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セガ、カプコン、マイクロソフトなど、オンラインゲームを多数出展

セガ~ダービーオーナーズクラブ

ダービーオーナーズクラブ オンラインのブース。会場では8人まで同時に体験可能。キャラクタの命名からショッピング、レースまで一通り行なえる
 セガのブースではPC用の競走馬育成ゲーム「ダービーオーナーズクラブ オンライン」を開発段階のゲームショウ専用バージョンとして出展。こちらはアーケードゲーム「ダービーオーナーズクラブ」のいわばオンライン対応版で、自分が育てた競走馬をレースに出走させ、ユーザー同士で対戦できる。

 アーケード版にはなかった新機能として、MMORPG的な要素が加えられている。具体的には自分の馬で街に出かけ、与える餌などをショップで購入したり、そのままチャットを楽しむことができる。そのほかにも家を購入したり、家具を揃えるといった生活感のあるゲームになっているという。

 対応OSは、Windows XP/Me/2000/98。発売は2004年を予定しているが、価格・プレイ料金などは現段階で未定だ。

 そのほかにもセガブースではオンラインプレイ対応タイトルとして、ゲームキューブ用「ファンタシースターオンライン エピソード3 カードレボリューション」やXbox用「segaGT Online」などを出展しており、プレイが可能になっている。


segaGT Onlineもプレイ可能 クローズドテストを実施していた「ファンタシースターオンライン エピソード3
カードレボリューション」の試遊台も

マイクロソフト~Xbox

Project Gotham Racing 2
 マイクロソフトではオンラインサービス「Xbox Live」対応ソフトを展示。自社発売のXbox用ソフトを中心に他メーカー作品も含めて広く出展している。

 オリジナルタイトルで目立ったのはレースゲーム「Project Gotham Racing 2」。フェラーリなど実車が多数ラインナップ。実在の都市をモチーフにしたコースもあり、日本国内では神奈川県・横浜周辺が登場するという。

 ブースではハンドル型コントローラーを装備した運転席風のシートも用意されている。発売は11月20日、販売価格は6800円を予定している。

 またもう一つの注目作が多人数同時参加型RPG「True Fantasy Live Online」だ。一般参加ユーザーが実際に操作可能な状態で出展されている。

 残念ながら取材時は臨時メンテナンス中につき、一時的に体験の順番待ちを停止していた。担当者によると「基本的には随時体験プレイを行なっている」とのことなので、ゲームショウ会場へ足を運ぶ際は要チェックだ。

 面白い展示をしていたのはカプコン発売の対戦ロボットアクション「鉄騎大戦」だ。すでに実装されているオンライン対戦、ボイスチャットをアピールできるよう、カプコンブースに設置された試遊台との遠隔対戦が可能になっている。

 この鉄騎大戦、プレイするには専用コントローラーで操縦桿やスロットル、ペダルを使いこなす必要があるものの、ブース内には操作をイチから学べる教習コーナーも設置されているので、試してみるのもよいだろう。


True Fantasy Live Online。残念ながら取材時はメンテナンス中だった マイクロソフトブース内の鉄騎大戦コーナー

カプコン~バイオハザード

バイオハザード アウトブレイクのプレイ画面
 カプコンブースでは今冬発売予定のプレイステーション 2用オンライン対応ソフト「バイオハザードアウト ブレイク」を展示していた。価格は未定で、オンラインプレイにはKDDIのマルチマッチングBBサービス(月額900円)を別途利用する必要がある。

 ゲームは従来の「バイオハザード」シリーズの操作感と共通性があるものの、コントローラー右スティックの組み合わせで「アピール」をできるのが特徴的だった。「行け」「助けて」といったメッセージを表示させ、同時に参加している別ユーザーとの協力やコミュニケーションが図れるわけだ。

 そのほかにもPS2用ソフト「モンスターハンター」が出展。価格や発売時期は未定だが、実際にオンラインプレイが可能になっている。内容は、プレイヤーの数倍はある巨大なモンスターをライフル銃などで狙撃、撃退していくもので、弾丸の装填を1発1発行なったりするといった独特な世界観が魅力だろう。

 もう1つのオンライン対応タイトルはXbox用の「鉄騎大戦」。先述したマイクロソフトのブースとの間で遠隔対戦を実施している。


モンスターハンター こちらはカプコンブースの鉄騎大戦コーナー。マイクロソフトブースト遠隔対戦中

バンダイ~「機動戦士Zガンダム」を出展。ポトリスのプロも登場

 バンダイブースでは、12月4日発売予定のプレイステーション 2用ゲーム「機動戦士Zガンダム エゥーゴ VS. ティターンズ」を展示していた。価格は6800円。別途有料の「マルチマッチングBB」サービスを契約すれば、オンライン対戦も可能となる。

 「機動戦士Zガンダム」は、アーケードゲーム版が9月下旬から稼働予定だが、PS2での発売もすでに決定。前述のとおりオンライン対戦が可能になっているのが特徴だ。会場でも試遊台を多数用意してあり、1台のPS2だけで行なえる画面分割対戦を中心に体験できる。

 またPC用オンラインゲームとして有名な対戦アクション「ポトリス」もブース内に設置。対戦コーナーと併設してステージが用意されており、数時間おきに韓国のプロプレイヤーが登場、デモンストレーションを行なっている。


機動戦士Zガンダム エゥーゴ VS. ティターンズ ポトリスのステージイベントの模様

SCEI、PS2用オンラインゲームのコーナー

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)のブースでは人気ゲーム「グランツーリスモ4」などを大々的に展示する中、オンラインゲーム専用のコーナーを設けている。

 試遊台でプレイできるのは「みんなのGOLFオンライン」「信長の野望 Online」など発売済みのタイトルが中心だが、カプコンブースでも展示中の「バイオハザード アウトブレイク」「モンスターハンター」「Catan」なども展示。なおグランツーリスモ4についてはケーブルを使ったローカル対戦が可能になっている。


対応タイトルがずらっと揃ったSCEIのオンライン体験コーナー

テクモ~「DEAD OR ALIVE Online」はイメージ映像を公開

 DEAD OR ALIVEシリーズで知られるテクモでは、同シリーズの新作でオンライン対戦が可能となるXbox用ソフト「DEAD OR ALIVE Online」をイベントステージでPR。イメージ映像を中心に、実際のプレイ画面らしきシーンが織り込まれていた。

 価格や発売日は現在未定。また変わった物としては、試作品と思われる製品パッケージをガラスケース内に陳列していた。DEAD OR ALIVE Onlineだけでも2種類あり、思わず早期のリリースを期待してしまうところだ。


DEAD OR ALIVE Onlineの映像を公開していた パッケージの試作品?

関連情報

URL
  東京ゲームショウ
  http://tgs.cesa.or.jp/


(森田秀一)
2003/09/26 19:37
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