東京ゲームショウ2003では、家庭用ゲーム機タイトルソフトだけでなく、PC用オンラインゲームも多数展示されていた。エヌ・シ-・ジャパンの「リネージュII」をはじめ、各社が看板ゲームを出展中だ。
■ エヌ・シ-・ジャパンは期待の「リネージュII」を展示
エヌ・シ-・ジャパンのブースでは、11月6日から一般向けクローズドテストを開始する予定のMMORPG「リネージュII」を、自由に体験可能な状態で展示中。基本的な操作はひと通り試せる。なお27・28日の両日にはクローズドテスト参加用ソフトの配布を行なうとのことだ。ブース全体では「リネージュ クロスランカー」「シャイニング・ロア」の展示も行なっている。
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エヌ・シ-・ジャパンのブース
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リネージュIIが体験可能
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■ ガンホーはラグナロクオンラインをプレゼン
ガンホー・オンライン・エンターテイメントでは巨大なイベントステージでMMORPG人気作「ラグナロクオンライン」のプレゼンテーションを中心に製品をアピール。コスプレした司会者やスタッフが次々登場し、今後予定される機能やマップを解説した。ステージ前には人だかりができた。
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ガンホーのイベントステージ
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コスプレイヤーが製品のPRなどを行なっていた
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■ ネクソン、βテスト前の新作「テイルズウィーバー」
韓国製オンラインゲームのローカライズなどを行なうネクソンジャパンでは、「テイルズウィーバー」を展示。マウスでプレイヤーキャラクタをコントロールするタイプのMMORPGで、比較的シンプルな操作が魅力。会場内ではプレイが可能な状態になっているが、インターネットでの体験版ダウンロードなどは行なわれていない。一足早く触れたい人はチェックしよう。
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テイルズウィーバーのプレイ画面
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■ エキサイトもオンラインRPG参入
ポータルサイトで知られるエキサイトもオンラインゲームに参入する。やはり韓国発のMMORPG「Priston Tale」で、すでにプレイが可能。スタッフによるデモンストレーションも、実際のプレイ環境を利用しており、別のユーザーからチャットで挨拶されるシーンもあった。
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デモンストレーション中のPriston Tale
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■ PCオンラインゲームスタジアムでは銀河英雄伝説VII
会場内の一角には、PC用オンラインゲームを集めた「PCオンラインゲームスタジアム」が開設されており、出展されたタイトルを集めた形で展示している。ここではボーステックの「銀河英雄伝説VII」がプレイ可能だった。
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各社のオンラインゲームが集まっているPCオンラインゲームスタジアム
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ボーステックの銀河英雄伝説VII。人気小説が原作のためか、常にユーザーがプレイ中だった
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■ 韓国・台湾からの出展も
日本ですでに商用・ベータ版サービスとして提供されているオンラインゲームは、海外製の物が多い。特に韓国は開発が盛んで「韓国ゲーム産業開発院」が韓国内18社ゲームを集め、会場内に出展している。オンライン対応ゲームもMMORPGだけでなく、英語学習を題材にした「エナクェスト」、対戦シューティング「SNOW HAZARD」などバラエティ豊かなラインナップだ。
また台湾製ゲームを集めた「台湾ゲーム館」も出展中。台湾国内の最大手メーカー、Soft-World International Corporationなどが出展している。
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韓国ゲーム産業開発院のブース
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こちらは台湾ゲーム館
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■ URL
東京ゲームショウ2003
http://tgs.cesa.or.jp/
(森田秀一)
2003/09/26 20:29
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