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塩田紳二の2003 International CESレポート その1
2003 International CES開催

会場となるラスベガスコンベンションセンター
 米国ラスベガスで開催される家電の総合イベント2003 International CESは、現地時間の1月9日より開催される。前日の今日8日は、プレス向けのコンファレンスと、夕方にはビルゲイツの基調講演が行なわれた。

 プレスコンファレンスは、各社が個別に行なっているが、日本メーカーでは、パイオニアや東芝、松下などが会場となるラスベガスコンベンションセンターで発表を行なった。
 ビルゲイツの基調講演は、コンベンションセンターとなりのヒルトンホテルのシアターで開催された。ここは、CESの来場者規模を考えるとあまり大きな会場ではなく、例年、一般来場者が長蛇の列をなすのだが、入れるのはごく一部。

 ゲイツ氏の講演は、昨年末のComdexでも披露した恒例のおふざけビデオで始まり、話題の中心はSPOT-Smart Personal Object Technologyである。

 また、出展者が、開催前日にプレスに対して製品を披露するDigital Experienceも市内のミラージュホテルで開催された。



開催前夜には、恒例ともなったビル・ゲイツの基調講演が行なわれた 毎年、ビルゲイツの講演の最初は、マイクロソフトのおふざけビデオ。今回は、Behind Technologyというタイトル。「インターネット成長の専門家」としてインタビューに答える形で前大統領のビルクリントンが登場

松下は、プレスコンファレンスでネットワーク家電のコンセプトであるONE:Omnifunctional Network Environmentを発表 Digital Experienceでは、発表されたばかりのBaniasプラットフォームの名前である「Centrino」(セントリノ)がはやくも紹介されていた。実際に置かれていたのは、IBMが開発中であるBanias搭載ノートPCであるThinkPad X31

関連情報

URL
  2003 International CES
  http://www.cesweb.org/


(塩田紳二)
2003/01/09 21:21
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