Broadband Watch logo
【 2009/10/09 】
【 2009/10/08 】
【 2009/10/07 】
【 2009/10/06 】
【 2009/09/24 】
フュージョン、スカイプと連携した050番号のIP電話着信デモを実施

SKYPE Gatewayの概念図

ブースに用意されたデモ環境
 Interop Tokyo 2005のフュージョン・コミュニケーションズブースでは、6月6日に発表された同社のIP電話サービス「FUSION IP-Phone」とP2P電話「スカイプ」を連携させた050番号による着信デモが行なわれている。

 スカイプでの050番号の着信デモは、ブース設置のパソコンにインストールされたスカイプに、携帯電話端末などから発信が行なわれ、実際にスカイプで通話を試すことが可能だった。050番号自体は、ゲートウェイ「SKYPE Gateway」に割り当てられており、ゲートウェイで電話着信後にスカイプへと自動で転送される。

 会場説明員によれば、「まだ開発が始まったばかり」ということで、記者が試用した範囲では1秒程度の遅延があったほか、通話音質も良好とは言えなかった。ただし、これらの点に関しては「商用化サービスまでに技術検証を重ねて、解消していく」としている。

 このほか、同社ブースではIP電話機とパソコン内に保存した電話帳を連動させた「クリックコール」や、「着信転送サービス」が参考出展されている。クリックコールは、パソコンの電話帳から発信先の電話番号を選択すると、サーバー上で通話先に発信要求を行ない、発信元のIP電話機と通話が可能になるサービス。また、着信転送サービスは、パソコンや携帯電話から着信転送の設定が可能なサービスで、オフィス宛の電話を携帯電話で着信することも可能になるという。


着信中の画面表示。開発中のため、変更になる場合もあるという クリックコールと着信転送サービスの概要図

関連情報

URL
  Interop Tokyo 2005
  http://www.interop.jp/
  フュージョン・コミュニケーションズ
  http://www.fusioncom.co.jp/

関連記事
フュージョンとスカイプがIP電話で連携。スカイプで050着信が可能に


(村松健至)
2005/06/08 17:57
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.