出展されている端末は、いずれも発売時期などは未定だが、2.3~2.5GHz帯を利用したモバイルWiMAXをサポート。端末は、PDA型の「SWT-W100K」、スマートフォン「SPH-M8200」、UMPC(Ultra Mobile PC)「Q1 Ultra」と「SPH-P9200」の4機種。また、通信専用の端末として「SWT-H200K」「SWT-H1300」「SWC-E100」「SMT-S6510」「SMT-S3500」の5機種を出展している。
SWT-W100Kは、2.3GHz帯のモバイルWiMAXをサポートするPDA端末。モバイルWiMAXに加えてBluetoothとGPSをサポートする。機能面では、4.3インチのWVGA液晶モニターや200万画素のカメラ、30万画素のカメラを装備。OSはWindows CE .Net 5.0を採用し、メモリには8GBのNAND型フラッシュメモリと128MBのフラッシュメモリを搭載。ソフトウェアでは、ブラウザにOperaを搭載し、H.264やXvidの動画ファイルが再生できる。
スマートフォン型のSPH-M8200は、2.3GHz帯のモバイルWiMAXをとCD-MA 1x EV-DOをサポート。OSにはWindows Mobile 5.0を、ブラウザにOperaを採用し、フォトエディタ機能やRSSリーダー機能を標準で搭載するる。モニターは2.8インチ液晶モニターで、200万画素のカメラと30万画素のカメラのツインカメラを搭載。Bluetoothもサポートする。
Q1 Ultraは、同社がすでに発表済みのUMPC。2.3~2.5GHz帯のモバイルWiMAXのほか、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能も搭載する。OSはWindows Vista Home Premiumで、1GBのメモリ、40GBまたは60GBのHDDを内蔵。ディスプレイはタッチセンサー搭載の7インチWSVGA液晶モニターを装備し、モニターの両脇にはQWERTYキーボードを装備する。
SPH-P9200は、2.3~2.5GHz帯のモバイルWiMAX、IEEE 802.11b/g、HSDPAをサポートするUMPCで、有線LANポートも搭載。OSはWindows XP Home Editionで、1GBのメモリ、30GBのHDDを内蔵する。ディスプレイは5インチWVGA液晶モニターで、130万画素のカメラも内蔵。本体はクラムシェル型の筐体を採用しており、本体に装備するQWERTYキーボードは折りたたんで収納できる。