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【CTIA WIRELESS 2008】
米Sprint Nextel、サービス開始間近のモバイルWiMAXサービス「XOHM」

Sprint Nextelの「XOHM」ブース
 米Sprint Nextelは、CTIA WIRELESS 2008にて米国でのサービス開始間近だという商用モバイルWiMAXサービス「XOHM」のブースを展開している。

 XOHMは、2.5GHz帯を利用したモバイルWiMAXを利用した米国向けのデータ通信サービスで、通信速度はは上り最大1~3Mbps、下り最大2~4Mbpsを公称。シカゴやワシントンD.C.で試験サービスを行なっており、商用サービスの開始時期は未定ながら、同社によれば開始間近だという。

 ブースは、Sprint NextelとしてではなくXOHMのブースとして出展。XOHMのサービス内容の詳細説明などは行なっていないが、対応予定とされているモトローラ、サムスン、インテル、ノキアの製品を展示し、サービス開始が間近であることをアピールしていた。

 このほか、Sprint NextelはCTIA WIRELESS 2008にてタッチパネルを搭載した米国向けのサムスン製携帯電話端末「Instinct」を6月に発売すると発表した。Instinctは、CDMA2000 1xEV-DO Rev.Aに対応した端末で、アップルの「iPhone」のように本体全面にタッチパネルを搭載した3.1インチ液晶モニターを装備。OSには、今後登場予定の「Windows Mobile 6.1」を採用している。


XOHMブースのモトローラ製品。モバイルWiMAXに対応したCPEを展示しており、「CPE/750」はルータ機能を、「CPE/850」はIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を搭載する XOHMブースのサムスン製品。CPEの「SMT-S6510」やUMPC「Q1 Ultra」、基地局装置などを展示

XOHMブースのインテルブース。モバイルWiMAX対応チップセット内蔵のノートPCやASUSTeKの「Eee PC」を展示。Eee PCは、この展示にあわせてモバイルWiMAX対応に改造されたものとのこと XOHMブースのノキアブースではモバイルWiMAX対応スマートフォン「N810 Internet Tablet WiMAX Edition」を展示しており、常に人だかりができていた

CTIA WIRELESS 2008の基調講演で明らかにされた「Instinct」

関連情報

URL
  CTIA WIRELESS 2008(英文)
  http://www.ctia.org/
  XOHM
  http://www.xohm.com/
  Sprint Nextel
  http://www.sprint.com/


(大久保有規彦)
2008/04/03 12:13
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