CEATEC JAPAN 2008のKDDIブースでは、9月に発表した「ひかりoneホーム」の新サービス「ギガ得プラン」やSTB「au BOX」などの紹介を行っている。同ブース内ではまた、UQコミュニケーションズがモバイルWiMAXの紹介を実施していた。
■ ひかりoneホームの「ギガ得プラン」や「au BOX」を紹介
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「ギガ得プラン」で使用するギガホームゲートウェイも展示
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「ギガ得プラン」は、最大1Gbpsの通信が可能な戸建て向け「ひかりoneホーム」の新サービス。10月1日より提供を開始し、2年間の継続利用の場合で月額5460円から利用できる。
ひかりoneの紹介スペースでは、ギガ得プランを中心にサービスを紹介。また、同プランに対応したギガホームゲートウェイも展示されており、前面USBポートにHDDを接続した利用イメージも行っていた。なお、従来のホームゲートウェイも展示されていたが、こちらはマンションプランで引き続き提供していくという。
LISMOやMOVIE SPLASHに対応したSTB「au BOX」のコーナーでは、実機を利用した体験が可能。一部機能は利用できない状態だったが、携帯電話との連携やau BOX内に保存した音楽ファイルを再生することなどが行えた。
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au BOX。後方にあるギガホームゲートウェイと同じ白色系の筐体を採用する
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au BOXのミュージック画面を表示したところ
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■ UQ Comは無線LANゲートウェイやモバイルWiMAX利用シーンを提案
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ノキアをはじめとした海外製端末も参考出品された
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KDDIブース内に展示スペースを設けたUQコミュニケーションズ(UQ Com)は、WIRELESS JAPAN 2008と同様にモバイルWiMAXサービスの紹介が中心。海外端末に加え、モバイルWiMAXの活用イメージなどを展示していた。
スペース内にはまた、沖電気工業が9月29日に発表した無線LAN機器をモバイルWiMAXネットワークに接続するためのゲートウェイ装置も参考出展。説明員によれば、UQ Comでの採用は現時点で未定だが、モバイルWiMAXの利用例として展示を行ったという。なお、沖電気では2009年度に同装置の発売を予定しており、別売バッテリを利用して外出中での利用にも対応できるとしている。
このほか、ポータブルナビゲーションデバイスやデジタルサイネージの利用提案も行われた。なお、デジタルサイネージでは、2009年のサービス開始や2011年に標準化完了を予定するIEEE 802.16mにより300Mbpsでの通信が可能な点をアピールしていた。
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沖電気のゲートウェイ装置。「家庭用Wi-Fiゲートウェイ」と紹介されている
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利用イメージ
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クラリオンが海外で発売予定のPND端末も
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デジタルサイネージの紹介では、モバイルWiMAXのサービス概要が表示されていた
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■ URL
CEATEC JAPAN 2008
http://www.ceatec.com/
KDDI
http://www.kddi.com/
UQコミュニケーションズ
http://www.uqcommunications.jp/
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(村松健至)
2008/10/01 11:44
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