|
ミリ波ブロードバンドトランシーバー
|
NetWorld+Interop 2004 TokyoのNECエンジニアリングブースでは、60GHzの周波数帯を利用して最大1.5Gbpsで通信できるミリ波ブロードバンドトランシーバーが出展されていた。
60GHz帯は直進性が強く、空気中の酸素分子に吸収されやすい帯域のため、電波干渉が少なく傍受されにくい性質があるという。また、免許不要の帯域として開放されているため、手続きの必要なく対応機器を設置できる。
NECエンジリアリングでは最大100Mbpsのファーストイーサタイプ、最大1.25Gbpsのギガビットイーサタイプ、最大1.485Gbpsのハイビジョンタイプの3製品を展示。いずれも1対1で通信を行ない、伝送距離は室内用で12~60m、屋外で150~300m。イーサネットタイプは204万7,500円、ギガビットイーサタイプは262万5,000円で、ハイビジョンタイプはシステムを含めて販売する。
|
|
製品一覧
|
ブースではハイビジョンタイプを使った映像伝送デモが行なわれていた
|
■ URL
NetWorld+Interop 2004 Tokyo
http://www.interop.jp/
NECエンジニアリング
http://www.nec-eng.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.nec-eng.co.jp/press/pdf/60ghz.pdf
(甲斐祐樹)
2004/07/01 12:45
|