i MiEV SPORTは、同社が電力会社と共同研究中である電気自動車「i MiEV」を元に、より優れた走行性能を融合させたとしているコンセプトカーで、東京モーターショーでの公開が世界初披露となる。i MiEVは同社が販売している軽自動車「i(アイ)」をベースとした電気自動車で、現在の東京電力、九州電力、中国電力と共同で実用化に向けた研究を行なっているほか、関西電力、北海道電力との共同研究の実施も予定している。
i MiEV SPORTは、i MiEVと同様にリアミッドシップレイアウトを採用しながら“走り”をイメージしたフォルムに改良し、iのエンジン部分に搭載されるシングルモーターのほか、前輪に三菱自動車特有のインホイールモーター技術を搭載。3つのモーターを、「ランサー エボリューションX」でも採用されている車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を利用して制御する事で、電気自動車のイメージを変えるスポーティーな走りを実現できるとしている。