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モバイルIP Talkの端末「m107ip」
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アイピートークは、同社のプライベートセミナーで、モバイルIP電話サービス「モバイルIP Talk」のデモを公開した。会場では、現在開発中のメールやブラウザ機能も利用できた。
モバイルIP Talkは、フュージョン・コミュニケーションズのIP電話網を採用、050番号での発着信が可能なIP電話サービス。三菱電機の独自技術「HCAP(HTTP-based Conference Application Protocol)」を採用しており、動的IPアドレスやプライベートアドレスからも利用できるのが特徴。本体にはSDカードスロットを搭載し、IEEE 802.11bに準拠したシイガイズの無線LANカード「SD-Link11b」を装着することで無線LAN対応IP電話として利用できる。
会場では、4月にバージョンアップが予定されているEメール、ブラウザ機能を搭載した端末が展示されていた。ブラウザは携帯電話向けのサイトが閲覧可能で、携帯電話事業者の公式サイトは閲覧できない。同機能は開発段階とのことだが、表示速度は高速で、リンクをクリックした瞬間に次のページが表示された。
モバイルIP Talkの料金は端末レンタルの場合、初期費用が20,790円で、IP電話基本料が月額525円、端末レンタル料金が月額3,675円。一般加入電話へは3分8.4円、携帯電話・PHSへは3分40.95円、米国へは3分24円で通話できる。
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背面にはシイガイズ製のSDIO対応無線LANカードが装着
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端末には050番号が割り当てられる
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開発中のブラウザ
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メール機能も搭載
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■ URL
アイピートーク
http://www.iptalk.net/
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(甲斐祐樹)
2005/03/10 19:58
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