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| 松下、同軸ケーブルや高速PLCでHD映像を家庭内で共有する技術 | |||||||||||||||||||
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これらの機器は、いずれもHD映像を家庭内で共有するためのソリューションとして展開されるもの。高い通信速度が必要なHD映像の伝送の際に、既存の同軸ケーブルや家庭内のコンセントを利用することで新たなケーブルを敷設する必要がなく、家庭内の部屋から部屋へとHD映像を配信することが可能になるという。 同軸ケーブルを利用した「HD-Coax Adapter」は、松下などが中心となって設立した同軸ケーブルによるホームネットワークのアライアンス「MoCA（Multimedia over Coax Alliance」に準拠。LANインターフェイスは1000BASE-Tをサポートし、理論値で最大250Mbps、実測でも150Mbpsの伝送速度が実現可能という。 HD-PLC Adapterは、4～28MHzの周波数帯を利用し、理論値で170Mbps、実測値で90Mbpsでの通信が可能。日本国内で現在高速PLC向けに実験開放されている2～30MHzに収まる周波数帯で利用できる。LANインターフェイスは100BASE-TX。PLC関連製品では、アダプタ以外にもHD-PLC対応のルータやネットワークカメラもプロトタイプが出展されていた。 これらの機器へ伝送するHD映像を統合管理する「HD-AVC Server」もプロトタイプが展示。各部屋までをHD-CoaxやHD-PLCで伝送し、さらに部屋内での伝送にIEEE 802.11a準拠の無線LANアダプタを利用するといったコンセプトが明示されていた。
■ ＵＲＬ 2005 International CES（英文） http://www.cesweb.org/ MoCA（英文） http://www.mocalliance.org/ 松下電器産業 http://panasonic.co.jp/ ■ 関連記事 ・ 【CEATEC JAPAN 2004】 松下、PCレスでネットワークカメラを監視可能な機器やc.LINKのデモ （甲斐祐樹） 2005/01/07 16:44 |
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