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【Web 2.0 Expo San Francisco 2008】
ネット経由で複数端末が連携できるMSの新プラットフォーム「Live Mesh」

米MSのAmit Mital氏。Live Meshのゼネラルマネージャーを務める
 米MicrosoftのAmit Mital氏は23日(現地時間)、米国サンフランシスコで25日まで開催中のイベント「Web 2.0 Expo」において、22日にプレビュー公開した「Live Mesh」を紹介する10分間のプレゼンテーションを行なった。

 Live Meshは、米Microsoftが4月22日にテクニカルプレビュー版を公開した新サービス。パソコンや携帯電話端末、ポータブルプレーヤー、カーナビゲーションなど用途もOSも異なる複数の端末で、ネットワークを介してデータ同期などが可能になるプラットフォームサービスだ。

 他ユーザーとも連携が可能で、Live Meshの画面から各ユーザーの共有フォルダにおける更新状況や、コメントなどを確認できるという。また、5GBの無料ディスクスペースも用意する。

 サービス利用にあたっては、Windows Live IDの取得や専用ソフトのインストールが必要となる。22日に公開された限定的なテクノロジープレビュー版の対応OSはWindows Vistaのみだが、Mital氏は「Mac OSやモバイル対応は数カ月以内に行ないたい」とコメント。「現在対応していない端末への対応も順次進めていく」との考えを示した。

 Mital氏は加えて、「Microsoftはプラットフォームを提供する企業である」と語り、講演を聴講する他社の開発者に対してLive Meshの利用を呼びかけ。開発者向けのイベントであることから、わずか10分間の紹介ながら、開発時に使用するフォーマットや言語、プロトコルなどに自由度を持たせている点をアピールしていた。


Live Meshロゴ Live Meshに登録したデバイスの管理画面。追加作業も行なえる Live Mesh画面

写真を共有しているところ 友人の更新情報も確認できる フォーマット選択ではJSONやRSS、ATOMなど一例に挙げていた

関連情報

URL
  Web 2.0 Expo San Francisco 2008
  http://sf.web2expo.com/
  Live Mesh
  https://www.mesh.com/

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Microsoft、「Live Mesh」のプレビュー版を公開


(村松健至)
2008/04/24 16:40
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