【JR東日本・平成20年度技術開発展示会】「Google Earth」活用サービスや駅ナカ利用者の行動分析など

【 2009/10/09 】

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【CEATEC JAPAN 2009】
DLNA講演、Windows 7で強化されたホームネットワーク機能を解説

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【CEATEC JAPAN 2009】
アクトビラ木村社長講演、「2011年までに600万接続を目指す」

【 2009/10/08 】

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【CEATEC JAPAN 2009】
テレビ見ながらネットする人向けのサービス展開、ヤフー井上社長

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【CEATEC JAPAN 2009】
CEATEC JAPAN、8日の開場時間を13時に変更。台風18号の影響で

【 2009/10/07 】

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【CEATEC JAPAN 2009】
8日開催の基調講演は台風18号の影響で中止に

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【CEATEC JAPAN 2009】
Andorid向けの待ち合わせアプリ「待ちぴったん」がデモ出展

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【CEATEC JAPAN 2009】
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【CEATEC JAPAN 2009】
近接無線転送技術「TransferJet」の対応機器を各社が参考出展

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【CEATEC JAPAN 2009】
ヤマハ、自動演奏ピアノでiPhoneやセカイカメラ、女性ロボと連携

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【CEATEC JAPAN 2009】
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【 2009/10/06 】

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【CEATEC JAPAN 2009】
シャープとヤフー、放送とネット連携の番組表機能などを紹介

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【CEATEC JAPAN 2009】
KDDIのLTEデモ、HD動画の転送や遅延の少なさをアピール

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【CEATEC JAPAN 2009】
データ放送と動画ダウンロードが連携のIPTVサービスが参考出展

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【CEATEC JAPAN 2009】
パナソニック、11n搭載の小型テレビやGoogleマップ対応テレビ

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【CEATEC JAPAN 2009】
UQ Com、鉄道や高速道路など「UQ WiMAX」の活用シーンを紹介

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【CEATEC JAPAN 2009】
「CEATEC JAPAN 2009」が幕張メッセで開幕

【 2009/09/24 】

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【東京ゲームショウ2009】
マイクロソフト、「Project Natal」を関係者向けに公開

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【東京ゲームショウ2009】
「FF XIII」など、大手各社が冬商戦の新作タイトルを出展

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【東京ゲームショウ2009】
SCEJはPSP go実機を出展
新サービス「R∞M」や期待作のデモも

【JR東日本・平成20年度技術開発展示会】
「Google Earth」活用サービスや駅ナカ利用者の行動分析など

　JR東日本の東京工事事務所、東京電気システム開発工事事務所は、2月4日から5日にかけて「平成20年度技術開発展示会」を開催している。ここではネットワーク関連のサービスなどを中心に紹介する。

■ 解像度1mの衛星画像を利用した「Google Earth　&　Railway」

「グーグルアース＆レイルウェイ」サービス概要

　「グーグルアース＆レイルウェイ（Google Earth & Railway）」は、米Googleの「Google Earth」を活用し、独自の地図や3D立体モデルを追加したサービス。開発元は日本スペースイメージング、販売取り扱い元はジェイアール東日本コンサルタンツで、すでにJR東日本が導入している。

　グーグルアース＆レイルウェイでは、専用サーバーに登録した鉄道沿線の衛星画像とGISデータを、インターネット経由でシームレスに3D画像で配信。衛星画像は、地球観測衛星「IKONOS（イコノス）」で撮影した解像度1mの画像となり、日本全土の99.4％をカバーするという。また、国土地理院発行の数値地図25000と数値地図50mメッシュ（標高）も利用している。

　説明員によれば、Google Earthの標準データでは山間部などで解像度25mにとどまる場所もあり、均一なデータとして確認する場合には課題があるという。このため、本サービスを利用することで、鉄道沿線の地形をシームレスな閲覧が可能になり、沿線の自然災害の危険度を評価する際の基礎的な地勢・地形情報の迅速な閲覧が行えるとしている。また、都市部などで立体表示される建築物データも独自に用意した。

　同サービスの活用例としては、マーティング分野の利用を想定。店舗展開の際に、人口比率などをメッシュ情報で確認することで、出店に最適なエリアなどを検討できるとしている。

　価格は、「Google Earth EC」が1ライセンス3万7800円で、これに加えて衛星画像使用料が必要。同使用料は、月額が10万5000円、年額が126万円になる。なお、ジェイアール東日本コンサルタンツでは今後、防災やマーケティング用途で他社への導入も図っていきたいという。


経路図も表示可能	都市部を表示したところ	こちらは地方部。どの地域でも同一の縮尺で確認できる

■ 駅ナカ利用者を行動分析してマーケティングに活かすWeb 2.0型研究

「エキナカ携帯サイト・スポットワンセグ」研究概要

駅ナカ店舗ごとにSNS機能を持ったケータイサイトを開設

　ジェイアール東日本コンサルタンツはまた、駅構内に展開する商業施設（通称：駅ナカ）を利用する人々を対象にWeb 2.0型のサービスを提供する「エキナカ携帯サイト・スポットワンセグ」の研究展示を行っている。

　同研究では、駅ナカを利用者の多くが自宅～駅～通勤・通学先の間を頻繁に行き来する「行動の反復性」に着目。これら利用者の行動データを収集して、店舗展開などマーケティングへの活用を見据えるという。

　具体的には、スポットワンセグや携帯電話サイト、携帯電話アプリケーションなどを連携させ、利用者の属性情報や行動分析情報などを包括的に蓄積。また、携帯電話サイトでは掲示板などSNS機能を店舗ごとにもたせ、店舗と利用者のコミュニケーションなども目指すとしている。

　実証実験時期は未定だが、将来的には蓄積したデータをもとに利用者属性に合わせたテナント誘致や販売促進に活用したい考えという。

　このほか会場では、建築限界もシミュレーションできる鉄道設計システム「APS-Railway Ver.2.0」や360度カメラを利用したパノラマ画像モニタリングシステム「レールビュー」、ヘルメットにマイクとスピーカーを収納してレシーバーや携帯電話と接続可能な「メットフォンII」などが展示されている。

　通信・ネットワーク関連以外では、高架化事業や輸送関連の技術展なども多数行われている。


鉄道設計システム「APS-Railway Ver.2.0」。価格は210万円から	「レールビュー」。将来的にはWiMAX連携も検討するという	「メットフォンII」。価格は1万9800円


鉄道網の展示も多数実施。こちらは「東北縦貫線建設」概要図	丸の内駅舎保存復原計画なども紹介されている	創建時の化粧煉瓦も展示されていた

■ ＵＲＬ
　 JR東日本
　 http://www.jreast.co.jp/
　展示会開催のニュースリリース（PDF）
　 http://www.jreast.co.jp/press/2008/20090106.pdf
　関連記事：鉄道用「Google Earth」、JR東日本が業務に導入ほか[INTERNET Watch]
　 http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/chizu/2007/06/21/index.htm

（村松健至）
2009/02/04 15:51

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