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【CEATEC JAPAN 2004】 NECエレなど、無線LANを利用した画像伝送システムなどを公開 |
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このモジュールは送信機と受信機の2台1組で構成され、送信機に入力された映像を内部のMPEG-2 TS（トランスポートストリーム）エンコーダでエンコーディングし、IEEE 802.11a/b/gの無線LANで受信機に伝送、受信機内部のMPEG-2 TSデコーダでデコードし映像出力する装置。映像データのほかに、リモコン信号を無線LAN経由で伝送し、受信機からリモコン信号を発信することもできる。 無線LANチップセットにはAtheros Communications製「AR5513」を搭載、エンコーダにNECエレクトロニクスのMPEG-2 TSエンコーダ「μPD61151」を、デコーダに同社製MPEG-2 TSデコーダ「μPD61112」を採用する。 無線LANのセキュリティは機器認証によって行なわれ、特定の受信機以外では受信できないほか、エンコードの際に著作権保護機能を追加する。なお、伝送先の受信機は最大8台まで登録可能だが、複数台への同時伝送はできない。 インターフェイスは、送信機がコンポジット入力、オーディオ入力、S映像入力、D1入力を装備、受信機はコンポジット出力、オーディオ出力、S映像出力、D1出力を装備する。NECエレのブースでは、同モジュールを利用した画像伝送デモを公開している。
また、東芝ブースにおいてAV伝送用の無線LANチップセットが公開されていた。このチップセットは、IEEE 802.11aのほかQoSに対応したIEEE 802.11e、欧州の5GHz帯に対応したIEEE 802.11h、セキュリティを強化した規格IEEE 802.11iにも準拠する。CPUは「TX49H3」を搭載し、プロトコル処理までをチップセット単体で実行できるという。MPEG-2 TS伝送用のバッファ機能、リモコン信号の伝送機能を内蔵する。 なお、東芝ブースでは実機は公開されておらず、チップセット仕様と同社のホームサーバーシステムと組み合わせたイメージデモのみが公開でされていた。
■ ＵＲＬ CEATEC JAPAN 2004 http://www.ceatec.com/ NECエレクトロニクス http://www.necel.com/ 東芝 http://www.toshiba.co.jp/ （大久保有規彦） 2004/10/06 20:13 |
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