なネット家電の遠隔操作や、カメラと連動して監視用途、産業機械と連動した遠隔操作などが挙げられるという。
「L-Box」の発売は7月7日で販売予定価格は49.800円。主にシステム・インテグレータやワイヤレス通信事業者に販売される。エンドユーザー向けに大量導入する場合は一部インターフェイスを省くなどといったカスタマイズも可能だという。
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携帯電話で遠隔操作のデモを行う「L-Box」
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上面にはPCカードとCFカードスロットを装備
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■ URL
NetWorld+Interop 2003 Tokyo
http://www.interop.jp/
ニュースリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/pr03070101.html
(正田拓也)
2003/07/02 20:31
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