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日本無線、最大46Mbpsで通信可能なFWA製品

左が宅外装置、右が宅内装置
 NET&COM2003の展示会場では、日本無線が26GHz帯を用いたFWA(Fixed Wireless Access)製品を展示していた。製品およびサービスの具体的なリリース時期については未定だが、最大46Mbpsでのデータ伝送が可能という。

 展示されていたFWA製品は、2002年7月に開催されたWIRELESS JAPAN 2002で展示されていた宅外装置に加え、従来製品よりも小型化および高速化を図った宅内装置の2点。従来機器はNTT東日本がBフレッツ マンションタイプのオプションメニューとして提供している「FWAタイプ」に採用されている。今回展示した新型の宅内装置では無線間で60~70Mbpsでの通信が可能になり、実測では従来機種と比較して2倍となる46Mbpsでのデータ伝送が可能だという。

 本製品はNTT東日本と日本無線の共同開発によるもので、5月頃をメドに新型の宅内装置を利用したサービスをNTT東日本が発表する予定だという。サービスは従来の「FWAタイプ」とは別のサービスとして提供される見込み。


関連情報

URL
  NET&COM2003
  http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/
  関連記事:日本無線、802.11aと11bのデュアルAP、FWA製品などを展示
  http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/18/jrc.htm
  関連記事:NTT東日本、無線を利用して構内配管などに関わらずFTTHを提供するサービス
  http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/06/24/ntteast.htm
  日本無線
  http://www.jrc.co.jp/


(甲斐祐樹)
2003/02/07 20:42
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