【 2009/10/09 】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【 2009/10/08 】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【 2009/10/07 】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
ヤマハ、自動演奏ピアノでiPhoneやセカイカメラ、女性ロボと連携
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【 2009/10/06 】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
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【 2009/09/24 】
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【東京ゲームショウ2009】
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【東京ゲームショウ2009】
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【東京ゲームショウ2009】
SCEJはPSP go実機を出展
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【IP.net】HomePNAからVDSLへ、構内接続用機器が多数登場
IP.netでは、VDSL関連製品も多数展示されていた。日本初の展示となる4バンドVDSLやマンション向けの新製品、低価格をウリにした韓国製機器などだ。
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インフィニオンは4バンドVDSLを初公開
インフィニオンテクノロジーズジャパンは、4バンドVDSLに対応した通信用チップを使用したデモ環境を日本ではじめて展示した。ビル内などの電話回線を利用した通信で、上り下りともに最大で50Mbpsでの通信が可能になるという。
対応する規格はITU-Tの997と998。もっともこの規格では通信速度が上り下りともに最大で36Mbpsとなっている。インフィニオンが展示したチップは、この規格に準拠した通信が可能であるほか、独自の仕様による最大50Mbpsでの通信もサポートしている。通信距離は1.2km程度まで使えるとしているが、実際に日本の電話回線で利用する場合には300~500m程度を推奨しているとのことだ。
製品の発表は2月28日を予定しており、発売は5月から6月にかけて行なう予定。価格は具体的には明らかにしなかったが、同社が発売中の10BaseS規格に対応したチップより20%程度高い水準を考えているという。すでに5社にこのチップを搭載した評価ボードを出しており、ビジネス上も順調な滑り出しを見せているようだ。
4バンドVDSL対応の高速さをアピールするデモが行なわれていた
デモで使われていた機材で使われている評価ボード
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アライドテレシスはVDSL対応製品を参考出展
アライドテレシスは、マンションなどでの利用を想定したVDSL対応製品を参考出展した。VDSLを8ポート装備した「VDSLコンセントレータ VS812TX」と各家庭に設置する「VDSLコンバータ VS503EX」の2製品。標準価格はそれぞれ24万円と2万8000円で、5月早々の発売を予定しているという。
VS812TXは、インターフェイスに10BASE-T/100BASE-TX×4ポートとVDSL×8ポートを装備。マンションの1階、共有部分などに設置し外部からのアクセス回線を各住戸へのVDSL回線へ変換するために使用。VS503EXはこの逆で、VDSL回線をイーサネット回線に変換し、PCなどを接続できるようにする。VDSLで対応する通信速度は1/5/10/15Mbpsで、通信可能な距離は1Mbpsでは1.5km、15Mbpsでは600mとなる。
2001年の通信関係の展示会では、構内通信用にHomePNA規格を採用した機器が数多く展示されていた。しかし、IP.netではHomePNA関連の展示は皆無で、VDSL対応製品にとって代わられていた。その理由をアライドテレシスは次のように説明する。まず、HomePNA 1.0の後継規格として登場したHomePNA 2.0が、最大通信速度10Mbpsで通信距離が300mまでと、日本のニーズにあわないものであったこと。また、HomePNAは回線品質による影響を受けやすい点やチップの供給がスムーズにいかない点もマイナスだと指摘する。
もっとも価格でHomePNAとVDSLを比較した場合は、まだHomePNAのほうが安い。すでにHomePNAを導入しているところには追加需要を見込めるといったメリットも残っているという。
アライドテレシスの現状は、引き合いベースではHomePNAの3に対してVDSLの7。徐々にVDSLのほうが比率が高くなっており、最終的にHomePNAは0になるのではないかと予想する。いずれにしろ、同社は今後VDSL製品の積極的な展開を図っていく考えだ。
VDSLコンセントレータ「VS812TX」
VDSLコンバータ「VS503EX」
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低価格VDSL製品で攻勢に出るソリトン
ソリトンシステムズは、韓国製のVDSL製品「GIGALINK」を展示していた。低価格がウリの製品で、1ポートあたりの実売価格は2万円台後半から3万円台になるという。
この価格は家庭内に設置する1ポートのVDSLモデム「SU-600」とコンセントレータ「CU-600J」を使用した場合。CU-600Jは複数のポートを搭載しており、これを複数ユーザーで共有した場合を想定している。
2001年11月に発表、12月に発売された製品で、2月までの販売実績は1000ポート。3月末までには3000ポートの販売を見込んでいる。おもな販売先はホテルやマンション向けで、売上は好調に推移しているという。
VDSLモデム「SU-600」
VDSLコンセントレータ「CU-600J」
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URL
IP.net JAPAN 2002
http://www.ric.co.jp/expo/ip2002/
インフィニオンテクノロジーズジャパン
http://www.infineon.jp/
アライドテレシス
http://www.allied-telesis.co.jp/
ソリトンシステムズ
http://www.soliton.co.jp/
(笠井康伸)
2002/02/27 22:42
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