WIRELESS JAPAN 2004で、Wi-Fi AllianceのConsumer Electronics(CE) Task Group Chairを務めたAirgo Networks Japanの高木映児氏は、「最新の無線LAN技術MIMOの紹介と、今後の無線LANの展開」と題した講演を行なった。
無線LANの今後の展開としては、「OSやCPUなどが良い意味でも悪い意味でも決まっているPCと異なり、冷蔵庫や高機能テレビといった家電と接続するためには多岐のレイヤにまたがる相互接続性が必要になる」とコメント。デジタル機器の相互接続性確保を目的とした団体「Digital Living Network Alliance(DLNA)」を紹介し、「個人的な観点だが、独自に規格を作るのではなく、各団体のスタンダードを採用して協調できるようなまとめ方に好感を持っている」とコメントした。